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2004年5月10



町内会活動が衰退傾向
若者参加などが課題
名寄市西町3区アカシヤ大学は会員高齢で休講

  【名寄】名寄市西町3区町内会(完土昭二会長)は16年度、会員の高齢化などを理由に、同町内会が独自に開設してきたアカシヤ大学を一時休講することを決めた。昭和53年からの長い歴史を持つ同大学の休講に、代表を務める完土会長は「残念なことだが、少子高齢化の時代には逆らえない。しかし、活動の兆しが見えた時は事業を再開したい」と語っている。
  同町内会は、51年に建設した町内会館「アカシヤ会館」の有効活用と、町内会員の教養と親睦にと、53年からアカシヤ大学を開設。「地域社会教育活動」を基本方針に、交通安全、健康、福祉など、幅広いジャンルの講師を招き講座を実施してきた。4年制過程とし、全国的にも珍しい社会人学級だった。
 会員が一丸となって積極的な活動を展開した功績が認められ、59年に名寄市文化奨励賞を受賞。さらに平成12年から5年間、町内会独自事業としてアカシヤ大学の中でホームヘルパー三級課程習得講座に取り組み、画期的な企画としてテレビなどに取り上げられ、大きな反響を受けるなど、市内79町内会の先頭に立って活動を進めてきた。
 一時休講は、会員の減少と高齢化、各種講座の受講者減少が理由。また、5年間取り組んできたホームヘルパー養成講座以外は若者の受講がほとんどなく、講座内容に行き詰まりを感じ、大学運営委員会や役員会の中で、当分の間、大学を休講することを決めた。
 完土会長は「ホームヘルパー講座は5年間で126人を養成するなど、会員が一丸になっていろいろな活動を展開してきた。町内外の関係機関にも多くの支援・協力をいただきながら頑張って活動を続けてきたが、講座を設けても受講者がいなければ始まらないので、休講は仕方のないこと。新たな活動が出てきた時には大学の事業として再開したい」とコメント。
  同町内会に限らず、市内の各町内会についても少子高齢化の影響は大きく、活動やイベントの企画・実施などは高齢者によるものが多くなっているのが実情。加えて、若者の参加がほとんどない状態で、各町内会とも活動が衰退傾向にある。
 一部の町内会では、名寄市社会福祉協議会が実施主体の町内会ネットワーク事業を有効活用。高齢化や核家族化の進行、家族機能の変化など、公的サービスだけでは補えない部分を、町内会単位の日常的な支え合いでカバーするもので、地域の高齢者と子供の交流、旅行会など、工夫を凝らした活動を展開して、地域を盛り上げようと積極的に動いている町内会も。
 しかし、今後さらに高齢化が進むことが予想されるだけではなく、町内会活動推進に貴重な存在となる若者も減っている中、まちづくりの基本となる町内会活動の在り方は大きな課題で、早急な対応が求められる。

[ 2004-05-10-17:00 ]

成果発揮し任務遂行
名寄駐屯地第2次イラク派遣・4高群の5人を激励

  【名寄】陸上自衛隊名寄駐屯地(司令代理・門司佳久第4高射特科群長)の第2次イラク復興支援派遣隊員の壮行会が、10日午前10時から同駐屯地屋内訓練場で開かれ、派遣隊員5人の任務遂行と安全を祈願した。
 2月からイラク南部サマワで、復興支援活動に当たっている第1次部隊と交代する第2次部隊(約480人)の第1陣約140人が8日、イラクの隣国クエートに向け出発。名寄に駐屯する第4高射特科群からも隊員5人が参加、5月中旬から下旬にかけての第2陣、第3陣に分かれに派遣される見込み。
  派遣期間は約3カ月で、現地では主に炊事作業に当たるという。一方、第1次部隊に参加の名寄駐屯地隊員約120人は、5月17日以降に順次、帰還する予定。
 壮行会は同駐屯地隊員、家族ら約600人が出席。門司司令代理が「いよいよ出発の時を迎えた。日中は40度を超す暑さというが、健康には十分気を付け、名寄駐屯地隊員代表としての誇りを胸に、任務を遂行してほしい。諸官らの健闘を祈る」とあいさつ。
 吉田美枝子名寄自衛隊協力婦人会長から隊員に花束、Tシャツ、千羽鶴が手渡され、派遣隊員代表の西尾博幸2曹が「現地では暑さに負けず、6カ月間の訓練成果を発揮し、任務遂行に努めます」と力強く抱負を述べた。

