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2004年2月1



桜の苗木ありがとう
モンゴルから礼状・下川の小田原さんに

 【下川】町内一の橋、小田原喜代吉さん(76)に、モンゴルの首都・ウランバートルの第92学校のSH・ツェベルマー校長から礼状と写真などが届いた。昨年秋、下川からフジザクラの苗木を贈ったことに対するもので、「桜は厳しい環境でも大丈夫。私の元気なうちに咲いてくれるでしょう」と小田原さんは明るい表情だ。
 同校と下川のつながりは、米国のモンタナ州、下川のエミュー牧場、モンゴル国内の小さな村を結ぶバイオリージョンズプログラムの中で生まれた。一の橋在住の漫画家、小峰博之さん(27)が同校を訪問。昨年八月中旬には同校の日本語教師、アリウンジャル・ガルさんが下川に滞在、町内小中学校を訪れるなど交流を深めた。
 9月末に帰国の際、交流活動に協賛して小田原さんが、アリウーナーさんに自宅の庭で育てたフジザクラの苗木10本をプレゼント。持ち帰った後、早速、同校の正面玄関前に植えられた。
 礼状や民芸品は、このほど同校を訪れたエミュー牧場の今井宏さんが、ツェベルマー校長から託されたもの。礼状は英文で「小田原様。私たちの学校はウランバートル市の校外にあり、2000人を超える生徒と、90人の教師がおり、10年間の学校教育を行っています。昨年、2〜5年生のクラスの教育課程で日本語を取り入れたところ、生徒は興味津々で日本語を学んでいます。たくさんの桜の木をいただきとても感謝しています。生徒は木を植え、春が待ち遠しくてしようがないようです。ただ、桜がモンゴルの寒い気候に耐えられるか心配しています。子供たちは、まず一番に木の世話をしてくれます」などと感謝を込めた内容。
 合わせてモンゴルの民俗舞踊と遊牧民の家(ゲル)の写真、それにモンゴルの民芸品であるヒツジなどの毛で作った上履き1足が届いた。
 フジザクラは、富士山の北側のふもとだけに咲く特殊な桜。花びらは小さく、マメザクラの別名も。小田原さんは「花は白、赤、ピンクに変化します。秋には葉が真っ赤になり、とても見事。寒さには強いので、モンゴルでも全く問題ありません。3年後には花が咲いてくれるでしょう」。小峰さんも「うまく根付いてくれたら、交流のシンボルとなるでしょう」と、フジザクラがモンゴルと下川の交流の懸け橋になってくれることを期待している。
 
(写真=今井さんに託された礼状、写真、記念品を手にする右から小田原さん、小峰さん)

[ 2004-02-01-17:30 ]

有限会社を設立し運営
ポポちゃんハウス・商工業者の出資募る

 【風連】風連町商工会(富永紀治会長)、風連町商工業協同組合(小田桐修一理事長)が、町内本町で開設した共同実験店舗「ポポちゃんハウス」は、有限会社を設立して運営することになった。有限会社の設立発起人会(安澤正代表、10人)は現在、町内の商工業者に出資を募っている。順調に進めば、2月中には設立総会を開くことになりそう。
 ポポちゃんハウスは昨年10月にオープン。プレハブ2階建てで、今後の商業振興のため、消費動向などを把握することなどを目的に、鮮魚や食料品などを販売。昨年12月までは毎週平均2日から3日の開設で、1日当たり100人から200人の来客があった。
 商工会と商工業協同組合では、この実験店舗を発展させようと、23日に説明会を開くとともに、資本金500万円から600万円の有限会社の設立を決め、発起人会を立ち上げた。
 このほど、第1回の発起人会が開かれ、発起人代表に、説明会で仮代表を務めた安澤さんを選んだ。
 有限会社設立に向けて、1月中に出資者と出資額を決定、2月第1週に定款認証や、出資金の振り込みなどをし、早ければ第3週で設立総会を開きたい方針。
 発起人会では「店舗には、薬品関連や食料品を中心に、高齢者など多くの人が利用してもらえるような構成にしたい」と話している。

