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2003年11月11



単年度黒字1億6480万円を計上
市税は前年度比1.4%減
名寄市議会14年度決算委・国保で9000万円の譲与金

 【名寄】名寄市の14年度決算を審査する市議会決算審査特別委員会(猿谷繁明委員)が、11日に開会、14日まで開かれる。午前中は島多慶志市長の成果報告の後、総括説明に対する質疑を行った。一般会計は歳入が前年度比20.5%減の154億2,379万円、歳出が20.7%減の152億557万円。差し引き1億6,872万円から、翌年度繰越財源(翌年度に持ち越した事業に使うことを予定する一般財源)392万円を引いた1億6,480万円の黒字決算。だが、前年度の実質収支と、収支調整機能を持つ財政調整基金の影響額を除いた実質単年度収支は1億3,313万円の赤字となった。決算剰余金のうち9,000万円を財政調整基金に積み立て、残り7480万円を翌年度へ繰り越した。
 前年度と比較すると歳入は3億7,147万円、2.4%の減。自主財源の根幹をなす市税は3,803万円、1.4%の減少となった。これは個人市民税所得割と法人税割の落ち込みが原因。利子割交付金についても、高金利時代に預けられた郵便貯金の満期がピークを過ぎたことから8,123万円、69.2%の減。
 歳入の40.5%を占める地方交付税は3億5,156万円、5.4%の減。普通交付税が国の臨時財政対策債(赤字地方債)への振り替えと、恵陵高校閉校に伴う影響が大きかった。特別交付金は、国の交付総額が前年度比4.0%減少したが、公債費負担適正化計画分が措置され、名寄市は1.9%の減にとどまった。
 歳出は経費全般について節減を図り、最大の効果を挙げるように努めてきた―としている。決算額は前年度比3億7,194万円、2.4%の減。
 義務的経費は、人件費が前年度比2億3,786万円、7.0%の減、扶助費8,121万円、8.3%の増、公債費は2億3,786万円、10.8%の減。マイナス人事院勧告と公債費の金利負担軽減の影響があった。
 投資的経費は全体で、前年度比4億494万円、15.3%の減少。これは災害復旧費で1,452万円の増となったものの、普通建設事業の補助事業費で5,917万円、10.2%の減、単独事業費で3億6029万円、17.5%の減となったことによるもの 
 14年度は「過疎地域」の指定を受けたことで、雪室型のもち米低温貯蔵施設、大橋コミュニティーセンター、19線道路改良・橋りょう整備、サンピラーパーク整備事業、圧雪車購入、農道整備事業などに4億7,520万円の過疎債を投入した。
 今後の社会情勢を反映し扶助費や介護会計への繰出金に伸びが見込まれる一方、老朽化した施設の維持管理も懸念。依然として財政の硬直状態が続く傾向にあるため、経常収支比率増の抑制に努めていく必要があるーとしている。
 特別会計の国民健康保険会計は、当初予算で18億6,300万円を計上、年度途中に1,108万円を減額補正。この結果、最終予算は18億5,201万円となった。歳入決算額は18億4,992万円、歳出決算額は17億5,967万円。差し引き9,024万円の譲与金が生じ、2,500万円を国民健康保険支払い準備金に積み立て、残り6,524万円を翌年度に繰り越した。
 公設地方卸売市場会計、と畜場会計、下水道事業会計、簡易水道会計、老人保健会計などは調整を行い収支が一致した。

[ 2003-11-11-18:30]

良質土搬で芝が順調
下川町の新PG場建設・来年秋にオープン

  【下川】町のパークゴルフ場建設工事が、万里の長城内で急ピッチで進んでいる。心配されていた芝の生長も順調。来年の秋にはオープンできそうだ。
 パークゴルフ場建設は、急増する町内のパークゴルフ愛好者から強い要望があり、町も町民の健康増進を図るとともに、桜ヶ丘公園整備の一環として昨年、着手した。昨年は町単独事業で18ホールを完成させた。今年は国の森林居住環境整備事業を導入、昨年完成のパークゴルフ場の隣接地に造成を進めている。
 今年造成のパークゴルフ場は面積17.1ヘクタールで18ホール。最長ホールは94メートル、最短ホールは32メートル。管理道路は幅4メートル、延長180メートル。パークゴルフ場の周囲の遊歩道は幅2メートル、延長666メートル。
 このほか新たに駐車場(24台収容)、管理棟兼トイレ1、あずま屋2、ベンチ10基、案内板2など。コース内の植栽は400本。チシマザクラ、エゾヤマザクラ、ツツジ、ナナカマドなど15種類の幼木が植え付けられた。
 芝の生長が最も心配されたが、グリーン、フェアウエイにサンル地区から良質な土を搬入することができ、無事に解決。これまでに1回、刈り込みを行った。現在、6センチから7センチに生長しており一面がグリーンに。担当の町農林課によると「芝の根の張り具合が最も重要。早く使用を開始し根を傷めると回復が困難。十分、余裕を持って供用開始したい」と話す。
 事業費は1億542万円。工期は今月20日。完成後は教育委員会が管理する。地元パークゴルフ協会関係者は、「従来の名寄川河川敷にあるパークゴルフ場では、大会誘致は無理。これでようやく大きな大会を下川で開催できる」と明るい表情だ。
 万里の長城内にはふるさと交流館、町営球場、桜ヶ丘アリーナ、山村広場などがあり、既存施設と有機的なつながりの中で活用される。

