地域ニュース
会・催し
閑古鳥(社説)
日曜随想天塩路
会社概要
リンク
月曜グラフ
連載企画
広告について
おくやみ
採用情報

2004年1月27日



交付税大幅減で台所火の車
市民税落ち込みも拍車
名寄市予算編成で市長査定・建設事業は継続が中心

 【名寄】16年度予算編成に伴う島多慶志市長の査定が、27日から30日までの日程で行われている。今尚文助役の査定は終えたが、4億4000万円の収支不足が生じており、台所は火の車。市長査定では、緊急性や重要性を考慮した事業をどのように選択していくのかが課題。こうした背景には地方交付税が大幅に減額されることが要因で、同時に低迷する景気で市民税の落ち込みなどが拍車を掛けている。
 予算編成の訓令で、16年度は第4次総合計画の後期計画の2年目となることから、限られた財源の中で「なよろ2世紀のまちづくり」事業の優先順位と事業効果十分発揮できるよう内部協議を進め、「成長・拡大」から「ゆとりと豊かさを実感できる」住民福祉の実現とした。
 基本方針は(1)公債費負担適正化計画との整合性を図り、地域雇用や経済にも配慮した事業量の確保(2)新規事業は、官と民の役割分担、事業の緊急性検討(3)財政調整基金取り崩しは、年度内積み戻し可能な範囲とするため歳出全般について見直しを行い、事務コストの徹底した節減を図る―など厳しい内容。
 佐々木雅之財政課長と今助役の査定を終え、市長査定に判断ゆだねられているのは9億3000万円。しかし、財源は4億9000万円しか残っておらず、4億4000万円の不足。財政調整基金と過疎債など利用しても、すべてを取り込むことは困難。一般会計は、15年度とほぼ同様の148億円を想定している。
 総務省財政課長の一月内かんが示され、地方交付税算定の基礎となる投資的経費が、12月時点で前年比9.5%減だったものが、25.5%減となった。地方交付税の削減は4年連続だが、過去3年間とは違い、臨時財政対策債(赤字地方債)と交付税の合計が今回、前年比で初めて落ち込み、その幅も12%減(当初見込み6.5%減)と大きく、名寄市の交付税は12月の時点から1億6000万円も減少。助役査定後に明らかとなったことから、改めて切り込みが必要となった。
 さらに、市税も景気の低迷などで、市民税を中心に減。前年比で4000万円の減収を想定。住民負担と行政サービスの給付水準の在り方をぎりぎりに詰める予算編成となっている。
 このため今助役は、各部局を回り、市民に迷惑を掛けず、職員の工夫で少しでも財源を残したい―と、予算要求の時点から、さらに旅費、物件費などを切り込む努力を要請。厳しさを浮き彫りにする予算編成。
 島市長は「11月のローリングで一定の公共事業の確保していかなければならないと考えていたが、現状では計画通りにやっていけず調整させてもらう。短大4大化に伴う予算を盛り込んでいるが、継続事業が中心。選択では緊急性を考慮しなければならず、建物の改修を計画。栄町55団地も屋根の張り替えを新年度に集中させて終えたい」と説明する。

(写真=厳しい状況で始まった名寄市の予算編成市長査定)

[ 2004-01-27-17:30 ]

名寄と風連で共通認識
市町村合併・3月の法定協を目指す

 【名寄】島多慶志名寄市長は26日、安斎保下川町長、柿川弘風連町長をそれぞれの町役場に訪ね、市町村合併の今後について話し合った。島市長は「風連との間で3月の定例会までに合併の青写真を描きながら、3月に法定協議会を立ち上げていきたい」との考えを示した。
 島市長は両町長との懇談を終え、「下川は、6者の任意協議会でも、合併にこだわってきたわけではない。2月に住民懇談会を再度、開催するとのことで、急いで合併するのは無理との印象。風連については合併必要との共通認識。ただ、新市の青写真を示して住民懇談会を開く必要があり、この点でも相互理解が得られた。青写真は基礎データもあり、名寄市が中心となって、2月中に策定したい」。
 法定協議会の立ち上げは「3月定例議会で議案として提案。議論してもらい進めていきたい」としており、改めて相談していく意向だ。青写真ができ、法定協議会が設置される段階では、住民説明会も考えられる。
 ただ、名寄市のアンケートの中でも、合併に対する理解は得られているものの、新市の名称については「名寄」を残すべきとの意見も強く、島市長は、この点が課題となるのではないか―との認識を示した。

