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2003年12月13



市長は慎重な対処求めて答弁
イラク派遣で意見書
名寄市議会定例会・特勤手当改正など可決
 【名寄】第4回市議会定例会は12日、4議員の一般質問のあと「奨学金拡充を求める意見書」など9件の意見書と、「職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正」などを可決し、閉会した。自衛隊名寄駐屯地からの隊員イラク派遣に関する一般質問に答え島多慶志市長は「市民の不安もあるが、国の責任で、治安の安定した地域における支援派遣がなされると確信しており、理解を」と派遣に当たって安全を見極めた慎重な対処を求めた。「イラクへの自衛隊派遣に関する意見書」は共産、市民連合、市政クラブの3会派から出されたものを一つにまとめた形で可決した。
 斉藤晃議員(共産)は「農業災害と対応、東病院の役割と市の対応、市立名寄短大の四大化、自衛隊名寄駐屯地からのイラク派兵」の4件。「イラクへの自衛隊派遣は大義がなく、市民である隊員に戦死者を出してよいのか」とただした。
 島市長は再質問の答えの中で「(お尋ねのような状況での)派遣ではないと認識しており、名寄駐屯地からの派遣隊員の数などの情報には接していない」と答えた。
 田畑忠行経済部長は水稲で2億円、アスパラガスで3億3000万円、野菜で2億2000万円の被害が出ている状況を説明。「名寄市農業振興資金の特例措置として再生産が困難な農家を対象に、来年の営農資金の確保に当たりたい」。
 山谷明保健福祉部長は「市民から信頼される東病院となるよう、市、上川北部医師会、東病院スタッフで運営協議会を早期に設置、病院経営の確立に努めていく」。
 中尾裕二短大事務局長は、基本理念や教員確保の日程などを説明。「地域合意が整い、総務省協議となった。市民に不安の声があることは承知しているが、計画を着実に進めることで、解消できるものと思う」。
 福光哲夫議員(市民連合)は「特別支援教育、(新)名寄市障害者福祉計画の策定」の2件を質問。
 藤原忠教育長は国の特別支援教育の狙いや、市内の特殊学級の現状などを報告。「特別支援教育が必要な児童生徒の実態把握に努めるとともに、一人一人の教育支援に対する指導計画の策定を、関係機関とタイアップして検討したい」。
 山谷保健福祉部長は、現名寄市障害者福祉計画が、国の新プランと整合性が図れないものもあるとし「16年度に現計画の見直しに着手していく」と答えた。
 駒津喜一議員(市政クラブ)は「名寄市内中小企業・小規模事業所への施策、農業・商工業間の連携、名寄市消費者の相談窓口・消費センターについて」の3件。
 田畑経済部長は市の融資制度利用状況など説明。「新規開業資金の利用はなくPRに努める。国の事業指定を受け、グリーンツーリズムの推進指針などをワークショップで協議をしており、新規産業興しの議論が進むことを期待し、行政も側面から支援していく」。
 大内茂喜市民生活部長は通信サービスや闇金融などで消費者相談の件数が増加傾向にあるとし「消費者協会と消費者センターとが連携し、消費生活の安定を図る」。
 黒井徹議員(市政クラブ)は「農業政策、16年度予算編成の基本的な考え方、高速自動車道の見通し」の3件で、三位一体改革などを質問。
 田畑経済部長は「法人化への情報提供などに努めるほか、各種施策を中心に多用な担い手の育成、確保に当たる。アスパラガスの減収対策は、農業改良普及センターの指導の下で早期に原因の究明を行い、関係団体と一体となった対応をしていきたい。クリーン農業を前面にした販売促進活動が最も必要と考え、クリーン農業品目を増やしている。関係団体の意見を聞き農産物への付加価値を研究していく」。
 石王和行総務部長は、16年度予算編成に当たり、各課要求151億円に対し、歳入見込みが144億円で7億円の乖離(かいり)があるとしたほか、短大整備、サンピラパークの整備など大型事業も予定されることを説明。「国の三位一体改革などの情報収集に努め、予算編成に万全を期す。来年度からより細かな行政コスト計算書をつくっていくが、そのために事業別コストの目安もしっかりとつくる。高速道路の早期着工への運動をより一層高め、続けていきたい」。
 職員の特殊勤務手当に関する条例の改正は、ゼロベースからの見直しを行い、これまでの16項目33件を5項目11件に削減したもの。16年度から実施、年間で約400万円の減額を見込んでいる。
 自衛隊のイラク派遣に関する意見書は、今の状況では攻撃の対象となることが予想されるとし「政府においては、現地情勢を見きわめ国民合意のもとで、あくまでも国連や中立機関を中心とした、武力によらない人道的見地からのイラク復興支援に積極的な役割を果たすべきである」とした内容。
 高見勉議長は、「三会派で共通していたことは、市民でもある自衛隊員の派遣が現実となり、安全第一を願っているというもので、治安状況の確認をしっかりとし、安全を最優先にして考えてもらいたいと、意思統一がなされたと思う」と議会後の取材に答えた。

