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2004年1月1



サケの稚魚が元気に
豊西小で11月から飼育
春には天塩川に放流も
 【名寄】豊西小学校(山本政伯校長、児童251人)ではサケの卵が人工ふ化し、水槽の中で成長した稚魚たちが元気に泳いでいる。
 同校では、学習環境係の伊藤修一教諭が中心となって魚を飼育し、校内には児童と伊藤教諭が名寄市近郊で釣ってきたウグイやフナ、ドジョウなど7種類と熱帯魚10種類がいる。
 伊藤教諭は、昔から魚や釣りが好きで自宅でも魚を飼育。校内で魚を育てることは伊藤教諭が道事業の一環で卵を提供していることを知り提案。児童たちの学習に役立てようと提供を受けることにした。
 昨年11月13日にさけ・ます資源管理センター天塩支所中川事業所から、受精後の卵の中に黒い目が透けて見えてきた「発眼卵(はつがんらん)」が届き、職員室横の廊下に設置した水槽で飼育を開始。飼育には4〜6年生の希望者15人が曜日ごとに担当を決め、休み時間に水温のチェックと観察日誌の記録に取り組んでいる。
 飼育で難しいのは水温管理。約10度に保つ必要があり、飼育開始時は水温を調整するために、水を入れて凍らせたペットボトルを朝と晩、水槽へ入れた。また、ふ化前後は光と音に弱いため、水槽の周りに黒い紙を張って保護するという気配りも。
 1週間ほどでふ化が始まり、おなかに「卵黄のう」と呼ばれる赤い袋を持つ赤ちゃん「仔魚」が水槽の底でじっとしている姿が見られるようになった。12月第4週には卵黄が小さくなり、えさも食べるようになった。えさは市販されている小さなメダカなどのえさで、水槽の中を所狭しと泳いでいる。
 豊西小生まれのサケの稚魚たちは、春に天塩川に放流する予定。ふ化する前は卵を「イクラだ」と言っていた児童たちの中には、ふ化の瞬間を見た子もいたそうで、ぐんぐんと大きくなるサケの成長に驚いている。

(写真=豊西小で生まれ元気に育っているサケの稚魚たち)

[ 2004-01-01-00:00 ]

大人への仲間入り祝う
本紙管内各地で成人式

 本紙管内の成人式は、3日午後2時からの風連町が皮切り。その後、下川町で10日、名寄市と美深町が11日に式典を行う。各地とも、大人としての自覚に目覚めるだけではなく、実行委員会を組織し、趣向を凝らした内容で、仲間が交流を深めるように配慮している。
 【風連】風連町の成人式「二十歳の旅立ち」は、3日午後2時から福祉センターで行われる。
 風連町の成人式は、町公民館が主催し「二十歳の旅立ち」の名称で実施。例年、実行委員会は式典を翌年に控えた19歳、迎える20歳、成人を終えた21歳の年齢幅で募集。今年は林征吾実行委員長を筆頭に、17人が企画運営に携わる。
 過去の式典で、出席者から「日程が早いと出席しやすい」とい声があり、前年の1月4日から、さらに早めての実施を決めた。
 式典は例年通りの進行。午後1時から受け付けと、中央婦人会茶道部による茶会。午後3時からの式典では国歌斉唱、町民憲章朗読、森山良悦公民館長の式辞と柿川弘町長の祝辞。新成人への記念品贈呈と代表からの決意の言葉。式のあとは祝宴があり、ゲームなどのアトラクションで懇親を深める予定。
 町公民館によると、今回は、昭和58年4月2日から59年4月1日までの間に生まれた人が対象。男性39人、女性36人の75人を把握している。
 【名寄】名寄市新成人の集いは、11日午後2時からホテル藤花が会場。
 当日は、友人との再会をゆっくり楽しんでもらうことを主体に、14年から「新成人の集い」と名称を改めて実施。また、昨年まで成人の日に実施してきたが、遠方から帰郷する出席者のことを考え、今年は前日の11日に。
 今年の対象者は490人(男性220人、女性270人)で、昨年より5人増(男性10人増、女性5人減)。市内の新成人5人で実行委員会(石黒良充委員長)を組織し、内容を検討。
 式典は午後1時から受け付け、同2時から開始。藤原忠教育長の式辞や島多慶志市長の祝辞、新成人代表が誓いの言葉を述べる。式典のあとは交流会を開き、食事をしながらアトラクションを楽しむ。
 新成人には、しおりや玉善のえとの置物などが贈られる。
 【下川】下川町の成人式は、町教育委員会主催で10日午後2時から町バスターミナルで行われる。
 出席者は町内在住者、下川出身者を含めて35人(男性20人、女性15人)で、前年より9人の減少。当日は正午から受け付け開始。午後1時半から新成人だけの記念撮影。
 記念式では林宏教育委員長の式辞。高橋巌町議会議長、佐藤憲二選挙管理委員長の祝辞、新成人代表による「成人の誓い」朗読など。新成人に贈られる記念品は、初の試みとして「祝・成人」などの文字が入れた地元菓子店によるオリジナルケーキ。
 厳粛な記念式展の後、新成人だけでリラックスムードの祝賀会。アルコールを交えた立食パーティーと、新成人代表たちが企画したゲームなどを楽しむ。
 【美深】町主催の16年成人式は、11日午後1時から町文化会館で行われる。今年の対象者は54人(前年対比12人減)で男性25人、女性29人となっており、40人が出席予定。
 式では国歌斉唱、新成人代表による町民憲章の朗読に始まり、木実町長のあいさつ、園部幹雄町議会議長の祝辞。最後に、記念品贈呈と新成人代表の誓いの言葉。
 式終了後、午後1時40分から記念撮影、2時から祝賀会を開く。