[ 2004-01-27-17:30 ]

広域連携を視野に検討
上川北部ブロック・商工会合併研が発足

 【下川】和寒以北中川まで8町村の商工会長らが集まり、27日午前11時から町バスターミナルで「上川北部ブロック商工会連携・合併問題研究会」を立ち上げた。道や国からの補助金削減が大きな圧力となり、従来のままでは商工会運営が難しいとの認識から、広域連携など視野に今後、八商工会が連携を図りながら検討を開始することになった。
 研究会には8商工会の正副会長、事務局長ら27人が出席。幹事商工会の夏野俊一下川町商工会長があいさつ、藤守光治上川管内商工会連合会長(美深商工会長)が「この地方の自治体でも市町村合併が議論されているが、町村がどのような方向になろうと、商工会が即、対応できるよう研究を」と主旨を説明。
 幹事商工会の盛本政勝下川町商工会事務局長から各商工会の財政状況、組織の現状(自主財源の状況、人件費など)説明の後、商工会の進む方向として(1)商工会議所との合併(2)商工会同士の合併(3)商工会同士の広域連携(4)単独で生き残る―の四パターンが示された。この中で当面、広域連携を研究テーマとすることが確認された。
 協議に入り、研究会の名称を正式に決定。研究会の母体は、上川北部商工会の会長、副会長とし、各商工会の事務局長による幹事会を置くことなどを決めた。
 この後、各商工会からの報告や意見交換。この中で和寒、剣淵、朝日町の3商工会は、「先行して合同役員会などを開いてきた」などと報告。
 このほかの商工会から「企業が地域社会に貢献するために、商工会が果たす役割は大きい」「市町村合併があっても、一町村に一つの商工会が必要であり、低コストで効率の良い指導態勢の在り方について研究を進めるべきだ」などの意見が多く出た。
 次回は事務レベルによる幹事会を2月に下川町で開催する予定。

(写真=商工会連携・合併研究会であいさつする藤守光治会長)

[ 2004-01-27-17:30 ]

日本の伝統文化感じ
光名幼稚園で初釜体験

 【名寄】光名幼稚園(山崎博信園長)の初釜が、27日午前10時から行われ、園児が今年初めての茶を味わった。
 日本の伝統的文化や慣習を体験、心豊かな人格や礼儀を学ぼうと、昭和57年から毎週火曜日に茶道裏千家の幼児茶道師範、安芸宗恵さんと、講師の山崎洋子さんの指導を受けながら、茶道を学んでいる。
 初釜は、年が明けて初めての茶会のことで、同園のレンゲとスミレ組の園児合わせて51人が参加した。
 園児たちは「おめでとうございます」と新年のあいさつ。山崎園長から日本の文化を学んだ後、あんとごぼうを挟んだ初釜で食べる和菓子「花びらもち」を味わった。背筋を伸ばしてちょっぴり苦い茶を飲み、静かな雰囲気の中で日本の伝統文化を肌で感じた。

(写真=背筋を伸ばして茶を味わった光名幼稚園の初釜)

[ 2004-01-27-17:30 ]



2004年

1月

1日
5日
6日
7日
8日
9日
10日
11日
13日
14日
15日
16日
17日
18日
19日
20日
21日
22日
23日
24日
25日
26日
27日
その他
バックナンバー
最新
地域ニュース
HOME
 
地域ニュース会・催し閑古鳥(社説)日曜随想天塩路
       

 名寄新聞社   〒096-0010 北海道名寄市大通南2丁目
 

  TEL:01654-2-1717/FAX:01654-3-2181 MAIL

 写真・画像・図表などの無断転載を禁じます。著作権は名寄新聞社またはその情報提供者に属します。
著作権について
リンクについて

プライバシーポリシー

購読申込
広告について

Copyright NAYORO Newspaper all rights reserved.