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2003年9月17日



実質的な幼保一元化を
下川町議会で町長答弁・3議員が一般質問

 【下川】第3回町議会定例会が、17日午前10時から町議場で開かれた。会期は19日まで。安斎保町長の行政報告と、一般質問が行われた。任期満了に伴う教育委員には、幸町の三津橋百合恵さん(44)を全会一致で再任した。
 一般質問は3議員から7件。高原大議員は「サンルダム建設の経済効果は。規模縮小で上水道取水の影響は。台風10号は予想を超える雨量で二風谷ダムが水圧に耐えられなくなり放流、被害を拡大、サンルダムはどうか。少子化対策で幼保一元化の見通しは」。
  安斎町長は「14年度はサンルダムで地元業者4社が6300万円。流域全体では7億7000万円の受注。ほか警備員、生コン、宿泊、職員の常駐など経済効果がある。上水道取水への影響はない。サンル川流域の森林を整備、はんらんを防止したい。二風谷ダムは被害防止になったはず。幼保一元化は法の壁で難しい。しかし、施設の共有化、職員兼務などで実質対応したい」。
 南邦彦議員は「事業別評価シートの導入を。地域振興と観光振興策は。五味温泉を訪れる年間11万人を市街地へ誘導、恵林館や万里の長城に完成するパークゴルフ場とのネットワーク化を。森林特区のその後の経過は。一の橋小休校後の活用をどうするか。年間経費はいくらか」など。
 町長は「評価システムは、先行きが見えない時だけに難しいが検討したい。部内に行財政改革推進室を設け、5人の有識者による補助金見直しなど取り組み中。恵林館はトイレや水周り工事を行った。パークゴルフ場は来年秋にオープン。観光との連携を重視した管理・運営を検討。森林特区は、内閣官房がなじまないと判断。林野庁の通達もあるが、国有林、民有林一体化の管理運営を求めていく」。
 蓑谷春之教育長は「上名寄小を含め、当面は地域を中心に自由に利活用してほしい。大学ゼミ、宿泊研修など利用もある。一の橋小には人件費、光熱費、委託費で年間846万円」。
 羽鳥一彦議員は「望ましい森林経営への基本的な考え方を。町有林条例を制定してはどうか」。
 町長は「年間50ヘクタールずつ伐採と造林を続ける自然に優しい循環型山づくりを目指す。林務課に新しい係を配置。町有林の理念をうたう条例を検討したい」と答弁した。 
 町長の行政報告の概要は次の通り。
 主要建設工事の進ちょく状況 これまでの発注は土木工事19件で2億9745万円、建設工事10件・1億5958万円、下水道工事5件・8623万円の計9億1490万円。昨年同期に比べ土木、建設で大幅減。1日現在で93%の発注、工事は順調。
 下川商高の間口確保 第5学区の間口減は14年度に引き続き行われず、下川商高は特例2間口から2間口校となり、学級定員も30人から40人に引き上げられた。16年下川中卒業生は32人で、2間口維持は厳しい状況。生徒増が見込まれない場合、原則統廃合の検討も考えられ、第5学区町村公立高校適正配置協議会として首長、教育長が道教委に対し1間口でも存続するよう要望。今後も統一行動を取るほか、札幌、旭川を含め近隣中学への学校説明会を開催、生徒確保に努力したい。
 市町村合併問題の経過 9日に本町で第3回上川北部町村任意合併協議会を開催、名寄市参加問題を協議。(1)名寄市に正式参加を申し入れ、基本原則を受け入れるのであれば参加を認める(2)名寄市が参加した場合、6市町村と従来の5町村の2通りの枠組みによる判断材料を作成することで合意。10日、岩木実会長が島多慶志名寄市長と面談、意向確認を行った結果、その場で申し合わせ事項を踏まえて参加する考えを表明。次回の協議会から名寄市が加わり、6市町村による枠組みでの任意協となる予定。

[ 2003-09-17-17:40 ]

ドラム缶投棄や合併
美深町議会定例会・岩木町長が行政報告

 【美深】第3回美深町議会定例会が、17日午前10時から町役場で開かれた。岩木実町長が「市町村合併関係」「スバル北海道美深試験場高速走行路舗装工事の完成」「仁宇布地区の投棄問題」の3件について行政報告した。
 合併問題は、9日に下川町で上川北部¥5町村任意合併協議会の第3回協議会が開かれ、特例法期限など考慮した中、全会一致で名寄市の加入を容認。10日に島多慶志名寄市長に同協議会の意向を伝え、16日に島市長から基本原則九項目を前提に地域づくりを進めるため協議に参加したい―との申し出を受け、同日開催の正副会長会議で名寄市の加入を確認。今後は6市町村で合併問題に取り組むとした。
 試験場の舗装工事では、昨年着工した高速走行路の舗装4キロが8月に完成。記念して20日午後6時半から町文化会館で富士重工業社長による講演会、21日に試験場内で竣工式と感謝祭を行うことを説明。
 投棄問題では、16日に町内仁宇布267番地の町所有の山林で、町外業者がドラム缶600本を投棄していると、地域住民から通報を受けて調査した結果、廃油ではなく、固形物であることを確認。さらに、同業者所有の土地が仁宇布地区内にあることから、札幌市で内容物を検査、この結果などを受けて美深警察署などが問題を処理することになると報告した。

