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2004年3月9



9月議会までに態度表明
改選期を迎える島市長
名寄市議会の代表質問・合併投票は消極的
 【名寄】市議会定例会は、8日午後から熊谷吉正議員(市民連合)、武田利昭議員(清風クラブ)が代表質問で理事者の考えをただした。今年は市長の改選期に当たり、熊谷議員の再質問で去就を明らかにするよう求められた島多慶志市長は「課題が山積しており、残された期間をしっかり対応し、6月か9月の議会に態度を明らかにしたい」と答えたほか、合併の住民投票については消極的な姿勢を示した。
 熊谷議員は島市政の2期目の総括を求めた。
 島市長は「地方分権が強まり、財源が明確にならないなど厳しい環境だが、市民の夢を現実とするため、今日まで全力で走ってきた」。
 予算編成の中で合併と今後の広域行政、環境基本条例の制定などについて。
 島市長は「合併説明会は、市民の出席率が低調だった。補完する意味で報道などにより情報を提供。精力的に進めてきた広域行政は、合併が行われたとしても、進めていく必要がある。環境条例の制定は、成果の上がるよう検討を進めたい」。
 16年度主要施策で、病院問題、仮称・名寄大学の準備状況と課題をただした。
 島市長は「市立病院の医師は当面、総合内科という形で影響がでないよう対応。新規患者は総合内科で受診してもらい、対応が不足するケースは、専門病院など紹介していく。東病院は71人体制で診療。職員研修やスタッフ会議を開催、診療の充実を図っている。2カ月が経過し、1日当たり入院59人の計画に対し58人、外来35人に対し21人となっており、その後も同様な利用状況だ。名寄大学が軌道に乗ると、独立行政法人に移行することも考えられる。これらを踏まえて経営基盤をしっかりとしていかなければならない。福祉学科は特殊教育にかかわる教員免許付与を与えるよう検討したい」。
 教育行政で、小中学校の大規模改修と校区の再編などについて。
 藤原忠教育長は「学級数は増える見通しはない。大規模改修を複数校で行うのは財政面からも難しい。児童の減少に伴い、校区の変更も大切だが、子供や父母の考え方もあり難しい」。
 武田議員は、公共施設の指定管理制度の取り組みを求めた。
 島市長は「地方自治法の改正で、市の公共施設も市が指定する管理者が行うことができ、民間でも指定を受けることが可能。民間のノウハウを取り入れ、経費の節減にも結び付くことから、新たな行財政改革委員会で検討、実施に向けて対応したい」。
 中心市街地活性化対策で、産業まつりの中心市街地開催、商店街づくりの条件を。
 島市長は「中心市街地のにぎわいをどうつくるかが課題。産業まつりは現在、浅江島公園で実施。場所は実行委員会も組織されているだけに協議したい。活性化の基本計画などは協議の最中。この中でいかに魅力を盛り込むかが課題」。
 道北地域観光の行方で、若者たちのイベントに向けた支援の考え方を。
島市長は「先日、スノーボードのビックエアーショーが開催された。地元出身のプロが3人おり、国内の有名選手を招へいした。今後とも若者の力が発揮されるこの種のイベントや企画にしっかり支援をしたい」。
 教育問題で名寄農業高校の今後を質問。
 藤原教育長は「当面は生徒の増を望むことは難しい。しかし、歴史や名寄地方の基幹産業が農業であることを考慮すると、道教委には存続の考えを強く発信する」と答えた。

大学の教員確保ただす
市議会の一般質問・看護学科は難しい状況

 【名寄】市議会の9日午前中は、斉藤晃議員(共産)、渡辺正尚議員(まちづくり)が一般質問で理事者の考えをただした。
 斉藤議員は16年度の予算執行で、憲法擁護の姿勢、交付税の減額に反対の声を、福祉条例の設置など求めた。
 島多慶志市長は「時代の流れに合わせた憲法改正はやぶさかではない。交付税の減額によって、自己責任自己決定ができなくなってきている。総合計画はローリングによって実施してきた。16年度は財源対策債も含めた交付税が削減され、市民要望に応えられない事業も出てきた。その中にはごみ収集車、最終処分場のブルドーザー更新などがあり、更新を先送りする中で民間委託も含めた検討をしていく。また、緑丘第2団地跡地の利用も持ち越した。福祉条例は設置に向けて、16年度で検討をしていきたい」。
 市町村合併で「地域振興計画を住民に示し、合意を得てから法定協議会に移行すべきで、法定協議会の立ち上げを急ぐべきではない」と主張。
 島市長は「風連、名寄でほぼ固まったが、将来はさらに枠組みが広がることが予想される。名寄と風連が総合計画を持ち寄って、どのような柱を作っていくか課題。法定協議会の中で新市の建設計画を策定していくが、この計画に時間を費やすため、できるだけ早く、法定協議会を立ち上げたい」。
 渡辺議員は教育環境の整備で、小中学校の将来像、高校の教育環境を質問。
 今裕教育部長は「3小中学校校舎の耐力度調査を計画しているが、大規模改修は財政面で難しい。今後、学校の再編や統合を視野に入れ検討していく。高校の適正配置で、名寄では将来像検討協議会を設置。これまで検討を重ねてきたが、その報告を待って道教委に情報を発信する」。
 短大の4大化で、実施設計に対する教員と市の設計担当職員、設計業者との連携、教員の募集などただした。
 中尾裕二短大事務局長は「昨年暮れから設計業者が、学内で作業を進めており、現在は備品の配置で詰めの作業に入っている。旧恵陵高校部分についても全学的な調整を行っている。教員の募集は1月に行う予定だったが、2月にずれ込んだ。公募方式を採用しているが、実際は個別に対応するケースが多い。9月までに教員の選考を終えるが、実施設計の仕上がりも同様の時期と考えている」。
 渡辺議員は再質問で「教員がそろわなければ、開学を1年遅らせるのか」。
島市長は「看護学科は全国的に4大化に移行。情報収集を行った結果、教員確保は難しい。最悪の場合、国公立大学の退職者で対応する」。

