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2004年1月31



名寄駐屯地からもイラク派遣
壮行会で家族らが激励
粛々と任務達成誓う

 【名寄】陸上自衛隊名寄駐屯地(番匠幸一郎司令)のイラク派遣隊員の壮行会が、31日午前10時から同駐屯地で開かれた。出席した家族や関係者、同僚隊員たちが見守る中、派遣隊員はイラクでの復興支援活動に向け、気持ちを引き締めた。昼食会も開かれ、食事を囲みながら一時の別れを惜しんだ。
 昨年12月下旬の航空自衛隊に続き、1月16日、陸上自衛隊先遣隊約30人がイラク入り。派遣先の南部サマワで本隊受け入れの環境整備などに当たっている。政府は1月23日、一部帰国した先遣隊からの現地報告を受けて、陸自本隊の派遣を決定した。そして3日には陸自第二師団を主力とする第一陣約80人が、現地へ出発する運びとなっている。
 一方、派遣隊員を抱えることになった名寄では、1月19日に名寄駐屯地隊区イラク派遣自衛隊員留守家族支援本部(島多慶志市長)を設置した。派遣隊員の家族を、民間や行政が支援するもの。商工会館内に相談コーナーを設け、各種生活相談を受け付けている。
 壮行会の出席者によると、式典は緊張感が漂う中挙行された。派遣隊員一人一人が紹介され、自衛隊協力諸団体から激励の言葉や千羽鶴などを受け、任務の遂行と安全を誓った。各派遣隊の代表者が決意を述べ、番匠司令は、粛々と任務を果たしてきます―と、地域住民へ感謝の気持ちを込めてあいさつしたという。
 壮行会終了後、日の丸の小旗を手に持った出席者たちに見送られ、派遣隊員は約20台の装甲車に分乗、第2師団司令部のある旭川に向け、名寄駐屯地を出発した。
 今回の派遣に当たっての各界代表者のコメントは次の通り。
 島市長は「イラクの治安は、完全に安全とはいえないようだが、支援の任務を果たして無事に帰ってきてほしい。留守家族の支援本部も設置し、各種相談や触れ合い行事も予定。無事を願った黄色いハンカチの運動にも取り組み中。イラク派遣は意見の分かれるところだが、市民の気持ちとして元気に帰ってきてもらうことを願いながら送り出したい。砂漠で気温の変化も大きいことから、健康には十分に気を付けてほしい」。
 高見勉市議会議長は「以前からイラクの治安は心配されており、派遣問題についてもいろいろな議論がなされてきた。しかし、政府から派遣の決定が出され、第一陣が2月上旬に派遣されることとなった。イラクへ送り出す隊員の家族の心配はわれわれ以上だが、市民とともに復興支援という使命を終え、アクシデントもなく、全員が無事に帰ってくることを心から願っている」。
 名寄市自衛隊後援会長も務める木賀義晴名寄商工会議所会頭は「イラクの治安状況は安全なものではなく、家族の不安と心配はかなり大きいもの。派遣される隊員についても、残していく家族のことが心配だと思うが、留守家族支援本部を設置しているので、仕事に専念して無事に帰ってきてほしい。リボン、ハンカチ運動についても、名寄自衛隊協力婦人会にも心温まる支援をいただき、積極的に取り組んでいるので、家族を全面的にバックアップしていく。日ごろの訓練成果を発揮して国際貢献に努め、全員が元気な姿で帰国してほしい」。
 吉田美枝子名寄自衛隊協力婦人会長は「派遣隊員が現地での任務に安心して集中できるよう、隊員家族への支援を充実させることを第一に考えていきたい。名寄駐屯地隊区イラク派遣自衛隊員留守家族支援本部の活動としても計画している留守家庭への定期訪問活動は、まず家族の了承を取った上で実施したい。どのようなことが留守家族の人たちに喜んでもらえるのかを考えながら、食事会やゲームなど、さまざまな企画も予定している。決して安全とはいえないイラク情勢の中での復興支援活動は、自衛隊でなければできないこと。一日も早い平和の訪れを願い、派遣隊員の皆さんには、現地で立派な仕事を果たしてほしいと思う。全隊員の任務遂行と無事帰還を祈っている」。
 大野秀雄自衛隊父兄会名寄支部長は「名寄駐屯地隊区イラク派遣自衛隊員留守家族支援本部の活動でもあるように、黄色いリボンやハンカチ運動などで、派遣隊員の安全と任務遂行を祈りたい。日本から戦闘地域の派遣ということもあり、隊員の身の安全は、誰もが願っているところ。地域の各自衛隊支援団体と共に家族の心のケアに力を尽くしていきたい」。
 天野信二連合北海道名寄地区連合会長は「自衛隊派遣は、アメリカ支持のための派遣なのか、イラクの復興支援活動のための派遣なのかが不透明で、派遣の大義が揺らぐ中、国民の意見を無視した、強行的ともいえる派遣命令が下された。一日も早い紛争の解決と、隊員の安全を願うとともに、家族の心境を考慮し、万が一のことがあれば、いち早い現地からの引き揚げを望む。もし隊員の身に何かがあれば、政治的責任が問われる重大な問題。今後も動向を見守り続けたい」。