[ 2003-09-17-17:40 ]

基本9項目の議論確認
名寄市議会市町村合併特別委・次回、市長出席求め

 【名寄】名寄市議会合併調査特別委員会(東千春委員長)の第2回会議が、16日午後2時から市役所で開かれ、今後の議論の進め方などについて話し合った。上川北部5町村任意合併協議会の名寄市参加受け入れを決めたのに伴い、設置された同委員会の実質的な初会合。任意合併協議会が示した基本の9項目について議論することや、6市町村が合併した場合としなかった場合のシミュレーション、さらに同任意協議会議事録を求めていくことを確認した。
 特別委員会に先立ち、任意協議会に臨む名寄市の5委員(島多慶志市長、高見勉市議会議長、東委員長、木賀義晴商工会議所会頭、佐川惇町内会連合会会長)の会議が開かれた。
 特別委員会では、東委員長がこの5委員による会議の概要を報告した。それによると、島市長は(1)国が進めている合併の議論は避けて通ることはできず、任意協議会に参加して、あるべき姿を求めていきたい(2)基本の9項目については、入り口でシャットアウトするものではなく、協議会で話し合っていきたい(3)協議会への参加では市として共通認識で臨みたいとの考えが示された―と述べた。
 委員から特別委員会の進め方で「議会として9項目について議論しておく必要がある」「5町村で方向付けのシミュレーションが行われているのではないか。資料があるとすれば、資料を見ながら議論すべき」「9項目について、頭から賛成するのではなく、幅広い提案ができるようなスタンスで、任意協議会に臨んでもらう必要がある」「5町村として名寄を加える理由はどこにあったのか。名称にもこだわる理由がどこにあるのか、その狙いなども含めて明らかにしていかなければ、市民の中には抵抗も多い」「資料を提出してもらい共通認識を持っていく必要がある」「合併のシミュレーションと、合併しない場合のシミュレーションを」などの意見が出された。
 特別委員会は、次回の任意協議会を前に今月下旬に開催し、島市長にも出席を求め、基本原則などの報告を受けることを確認した。
 この日、美深町役場で開かれた上川北部5町村任意合併協議会(会長・岩木実美深町長)の正副会長会議に島市長が参加の意向を伝え、了承された。

[ 2003-09-17-17:40 ]

住民主体の議論も
風連町商工同友会・合併問題で討論会

 【風連】風連町商工同友会(多嶋範宣会長)のパネル討論会が、16日午後7時から商工会館で開かれ「迫られる決断〜われらは次の世代にどんな『ふるさと』を残すのか?」をテーマに、市町村合併について意見を交わした。
 合併問題は、会が取り組む人材派遣事業などを通じて学んできたもの。その仕上げとしての討論会。パネラーは桜庭康喜前名寄市長、飯島秀明北海道新聞名寄支局長、伊藤益次名寄新聞社編集部次長、関口三郎北都新聞社社長の4人。進行は桑原隆太郎上川北部5町村任意合併協議会事務局長が務めた。
 地元風連や名寄、士別から約80人が集まった。多嶋会長は「上川北部の合併は、名寄市を加え、6市町村で議論することになった。現状で住民が判断する材料は乏しい。討論を通じて、合併問題の判断材料を得ることと、道筋を付ける機会にしたい」あいさつ。
 パネラー4人は、現状で合併に肯定的だったが、飯島さんは「名寄市が中核都市として果たすべき責任がある」、伊藤さんは「地域の将来像を見つめ直してから議論する必要がある」、関口さんは「もっと住民の考えを前面に出すべき」と問題を指摘。
 合併議論の在り方で、桜庭さんは「過去のいきさつを払しょくして、ゼロからの議論であってほしい。本来、リーダーシップをとるべき名寄市長がずっと黙っていたことは納得できなかった」。
 参加者から「住民からどうせ合併するのだからと言う意見が出ているのが気になる」「道北で整備が進む高速道路が地域に与えるも影響などについてどう考えるか」などの声も。
 最後に市町村合併議論の今後に向け、桜庭さんは「目先の損得勘定を抜きに考えてほしい」、飯島さんは「住民の魂がこもらないと、本来の合併はできない」、伊藤さんは「住民のプラス志向で広大な地域に新しい将来像を描いてほしい」、関口さんは「特例法の期限まで残り18カ月と少ない。もっと住民が議論する場をつくり、住民が主体になる合併を目指して」と語った。

(写真=4人のパネラーで開催した商工同友会の合併の討論会)

[ 2003-09-17-17:40 ]


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