[ 2004-02-01-17:30 ]

地域福祉の輪が拡大
名寄市町内会ネットワーク・半数の38町内会が実践

 【名寄】名寄市社会福祉協議会は、町内会ネットワーク事業を展開している。普及効果と地域で支え合う市民意識が育ってきたことから、同事業に取り組んでいる町内会は、15年度で約半数の38町内会にまで増え、地域福祉の輪が広まってきている。
 ネットワークは、公的サービスだけでは補えない部分を、町内会単位の日常的な支え合いでカバーしようというもの。高齢化、核家族化が進行、家族機能の変化、希薄になりつつある地域との結び付きなどが背景に。
 社会福祉協議会の補助金を基に、各町内会役員や民生委員などでチームを組織。独居高齢者宅や要援護世帯などを対象に、住民の安否などを確認する訪問・声掛け活動を基本に、食事会・茶話会、除雪ボランティア、買い物など生活支援活動、ふれあい・いきいきサロン活動、自立支援・介護予防事業などに取り組んでいる。家に閉じこもりがちな高齢者に、積極的に屋外での活動参加を促し、健康維持や心の交流も図っている。
 名寄では平成5年度に6町内会をモデル町内会として、ネットワーク事業をスタート。町内会役員を対象とした説明会などを通じ、ネットワーク事業の普及を図り、地域支援の輪は年々拡大。11年度は35町内会、15年度には全79町内会中、約50%に相当する38町内会がネットワーク事業に当たっており、来年度も新たに活動を始める町内会が増える見通しだ。
 町内会によっては、地域の高齢者と幼稚園児が共に交流したり、旅行会を開いたりするなど、工夫を凝らした活動を展開。名寄のネットワーク事業に関心を示した道内外の福祉関係機関などが視察に訪れた経緯も。
 社会福祉協議会地域福祉係は「何かあった場合、対応できるのが町内会単位のネットワーク。その基盤づくりをさらに推進するとともに、これまでの高齢者、障害者などを中心とした取り組み内容に加え、子育て支援などにも目を向けた活動が求められ、検討していきたい」としている。

[ 2004-02-01-17:30 ]

単独の新財政シミュ
風連町議会合併特別委・内容精査し作業急ぐ

 【風連】町議会市町村合併問題特別委員会の小委員会(川村正彦委員長)は、単独の道を選択した場合の財政シミュレーションを新たに作成する。市町村合併問題の住民判断として、より内容を精査し、行財政改革の取り組み分などを盛り込んだものとし、新年度の予算骨格が見えてから作業を急ぐ考えだ。
 町は昨年、市町村合併の住民説明資料として単独を選択した場合の財政シミュレーションを、上川北部6市町村任意合併協議会と同じ基準で作った。内容は、17年度から32年度まで単年度実質収支は赤字が続き、当初1億円台の赤字は徐々に縮小するものの、32年度で累積赤字が14億3376万円になった。
 特別委員会では、町が検討を進めている行財政改革を実施し、住民負担などを盛り込んだ財政シミュレーションで、単独を選択した場合の資料で、町民判断を求めるべきでは―と指摘があった。このため、小委員会(川村正彦委員長・委員6人)を設け、町総務課と連携し、新しい財政シミュレーションを作成することにしたもの。
 昨年12月に開いた第1回小委員会で、風連町行財政改革検討委員会から出された議会経費の節減策として議員定数の2人削減の想定など、シミュレーション作成に向けた基本的な考えを確認した。その後、町では新年度予算編成に入ったことや、上川北部6市町村任意合併協議会が解散したこと、島多慶志名寄市長が、風連町と下川町を加えた3市町の合併協議を申し入れたことなどから、作業は進んでいない。
 川村委員長は「新たな3市町の合併では、3月に法定協議会移行の議決を得たいとのこと。シミュレーションには、今後の事業動向を加味したい意向があり、新年度予算の骨格がまとまらなければ作業は進められない。住民が将来を判断する重要な材料の一つで、厳しい内容になると思うが、納得できるものを作りたい」と話す。

[ 2004-02-01-17:30 ]



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