[ 2004-03-09-16:45 ]

人間関係を大切に
美深でまちづくり職員研修

 【美深】町は、8日午後5時から町役場でまちづくり職員研修会を開き、町職員たちがより良い地域づくりなどについて学んだ。
 明るいまちづくりに対する職員の意識向上などを図ろうと毎年、実施。昭和34年から美深町、49年からは当時の石狩町に職員として勤務。現在は、石狩市商工会議所事務局長を務める渡辺信善さんを講師として招き、職員72人が参加した。
 テーマは「これからのまちづくり」。渡辺さんは、人間関係を大切にすることが活発で明るいまちづくりにつながることを強調。「魅力ある地域をつくっていくのに最も必要なのは、職員の頑張り。職場で信頼できる人間関係づくりをすると、良い環境で仕事ができるようになり、良い仕事をすることで明るいまちづくりができる。休日に職員が地域行事に積極的に参加、住民との人間関係を築き上げていくことも大事。D(できること)N(仲間意識)A(遊び心)を持って取り組んでほしい」などとポイントを説明した。
 職員たちは、仕事の参考にと真剣な表情で講演に耳を傾けた。

(写真=職員72人が参加した美深のまちづくり研修会)

[ 2004-03-09-16:45 ]

国の計画承認後に解散
風連町中心市街地活性化審議会・TMOで経過報告も

 【風連】風連町中心市街地活性化基本計画策定審議会が、8日午後1時半から町内仲町のふれあいプラザで開かれた。
 審議会は商工業、行政区、地域団体などの代表23人で構成。柿川弘町長が「長い時間をかけ中心市街地活性化基本計画を策定。現在、国の審査を受けている。民間活力で商業振興が進み、TMO設立が決まった。住民の力で活性化させる機運が高まっている。これを生かし一層の活性化を図ってもらいたい」。富永紀治風連町商工会長が「商工会は行政に依存せず、できることから始めようと取り組んでいる。TMO設置を契機に、官民一体となってより良い地域づくりを進めたい」とあいさつ。
 昨年末で任期(1年)が満了し、委嘱状が交付され、役員には委員長に関口三郎さん(風連町市街地行政区・町内会連合会)、副委員長に山崎林治さん(風連町社会福祉協議会)を再任。
 基本計画の概略、「れいら」「ふれあいプラザ」を対象にした小規模事業経営支援事業の経過、町と商工会による第3セクター方式のTMOでは12日に出資に関する説明会を開き、3月中に設立し、4月1日の登記を目指すとのことなどが報告された。
 国の基本計画承認を受け、審議会は解散、新組織をつくり中心市街地活性化に協力することも確認した。また、中心市街地のイメージカラーを協議したが、TMO設立後の各種調査で、調べてもらうことにした。

[ 2004-03-09-16:45 ]

 

主体的に地域を想像
下川でバイオセミ・今井さんら3人が講師

  【下川】地域学「しもかわ学会」のバイオリージョンズセミが、8日午後6時半から公民館で開かれた。
 谷一之同学会運営委員長ら10人が参加。事務局の我孫子洋昌さんが「学会のメンバーによる自主セミです。昨年、産業クラスター21.5世紀創造プロジェクトがしもかわ学会に仲間入り。きょうはこのプロジェクトが、どんな動きをしているのか、理解を深めたい」とあいさつ。
 同プロジェクトの今井宏さん、南邦彦さん、小峰博之さんがこれまでの取り組みをスピーチ。今井さんは「バイオリージョンズとは何だろう」がテーマ。「主体的に地域創造に取り組もうとする住民の集まり。その人の関心あることがテーマとなり、たまたま私はエミューだった。モンタナ、モンゴルを結ぶ自然科学を研究中」など。
 南さんは「一の橋をどうとらえ、コミュニティービズネスを創造するか。ノースティック財団の助成を受け、休校中の学校活用など先進地視察も実施中。NPOのような組織立ち上げの必要性もある」など。
 小峰さんは「エミュー、モンゴル、モンタナを結ぶ研究活動に参加。学校の交流などが進行中。下川は自分たちの変わった活動を、抵抗なく受け入れてくれる所。一の橋に骨を埋めるつもり」などと語った。
 意見交換も行われ「3人が目指すものはかなり難しいが、可能性を感じる」「この3人が一の橋にいなければ、地域の様相が違っていただろう」などの声があった。

(写真=一の橋の取り組みも紹介のバイオリージョンズセミ)

[ 2004-03-09-16:45 ]



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