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2004年1月10



各地で市町村合併の話し合い
早期枠組みの決定を要望
名寄は各団体代表と・単独や小規模合併の声も

 【名寄】市は、9日午後3時から総合福祉センターで市町村合併問題各層・各団体の意見交換会を開き、合併が各団体に及ぼす影響などについて意見を聞いた。この中で「このままでは、他町村の組織との連携に見通しが立たない」といった、枠組みの早い決定を求める声が出され、今後の合併議論の行方に感心が高いことをうかがわせた。
 商工会議所、農協、建設業協会、町内会といった経済・建設・福祉など各分野から14団体30人が出席。昨年12月、市内15団体を対象に行った、合併前提のアンケートを基に、合併後、各団体に及ぶメリット、デメリットを聞くのが目的。
 市担当者が、上川北部6市町村任意合併協議会や住民説明会など、これまでの経過を報告。意見交換で出席者から「各地域で公平な事業展開ができる」「共通の活動の場が設けられ、会員交流の活性化が期待できる」などのメリットを認める意見があった。その一方で「各自治体の組織形態が統一されていないため、どのように横の連携を図り、まとめていくか見通しが立たない」といったデメリットも指摘された。
 このほか「自治体合併と並行して、組織の合併を進める必要があるため、早い段階での合併枠組みの決定が求められる」「エリアの問題などから、本来進めるべき組織自体の合併が進んでいない状況。自治体合併が組織の合併を導いてくれるのでは」との意見も。
 代表の立場ではなく、一市民の立場で発言する出席者もいた。「合併そのものに抵抗を感じる。名寄単独での生き残りが本音」「風連との合併は賛成」「理解ある町村と円満に合併しては」「住民福祉の面から小規模合併が理想的」「合併相手を絞り込んでからの議論が大切」という指摘が出された。
 市議会合併調査特別委員会で、自治体の距離や行政効率の面から、広域合併よりも小規模合併を求めていることや、同日美深町で開かれた6市町村首長会議の中で、6市町村の合併枠組み見直しが浮上してきたことに伴い、新たな合併枠組みの早期決定が課題に。市は「今後の市町村会議の行方を見守りながら、住民や団体を対象とした懇談などを検討していきたい」としている。

(写真=14団体の代表者らが出席した名寄の意見交換会)

[ 2004-01-10-17:00 ]

賛否両論に熱心な意見
下川でしゃべらんかい・町が若者対象に実施

 【下川】町内の若者を対象にした「市町村合併問題しゃべらんかい」が、9日午後7時からハピネスで開かれた。3グループに分かれて熱心な討議。報告では「合併はしたくない。単独で」「合併は時代の流れ。対等合併ができるうちに合併を」など、活発な意見が出された。
 町では昨年12月、町内8会場で住民説明会を開いたが、若者の出席が少なかったことから、今回は若者を対象に開催。商工業界などから20代、30代の若者20人が出席した。
 安斎保町長が「9日に美深町で開かれた6市町村首長会議では、6市町村による枠組みが難しい方向となったが、それにかかわりなく、若い皆さんの意見を聞かせてほしい」とあいさつ。上川北部6市町村任意合併協議会による合併構想、町単独の場合の財政シミュレーションなどを説明した。
 3グループに分かれて熱心な討議。3人の代表が討議内容を報告した。第1グループは「リーダーが一定の方向を出し、住民に諮るべきだ」「新法が出るのを見極めて」「なぜ6市町村なのか。西興部村や朝日町では駄目か」「中川との距離は旭川と同じ」「アンケートを取り、もう一度、住民に諮って」など。
 第2グループは「ジャンプなどで名を売っており、下川の名を残すためにも合併はしたくない」「単独でいくべきだ」「自分では結論は出せない。合併はビジネスチャンスにもなり、長い目で見る必要がある」「合併すると学校や幼稚園がなくなるのでは」など。
 第3グループは「合併は時代の流れであり仕方ない。対等合併ができるうちに合併すべきだ」「名前がなくなっても住む地域は同じ」など。
 安斎町長は「貴重な意見に感謝。町議会とも相談しながら時期が来たら決断したい」と応えていた。
 2回目の「しゃべらんかい」は14日、同所で開かれる。