[ 2004-01-01-00:00 ]

独学で環境や食を研究
下川町の押田さん・生涯学習1級指導員に
 【下川】町内の女性が独学で生涯学習インストラクター1級の資格を取得。「将来を担う子供たちの食の安全に少しでも役立ちたい」と意欲を見せている。
 町内渓和で酪農業に従事しながら、食彩工房「美花夢」を経営する押田鏡子さん(49)。ハーブやパン作りの研究を続け、3年前から公民館のハーブ教室やパン教室の講師などを務めている。「もう少し自分で、系統的なプログラムを考えたい」と思っていたときに目についたのが、生涯学習インストラクターに関する新聞記事。
 文部科学省認定の財団法人社会通信教育協会(東京)が、生涯学習に関する通信教育を行っていることを知り、早速、挑戦した。教材を読みながらレポートを提出する学習方法だが、13年4月に同インストラクター2級。そして昨年8月に念願だった1級の資格を取得した。
 鏡子さんが重点的に学習したのは環境、食べ物など、子供たちの身の回りの安全や社会の中に潜む危機に関すること。「今の社会は経済優先。生活の中に危機の要素がたくさんあります。子供たちの未来を考えると、危機に備える学習はとても重要と思う。みんなで考え話し合うことが大切」と話す。
 家業の酪農、美花夢経営のほか、産業クラスター自然療法プロジェクトなどでも活躍している。

(写真=生涯学習インストラクター1級の押田鏡子さん)

[ 2004-01-01-00:00 ]

既に前年度を上回る
名寄の農地あっせんが増加

 【名寄】名寄市農業委員会(廣島榮一会長)が取り扱う農地あっせん件数が増加している。本年度は、既に前年度1年間の成立件数を上回っており、後継者のいない高齢農家が多くなっている状況で、今後も農地の売り希望は増えるとみている。
 同委員会が本年度、農地あっせんで成立した件数は14件で、今年1月分として3件ほどの申請希望がきており、年度内で約20件の申請が出てくるものと推測する。前年度の成立件数は10件。昨年12月段階で既に、前年度実績を上回っている。また、購入に当たって、有利な北海道農業開発公社の制度を利用するケースが増えている。
 あっせん増加傾向の背景として、農家の高齢化が挙げられる。名寄市水田農業拡大推進協議会(会長・島多慶志市長)が、地域水田農業ビジョン策定のため、全農家を対象にしたアンケート調査を実施した結果によると、経営主の47%が60歳以上で、53%が後継者はいないと回答。後継者のいない高齢農家が離農に向け農地を売りに出していることが、あっせん件数の増に結びついているようだ。
 農業委員会はあっせんの基準価格を設定、水田は10アール当たり本年度で35万円。だが、実際のあっせん価格は、条件の良い場所でも基準額を下回っているのが状態で、かつては70万円台を記録したこともある市内の水田価格の下落傾向は続いており、手放す農家にとっては厳しい環境だ。

[ 2004-01-01-00:00 ]


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