(写真=家族、関係者から激励を受けた、イラクへ派遣される隊員)

[ 2004-05-10-17:00 ]

共立トラストで保存を
下川の木材事務所跡・貴重な建築様式残す

 【下川】町内緑町の旧共立木材事務所兼住宅(町所有)を保存、活用していく計画が進められている。近く「共立トラスト」を設立、所有者の町とパートナーシップ協定を結び共有財産として次代に引き継ぐ方針だ。
産業クラスター・グラウンドデザインプロジェクト(代表・蓑島とも子さん)の中で検討されている取り組み。建物は、昭和3年ころ大工の棟りょうだった蓑島平助さんによってサンル地区に建築された。同地区では小学校へ通う子供たちを預かる施設を兼用していた。その後、現在地に移転され、木材会社の事務所となった。数回の増改築が行われたが、建物の基本構造は変わっていない。
構造は木造軸工法。小屋裏の梁(はり)、桁(けた)は、チョウナと呼ばれる大型手おの仕上げ。炉を切った部屋が二つ、縁側の間には雪見障子。貫(ぬき)や子舞竹を使った伝統的な土壁も一部残る。
木材の町として栄えた古い時代の建築の特徴が残る町内では唯一の建物。古い景観を持つ建築物の中に新しい価値を見いだし、所有者の町とパートナーシップを結び、共有財産として次代に引き継ぐため、「共立トラスト」の設立を急ぐことに。一般町民にも参加を呼び掛けていく。

(写真=町ぐるみで維持、保存を進める旧共立木材の事務所兼住宅)

[ 2004-05-10-17:00 ]

 

10キロで小口選手優勝
風連〜名寄憲法ロード・鍛えた健脚競う

  【風連・名寄】第52回風連・名寄間憲法記念ロードレースが11日、風連町と名寄市間で開かれた。名寄地方の陸上競技開幕を告げる大会で、地元を中心に388人がエントリー、日ごろ培った健脚を競った。一般男子A10キロは、陸上自衛隊名寄駐屯地3普連の小口兼司選手が31分25秒のタイムで優勝した。
  風連町、名寄市の両教育委員会が主催、道北陸上競技会名寄支部が主管。開会式の後、午前9時半に風連中学校(10キロ)、東風連小学校(6キロ)、名寄高校(3キロ)をスタート、ゴールの名寄南広場を目指した。
  絶好のコンディションに恵まれ、マイペースでゴールを目指す親子、自己記録の更新を目指して力走をみせる選手など、いつもながらの大会光景が見られた。
  参加者中最年長者は、一般男子E6キロの部に出場した、旭川市在住の白倉孝平さん(81)。 白倉さんは北海道中高齢走者協会連合会長、旭川市走ろう会名誉会長を務め、北海道市民マラソン大会の創設者でもあり、市民マラソン界のパイオニア的存在。79歳の時にフルマラソンを走破し、現在も年間、道内で開催される20大会ほどに参加するという健脚の持ち主。憲法記念ロードレースは昭和50年台から毎年参加。「マラソンの魅力は実際に走った者にしか味わえないが、緊張感の中、スタートし、苦しさを乗り越えてゴールしたときの優越感はたまらない。全道的に競技人口が減少しつつあることは残念だが、これからも健康のためにマラソンを楽しみたい」とゴール後、笑顔で語った。
各組1位は次の通り。

10キロ
中学生男子 三井貴仁(香深)39.03 高校男子 向宏大(和寒)35.36
一般男子A 小口兼司(3普連)31.25 女子 植田マミ子(名寄走ろう会)45.03
6キロ
小学生男子 川村雄太(和寒小)25.56 小学生女子 末吉織圭(名寄豊西)28.56
一般男子B 野村智幸(旭川市)19.09 一般男子C 高崎秀雄(音威子府小)22.03
一般男子D 寺本栄一(江別)20.57

一般男子E 森利口忠紀(ときめきMC)22.25

中学女子 武蔵優衣(鷹栖)24.39 高校女子 長尾麻衣(和寒)24.18
一般女子A 松本亜美(旭川)27.05 一般女子B 高山道恵(士別グランドホテル)25.26
3キロ
オープン 大塚裕之(風連中)12.23  

(写真=快晴の下、健脚を発揮するランナーたち)

[ 2004-05-10-17:00 ]



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