[ 2003-12-13-17:00 ]

イラク派遣の中止を
民主党など5団体・自衛隊3普連に申し入れ

 【名寄】自衛隊のイラク派遣問題で、熊谷吉社会民主党名寄支部長らは、12日午前、陸上自衛隊名寄駐屯地を訪れ、イラク派遣の中止を求める申し入れ書を、同駐屯地営門で警備責任者に手渡した。
 自衛隊のイラク派遣の基本計画を閣議決定、地元第3普通科連隊の派遣が濃厚となっているため、申し入れを行った。
 申し入れ書には、「イラクでは今、民間機までが攻撃対象となっていることに加え、日本人外交官2人が殺害されるなど、日本がターゲットとなっているのは明確。大きな不安を抱えながら派遣隊員の帰りを待つ家族を思うとき、イラク派遣を認めることにはならない」と派遣中止を求める内容。篠原清民主党北海道第6区総支部名寄ブロック代表、熊谷吉正社会民主党名寄支部長、斉藤宣行新社会党名寄支部長、天野信二連合北海道名寄地区連合会長、渡辺洋平和運動フォーラム名寄地区連絡会議長の署名が記されている。
 同日午前に市役所で記者会見を行い、熊谷支部長は「現状のままの派遣では納得できるものではないという、多くの市民の声を代表しての申し入れた。駐屯地営門で申し入れ書の全文を読み上げ、警備責任者は上層機関にその旨を伝えることを約束してくれた。営門で申し入れ書を手渡すという、事務的な対応に終わったが、同じ名寄に住む者として、もっと誠意ある対応を願いたかった」と語った。

[ 2003-12-13-17:00 ]

金子(東京美装)が初タイトル
ピヤシリジャンプ・少年は外山(飯山南高)が制す

 【名寄】名寄地方スキー連盟、名寄市、名寄市教育委員会など主催の全日本スキー連盟A級公認の第34回ピヤシリジャンプ大会が、13日午前9時半から市内日進のピヤシリシャンツェノーマルヒル(K点90メートル)で開かれた。成年組みでは金子祐介選手(東京美装)、少年では外山直也選手(飯山南高)、女子は山田いずみ選手(ロイズ)がそれぞれ優勝を飾った。
 国内ジャンプの開幕戦で、男子成年の部82人、少年の部60人、女子の部8人が参加。晴天にも恵まれ、競技開始時点で気温マイナス7度、雪温マイナス6度。成年の部優勝の金子選手は1本目89メートル、2本目96.5メートルと安定したジャンプで接戦をものに。少年の部優勝の外山選手は1本目86メートル、2本目87.5メートル。女子は第一人者の山田選手が1本目89メートル、2本目88メートルと実力を発揮し優勝した。

(写真=成年の部で優勝を飾った金子選手の2本目のフォーム)

第34回ピヤシリジャンプ大会成績
順位
氏 名
所 属

飛距離m 1回・2回

総得点
女子
1
山田いずみ ロイズ
89.0
88.0
222.0
2
葛西 賀子 日本空調サービス
84.0
85.0
201.5
3
金井理恵子 大東文化大
83.5
83.0
190.0
少年
1
外山 直也 飯山南高
86.0
87.5
213.0
2
桜井 通裕 余市高
84.5
87.0
209.5
3
舘岡 航平 札幌日大高
84.0
86.5
208.5
成年
1
金子 祐介 東京美装
89.0
96.5
238.0
2
梅崎 慶大 明治大
88.5
94.5
237.5
3
湯本 史寿 東京美装
89.5
93.5
236.5

[ 2003-12-13-17:00 ]

良質米生産へ決意新た
名寄市モチ生産組合の収穫祭

 【名寄】名寄市モチ生産組合(今田正一組合長)の15年度収穫祭が12日午後、ホテル藤花で行われ、もち米を巡る情勢を学ぶとともに、懇親会で親ぼくを深めた。
 15年度産米の出荷実績は、12日現在で加工米を除いた自主流通米が、はくちょうもち2万4316俵(1俵60キロ)、風の子もち1万669俵の合わせて3万4985俵で、全量1等米。
 収穫祭に先立ち開かれた勉強会には、組合員60人が参加。小田桐正彦さんが、豊栄地区減農薬栽培米の取り組みについて講演。「4年間にわたり、減農薬栽培に取り組んできたが、米の値段は下がり続け経費が上がる状況の中、あと削減することができるものは農薬しかない。減農薬栽培と慣行栽培の反収を比較しても、豊栄地区は市全体平均を上回っており、減農薬だからといって減収することはない」などと説明。組合員は減農薬栽培のメリットについて理解を新たにした。また、水間健詞さんは、道外実需者視察研修に参加した報告を行った。
 続いて開かれた懇親会では、今田組合長が来年に期待を込めてあいさつ。新米を使ってのもちつきや食事、会話を楽しみながら親ぼくを深め、良質米生産へ決意を新たにした。

[ 2003-12-13-17:00 ]



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