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2004年3月1



合併は当面、風連町と協議
大学は18年開学へ準備
名寄市議会定例会・市長が市政執行方針

 【名寄】名寄市議会第1回定例会が、1日午前10時に開会した。会期は16日(2〜7日は休会)まで。16年度の市政執行方針で島多慶志市長は「長期的な視点に立ち、100年の歴史の中で培ってきた資源を積極的に活用、市町村合併ならびに人口の減少を食い止める施策を視野に入れ、なよろ2世紀のまちづくりを市民との協働で進めていく」と課題が山積する中、市民の英知結集で活力ある町づくりを強調。藤原忠教育長が教育行政執行方針を述べた。
  各執行方針は以下の通り(抜粋)
 ◇市政執行方針◇
 市政推進の基本的な考え方 厳しい財政状況の中、行財政改革の着実な推進と堅実な運営に努め、第4次総合計画後期計画の推進に当たって補助事業の確保、過疎債の適用など適切な施策の選択を図る。経済活動の活発化、交流人口の拡大などを図ることができる道立サンピラーパーク事業は18年度の一部開園を目指す。新しいまちづくりの方策として、今後の高齢社会を支える保健・医療・福祉などの分野の人材を育成するため、仮称・市立名寄大学の校舎整備を実施、18年度の開学に向け準備を進める。
 16年度の予算編成各会計予算案は、地域経済・雇用確保に配慮しつつ、産業振興基盤の整備、観光資源の拡充、市立名寄大学の校舎整備、公共施設の大型補修、体育施設の整備、さらに次世代育成支援行動計画、男女共同参画行動計画などの策定にも取り組み、総合計画策定の中で議論したさまざまな事業をできるだけ多く盛り込んで編成した。
 公開と参加でつくるまちづくり 16年度も行財政改革実施委員会を中心に職場議論を重ね、改革を推進。事務事業の評価は主要事業全体に広げ、市民への説明責任の充実、成果重視の行政運営、職員の意識改革などを進める。名寄市情報通信高速ネットワークの利活用を推進、財務会計、電子決済などの行政内部情報システムを構築、行政の簡素・効率化を図る。市町村合併では、下川町が住民アンケートを実施し、最終判断をする方向と聞いており、当面、風連町との1町1市による協議を進め、15年度内に法定協議会を設立、合併特例法期限内の合併に向け全力で取り組む。
 みんなで助け合い健康で安心して暮らせるまちづくり 市立病院の診療体制は、旭川医大第一内科から派遣の循環器呼吸器内科の医師2人が3月末で退職、および転出。大学医局内での人材確保が困難で、補充が不可能な状況。さらに残り3人の医師も、6月末までに派遣できなくなる旨の通知を受けた。引き続き、派遣要請をしているが、難しい。同科担当の専門医の確保に向け、道内各医大をはじめ各関係に要請しているが、厳しい状況。今後も安心して暮らせる医療供給体制の確立と経営健全化に努める。名寄東病院は地域住民のニーズに応えた医療施設として、関係機関と連携を図り充実に当たる。
 魅力と活力ある産業が育むまちづくり 農業・農村を元気にしていくことが、名寄市発展の原動力になると考え、第2次名寄市農業・農村振興計画に基づき各種農業施策を推進。クリーン農業では、16年度から長ネギ、トマトにも取り組むなど安心、安全な作物生産が拡大できるよう指導。公設市場は、丸鱗名寄魚菜卸売市場株式会社が再建計画を立て経営努力を続けており、16年度から5年間に限り、使用料を1000分の3.5軽減する。ピヤシリ山頂2キロの登山道は、16年度から自動車の乗り入れを規制するためゲートを閉鎖、登山専用道としていく。

 ◇教育行政執行方針◇
 学校教育では地域イントラネットの整備を通して、学校間や生涯学習関連施設との情報共有化を図るシステムを導入することと併せ、児童生徒が適切な情報を主体的に選択し、活用する能力などの育成に努める。男女共同参画推進行動計画策定へ、広く市民の意見を反映させるため、公募市民など15人で組織する計画策定市民委員会を3月に設置。市立図書館は電算化により蔵書管理の効率化を図り、利用者サービスの拡大に努める。

[ 2004-03-01-17:00 ]