(写真=万里の長城の内側で工事が追い込みの新しいPG場)

[ 2003-11-11-18:30]

中名寄は入学者ゼロ
名寄市内の来年度新1年生・7小学校合わせ240人

 【名寄】市教育委員会の調べによると、市内七小学校の来年度の入学者は、本年度よりも14人多い240人となっている。この中で、最も入学者が多い豊西小学校の66人に対し、中名寄小学校ゼロとなっている。20年度までの入学者の推移をみると、来年度よりも増える年もあるが、将来的に少子化傾向は避けて通れないものと分析している。
 来年度の新1年生を学校別にみると(10月1日調べ)名寄が48人(本年度53人)、南が57人(同52人)、東が24人(同47人)、西が42人(同38人)、豊西が66人(同33人)、智恵文が3人(同2人)、中名寄がゼロ(同1人)。合わせて240人(同226人)となっている。豊西校区には自衛隊官舎が多く、今後、異動によって入学者数の変更も予想されるが、最も多い数となっている。
 市内7小学校合わせ20年度までの入学者の推移をみると、17年度は249人、18年度は229人、19年度246人、20年度270人と推計している。20年度はやや増えるものの、名寄でも少子化傾向は進んでおり、多くの伸びは期待できないと、市教育委員会では分析。
 学校別では、校区内の徳田で住宅建設などが進む南は、今後も2クラス(1クラス定員40人)分の入学が続くほか、名寄は17年度に78人の入学者数となっている。
 だが、来年度入学者がいない中名寄は、17年度に2人、19年度3人の入学が見込まれるが、18年度と20年度はゼロ。また、智恵文の場合は17年度が6人、18年度4人、19年度7人、20年度3人となっており、農村部の入学者数の減少が顕著だ。
 来年度の市内7小学校では、合わせて9学級分の普通教室を新1年生用に用意している。その定員数は360人となる計算。しかし、実態は240人の入学で、新1年生の減は、今後の各校の学校経営に影響を与える一方、そのまま中学校の卒業生数の減へとつながり、将来の高校適正配置計画にも影響を及ぼし、高校の間口削減問題となるだけに、児童数の推移は、地域全体の問題にもなっている。

[ 2003-11-11-18:30]

管理費を4年で20%減
道立トムテ文化の森・名寄市に移譲の打診

 【名寄】名寄市日進にあるトムテ文化の森の維持管理は、道の委託を受けて市が管理。だが、道は管理費を16年度から19年度まで毎年5%ずつ削減、合わせて20%カットする。道からは施設移譲の打診もあるというが、市は健康の森を含めた維持管理費が膨らむことから、移譲を受けるには、消極的にならざるを得ないというのが現実のようだ。
 文化の森は、道が7年度から9年度まで約2億円を投入して整備し、10年5月にオープン。13.5ヘクタールの林内には学習施設の「森の学び舎」を中心にキャンプ場、林間学習広場、薬草園、枝打ち体験林、移動式の炭焼き体験窯が配置されている。
 施設は市民の憩いの場となっている健康の森の敷地内にあり、夏場には多くの市民が利用。最近、道内を旅する人たちに口コミで施設の話が広がり、キャンプ場などに道内外から訪れる人も多い。
 この施設の維持管理費は15年度で1,100万円。施設周辺の草刈りや人件費などに充てられてきた。しかし、厳しい財政状況にある道は、行財政改革を推進する一環として、文化の森の維持管理費削減も対象としている。
 また、市には施設移譲の打診がきているという。市も道同様に厳しい財政状況で、喜んで受けることができないのが現状のようだ。現在、健康の森の維持管理費(名寄振興公社へ委託)に年間4,900万円を投入しているが、同文化の森の移譲を受けると、単純に約1,000万円の経費負担増となる。
 市担当は「維持管理費の削減には、その範囲内で対応していく。移譲は施設が古くなると、より費用がかさむため、今のところ受ける状況にない」と説明している。

(写真=16年度から5%ずつ管理費が削減される文化の森)

[ 2003-11-11-18:30]



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