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2003年9月4日



五味温泉にプラント
下川新エネ推進検討会・木質バイオで実験

 【下川】第1回新エネルギー検討推進委員会が、3日午後1時半から町役場で開かれた。環境に優しいエネルギーとして、木質バイオマスを活用した実験プラントを、町内最大のエネルギー消費施設の五味温泉に導入する方針を決めた。
 町がNEDO(新エネルギー産業技術総合開発機構=本部・東京)の支援を受け取り組む。過去2年間、地域レベルの新エネルギー導入の可能性を探り、エネルギー賦(ふ)存状況を調査。太陽・風力、畜産系バイオマス、雪氷などを調査したが、下川町は森林の町として森林系バイオマスが最も有望とし、公共的性格が強い五味温泉に実験プラントを導入することになった。
 同推進委は大学の研究機関や有識者、住民代表など10人。この日は、オブザーバーとしてNEDO、北海道経済産業業局、道、コンサルタント、町関係者ら22人が出席。委嘱状交付の後、安斎保町長は「何とか実現したい。早い時点で一定の方向を出してほしい」とあいさつ。委員長に選出された石井寛北大教授は「下川は森林認証を取得するなど森林の町。広い視点で化石燃料に代わる新エネルギー開発を」とあいさつした。
 この後、五味温泉に実験プラントを導入する場合の具体的な問題点を話し合った。五味温泉は、現在63万キロカロリー、八十万キロカロリーの2基のボイラーがあり、温泉の加温などで年間約1000万円の重油を消費。
 議論では、「実験プラントは現在のボイラーと併用し、直接燃焼式を」「原料の確保、ランニングコストが課題」「造材現場の林地残材を集めるより、チップが安上がりでは」など。課題は多いが、地球温暖化対策など大きな視点にたち、前向きに取り組む。11月に中間答申を出す。

(写真=新しいエネルギー開発を目指し発足した検討委員会)


[ 2003-09-04-17:30 ]

長い歴史に思いはせ
JR名寄駅開業100周年・一日駅長や記念式典

 【名寄】JR北海道名寄駅(大西信夫駅長)の開業100周年感謝セレモニーが3日午後4時から同駅1番ホームで、同記念式典が同5時半からホテル藤花で行われ、駅の長い歴史に思いをはせた。
 明治36年9月3日開業。44年に天塩線(名寄・恩根内間)、大正8年名寄西線(名寄・下川間)、10年名寄線(名寄・遠軽間)、11年天北線(名寄・稚内港間)、15年宗谷本線(旭川・稚内港間)が開通。昭和2年に現駅舎を建築。16年に深名線(名寄・深川間)が開通。31年に名寄町は市制を施行、名寄市と改称。43年に「みどりの窓口」に指定され、50年にSLさよなら列車を三重連で運転された。
 62年に国鉄からJRに民営化、63年に旅行センターがオープン。平成元年に名寄線廃止。2年に駅と旅行センターを分離し、旅行センター名寄支店を設置。3年に宗谷北線運輸営業所が発足。平成7年に深名線、8年貨物輸送が廃止となった。10年に駅と旅行センターを統合、駅前広場が完成などの歴史を経て100年を迎えた。
 感謝セレモニーには40人が出席。大西駅長と、歴代駅長代表の亀田修第30代駅長(昭和51年就任)があいさつ。
 名寄駅と同じ明治36年生まれで、今年100歳を迎える木村豊治さん(東4南5)が、一日駅長として紹介された。木村さんは、青森県出身。19歳で札幌へ移り、北海道農産物検査所に勤め、帯広、函館に転勤、昭和18年から名寄在住。
 大西駅長と木村一日駅長ら6人でくす玉を割り、中名寄少年太鼓(中名寄小児童12人)の演奏が花を添えた。午後4時32分発「特急サロベツ」に、木村一日駅長が出発の合図。
 記念式典には約200人が出席。功労者表彰は長年、駅に座布団を寄贈している名寄光凌高校、コンコースに生け花を飾るMOA光輪花クラブ、駅弁で駅の知名度を高め続ける角舘商会、鉄道のイメージをアップするキマロキ保存会に贈られた。100年をつづる写真放映で名寄駅の歴史を振り返った。
 大西駅長は「100周年のきょうの日を迎えることができたのも、先輩や表彰された皆さま、地域の皆さまのおかげと感謝します。これからも親しまれ、愛されるサービス提供に努めていきますので、支援、協力をお願いします」とあいさつ。来賓の島多慶志市長、加藤唯勝道議、栗原進北海道旅客鉄道株式会社取締役旭川支社長が祝辞。
 出席者は、100年という長い歴史の中の思い出話に花を咲かせながら、今後の発展を願った。