名寄市と合併を推進
風連町で全町説明会・町長が積極姿勢示す

 【風連】市町村合併全町説明会が、29日午後6時から福祉センターで開かれた。風連町を取り巻く合併問題の現状説明で、柿川弘町長は「合併するなら、恩恵があるうちにしたい。風連町は仮に名寄市との2市町合併でも推進していく」と前向きな姿勢を示した。
 行政区長会で合併問題の勉強会を開いた際、「行政から聞く話と、住民の間で話されている内容が違う。正しい認識を持ってもらわなければならない」との指摘があり、急きょ開いたもの。町議会市町村合併問題調査特別委員会(川村正彦委員長)が、27日に合併にかかる基本姿勢をまとめたこともあり、町と町議会の共催で開催。
 会場には、合併問題の説明会では最多の120人が訪れた。柿川町長は「今回の説明会は、状況報告と位置付けている。今後、下川町の対応も明らかになり、枠組みも決まる。その時点で、より具体的な町民説明と議論の場を持ちたい」。中野秀敏町議会議長は「上川北部6市町村任意合併協議会の解散後、風連町でも新たな枠組みを模索。名寄市長の要請も受け、3市町で合併議論を進めることに。町議会として基本姿勢を持つべきと、27日にまとめ、町長に説明、大筋の了承を得た」とあいさつ。
 町側から任意合併協議会解散後の動向、名寄市が示した基本構想、風連町の動きなどが説明された。川村委員長は特別委員会がまとめた6項目の基本姿勢と、「合併するのであれば、現行法の17年3月までのメリットを含めると理想的」と報告した。
 柿川町長は「3日に3市町の理事者が集まる。その中で、今後の枠組みが決まるものとみられている。風連町は仮に2市町合併でも積極的に進め、町長として対等な合併になるよう全力を尽くしたい。時間がないことから、3月中に法定協議会設置を目指し、議決を得るようにしたい」とも。
 町民から質問は少なく、「財政は厳しく、対等合併は難しいように思うが、本当に対等合併できる根拠があるのか」の質問も。川村委員長は「議会で行政改革の効果や、現実的な住民負担を盛り込んだ単独選択の財政シミュレーションを作ることにした。難しい問題も含まれるが、住民に対し説得力のあるものを作ろうと努力している。その中で、対等合併に必要な状況なども盛り込みたい」と答えた。

(写真=町民にこれまでの経過や町の意向を示した全町説明会)

[ 2004-03-01-17:00 ]

原木積み勇壮な馬搬
下川で昔の林業を体験・10人がエコ山仕事

 【下川】バチに原木を積んだ馬が、雪道を勇壮に進む。懐かしい馬搬作業が、29日午前10時から五味温泉裏の「体験の森」で行われた。
 さーくる森人類主催の「すくもり2004・冬」の一環。テーマは「昔の山仕事」。エコでスローな山仕事を体験、次の世代に引き継ぐのが目的。東京、札幌、和寒、名寄、美深などから男女10人が参加。27日は午後7時から西町、小日向昭さんの「B&B」に集合。共栄町、小滝重之さんから昔の山仕事の様子を聞いた。
 28日は午前9時から「体験の森」で手のこによるカラマツの間伐作業。直径20〜30センチのカラマツ5本を伐木。1メートルの雪を掘り、のこを入れた。長さ3メートルに切り、トビ、ガンタを使って土場に積み上げ。
 馬搬には町内の牧場主が協力。4歳の雌馬がバチと一緒に大型トラックで五味温泉駐車場へ。早速、バチに原木を積み込む作業。「リン棒が斜めで危険」「トウケンを押さえて」「ガッチャをもっとしっかり」など昔の専門用語がポンポン。馬やトビなどに触るのは初めての人たちばかり。「難しいけど、楽しいね」と大喜び。
 東京から参加の佐久間健さん(49)は「馬は大きくて温かい。作業がとても静かですね」と感激の表情。森人類では、搬出材でツリーハウスづくりを進めるほか、馬搬作業を冬の体験ツアーの定番にしたい考え。

(写真=間伐から馬による原木搬出まで行った、すくもり冬)

[ 2004-03-01-17:00 ]

 

自ら選んだ道へ期待
本紙管内の6高校・485人が学び舎を巣立つ

 本紙管内の道立高校で1日、一斉に卒業式が行われた。名寄高校(古湊敬子校長、生徒470人)では午前10時から卒業式が行われ、154人が思い出深い学び舎を巣立った。
 吹奏楽部の演奏と出席者の拍手に迎えられ、卒業生が入場。君が代斉唱と学事報告の後、卒業証書の授与。担任の教諭から卒業生の名前が呼ばれ、古湊校長から「高校生活3年間」という重みの感じられる卒業証書を受け取った。
 古湊校長は「単に高校生活が終了する日ではなく、より高い次元への出発の日。人間らしく、自分らしく生きるため『集中之行』を胸に努力し続けてほしい」と式辞。金野麻里菜学友会長が「文武両道の先輩たちを見本に、築き上げてきた伝統を受け継ぎ、後輩に伝えていきます」と送辞。出口大貴前学友会長が「自分自身にうそのない、胸を張っていける人間になりたい。これからは平たんな道ではないかもしれない。後ろを振り返り、迷惑をかけるかもしれないが、自分の力で歩いていこうと思う」と答辞を述べた。卒業生全員が感謝の気持ちを込めて「贈る言葉」を歌い、担任教諭へプレゼントを贈った。
 このほか管内では名寄光凌144人、名寄農業37人、下川商業45人、美深51人、風連54人が卒業。友や教職員との別れを惜しみながら、自ら選んだ道への期待で胸を膨らませ旅立った。

(写真=名寄高校で校長から卒業証書を受け取る生徒)

[ 2004-03-01-17:00 ]



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