(写真=3グループに分かれて討論した下川のしゃべらんかい)

[ 2004-01-10-17:00 ]

早く将来の方向性を
美深町商工会と町政懇談会

 【美深】美深町商工会(藤守光治会長)の町政懇談会が、9日午後3時からSUN21で開かれ、岩木実町長や町職員と商工会役員が合併問題で意見を交わした。
 岩木町長が「6市町村の合併は広域過ぎて難しく、小さい枠で合併を考えることになる」と上川北部6市町村任意合併協議会が法定協議会へ移行しない方向になることを報告。渡辺進町総務課長が合併問題の背景、美深町財政の現状、平成16年度以降の財政推計を説明。「赤字克服のため、人件費の削減、住民負担や補助金の見直し、事務事業の在り方、新たな広域事務の展開などを今後考えていかなければならない」とした。
 意見交換で「役場内部での今後の展望へ意見はあるのか」「住民説明会の集まり具合はどうだったのか」との質問があり、「住民も皆さんと同じで、単独か、小規模合併か、6市町村合併かに分かれ、賛否は出ず迷っている状況だった」と説明した。
 「合併してでも生き残りを。単独では絶対に不可能。早く将来の方向性を決めてほしい」「例えば、中川と音威子府と、広域でできることはないか考えては」「行政だけが残るのではなく、民間企業も生き残れる町になる合併を考えてほしい」など、小規模合併を考えたときに関して活発な意見が出され、今後の町の将来を真剣に考えた。
 このほか「歳出削減に民間委託できるものはしていかなければならない」という行政側の意見に対して、商工会役員から「安定した委託になるかどうか業者側として不安」という声が聞かれた。

(写真=合併や財政問題に意見が出た商工会の町政懇談会)

[ 2004-01-10-17:00 ]

3市町が良いのでは…
風連町議会合併特別委・今後の対応で町長

 【風連】風連町議会市町村合併問題特別委員会(川村正彦委員長)が、9日午後4時から町役場で開かれた。柿川弘町長は、同日美深町で開かれた上川北部6市町村首長会議の結果を報告。「6市町村では住民の理解の理解が得られず、法定協議会の移行は困難と判断された」と任意協議会を解散する方向になったことを説明、「当初の道の構想で進めた名寄、下川、風連が良いのでは」とした。
 柿川町長は、「会議で他市町村とも小規模合併を望んだり、現状では判断できないなどの意向で、2月の法定協議会移行は難しいということになった。再度、各地に持ち帰って話し合い、今月中に任意協議会正副会長会議を開き、解散を正式に決めることになるだろう」と説明した。
 委員から「正副会長会議を開いている余裕はあるのか」「任意協議会が解散後の対応は」「美深町から現在の枠組みでの議論に誘われたのに、誘った町がその枠組みを否定するのはどういうことなのか」などの質問。
 町長は「私も、時間の関係から、正副会長会議を開く必要はないと指摘したが、岩木実美深町長が手順を踏んで―と主張した。今後の対応は、現時点では明確にいえない。だが、経緯を考えると、市町村合併や広域行政を研究してきた名寄、下川風連の3市町の枠組みが、抵抗もなく良いと思うが」と一定の方向を示した。
 町長は美深町が小規模合併を希望したことで「6市町村で広過ぎるということは風連、下川、名寄が加わったからなのでは。もしそうなら、なぜ誘ったのかと岩木町長に指摘したが、申し訳ないと言われた」と説明。
 理事者側を抜いた、非公開の議論を行い、今後の対応を協議。川村委員長は会議後、「任意協議会解散後の新たな枠組みは、町長が言っていたように名寄、風連、下川の3市町で議論してはという意見が多かった」とコメントした。

[ 2004-01-10-17:00 ]



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