(写真上=多くの隊員、家族に見守られる中車列を組み出発した派遣隊)
(写真下=黄色いハンカチを準備する留守家族支援本部)


[ 2004-01-31-16:30 ]

エゾリスにも出会い
博物館周辺の森を歩こう

 【名寄】北国博物館主催の「博物館周辺の森を歩こう」が、31日午前9時から同館に集合して開かれた。
 冬の自然に触れる企画。小学3年生から5年生まで7人が参加、かんじきの履き方から教えてもらい、周辺の森の中へ。
 かんじきで歩く感覚を楽しみながら、木々の間を歩き、動物の足跡や、アカゲラの姿、木の芽などの植物を観察。 
 倒れた木の幹に積もった雪を使い、雪の断面図を見る実験も行い、断面に青い色水を吹きかけた後、バーナーで温め、雪の層を確認した。
 エゾリスが枝を飛んで移動する姿に、偶然出会うことができ、子供たちは「あの木の上で動いているよ」「かわいい」と大喜び。
 木々の表情や動物たちの生活をのぞき、冬の森の面白さを体験した。

(写真=動物の足跡や雪の断面などを見学した博物館の森を歩こう)

[ 2004-01-31-16:30 ]

地場産品の良さ再確認
風連で食品加工フェア・展示即売や座談会

 【風連】ピカイチふるさとを創る会(進藤博明会長)主催のふるさと食品加工フェアが30日、福祉センターで開かれ、加工食品の展示即売や座談会などで地場産品の良さを再確認した。
 地場農産物の消費拡大を目的に開催。加工食品の展示即売には消費者協会、中央婦人会、ゆりねママクラブ、食生活改善協議会、名寄地区農業改良普及センターから牛乳、ダイコン、カボチャ、ユリ根などを使ったアイデア料理合わせて14品が並んだ。
 開始を前に、会場には多くの人が詰め掛ける人気ぶり。オープンと同時に、買い物する人、試食する人とさまざまで、にぎわった。
 初めての試みとして座談会を企画。豊島琴恵旭川大学短期大学講師を招き、「地場産品の活かし方〜食育の効果」をテーマに地産地消、スローフードなど取り上げた。
 会場から「食品の偽装表示など、安全性で信頼をおけないが、何を信じて食材を買えばよいのか」「食材の加工や調理の発想やアドバイスを」の質問。
 豊島さんは「偽装表示は、消費者を裏切るもの、対策は難しい。しかし、地場産品に着目し、新鮮なものを買うことで安全な食材の確保はできると思う。料理の発想は一つの食材にこだわらず、いろいろな食材と味を複合させてみることも大切。食材を有効活用しようと調理することも良い発想につながると思う」と答えていた。

(写真上=アイデアいっぱいの料理が並びにぎわった食品加工展示)
(写真下=食の安全性について学んだ座談会)

[ 2004-01-31-16:30 ]

世代超え交流を深め
下川申年会が新年交礼会

 【下川】下川申年会(杉本正憲会長)の16年新年交流会が、30日午後6時からナイトシアターV(共栄町)で開かれた。
 同会は8年ぶりの開催。大正9年生まれの錦町、佐藤東一さん(83)ら4人を先頭に、昭和7年組12人、19年組23人、31年組4人、43年組2人の45人が参加した。幸町の三津橋雄孝さん(71)と英実さん(47)親子。西町の山下博さん(60)、節子さん(59)夫婦の姿も。
 杉本会長(59)が「4年ごとの開催を予定していたが、4年前に開催できず8年ぶりとなりました。皆さんと共に記念すべきえとを迎えることができうれしい」とあいさつ。役員改選で、新会長に三津橋英実さんを選出した。
 前会長の幸町、佐藤憲二さん(72)の音頭で乾杯し懇親会入り。アトラクションでは、カラオケや抽選会などにぎやか。集まった人たちは、世代を超えて交流を深め合った。

(写真=4世代から45人が集まり交流を深めた下川申年会の新年交礼会)

[ 2004-01-31-16:30 ]



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