(写真上=一日駅長を務めた木村さん)
(写真=セレモニーを盛り上げた少年太鼓)

[ 2003-09-04-17:30 ]

平和の願い大切に
風連高で深田さんが講話

 【風連】風連高校(大柳正憲校長)で、3日午前11時35分から戦争体験講話が行われた。
 同校体育館での講話は2年生39人が対象。10月27日から31日までの見学旅行で広島県平和記念公園などを訪問するのに合わせ、戦争について学ぼうと実施。
 講師は町内日進の深田英夫さん(80)。同地区で生まれ、昭和19年に出征。中国、台湾などを巡り、21年に復員。その後も日進地区に住んでいる。
 深田さんは、「出征が決まった時、ちょうど冷害が続いていて、毎日の食べ物に困っていた。出征で食べ物には困らないと思ったが、実際は軍隊でも食料が少なく苦労した。移動の際、兵器や軍馬に場所が割かれ、人間は身動きが満足にできない狭いところに乗った。フィリピンに向かう途中で天候が悪く、台湾に引き返した。これがなければ、戦死していた」と当時を振り返る。
 「終戦を迎え、備品を没収されたが、軍馬を渡すのがつらかった。中国残留孤児のニュースを見ると、今でも心が痛む。私は、戦争に行ったが、とても運が良かった」とも。最後に「今、皆さんはありあふれた物の中で生活、何不自由ないと思う。平和を願う気持ちと、ものの大切さを忘れないでほしい」と訴えた。

(写真=兵役生活を振り返り生徒に講話した深田さん)

[ 2003-09-04-17:30 ]

地場産品が大盛況
美深ふるさとまつり・実りの秋を満喫

 【美深】美深町観光協会(佐藤堅治会長)主催の第19回美深ふるさと秋まつりが、4日午前10時から町民体育館前駐車場の特設会場で開かれた。地場産品の格安販売や各種ゲーム大会などが行われ、多くの町民でにぎわった。
 実りの秋の一日を楽しもうと、観光協会と農業関係団体などで組織した実行委員会(十亀孝宣委員長)が中心となって実施している。
 会場には、JA北はるか女性部やもち米生産組合、酪農組織などによる農畜産物の出店が設けられ、キャベツやニンジン、カボチャ、ジャガイモなどの野菜、メロンやイチゴなどの果物が格安の値段で販売された。メーンとなる美深牛の丸焼きコーナーもにぎわいを見せ、多くの人たちが集まってお目当ての品を求め、各種コーナーはいっぱいとなっていた。
 午前11時20分からの開会式で、佐藤会長が「きょうは短い時間ですが、美深の実りを大いに楽しんでください」、来賓の岩木実町長らがあいさつした。続いて、美深町商工会主催の京都旅行などが当たるサマーセール抽選会もあり、盛り上がった。 
 午後から豪華賞品が当たるビンゴやジャンケンゲーム。最後に恒例のもちまきもあり、町民たちは好天に恵まれた初秋を満喫した。

(写真=多くの町民でにぎわった美深ふるさと秋まつり)

[ 2003-09-04-17:30 ]

 



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