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2003年9月2日



採決で賛成派14、反対は7
短大4大化の決議採択
名寄市議会定例会開幕・基金条例も原案可決

 【名寄】第3回名寄市議会定例会は2日に開会し、会期を12日まで(3日から9日まで休会)に決めたあと、島多慶志市長が行政報告。関心を集めた名寄短大4大化推進決議は採決が行われ、賛成14・反対7で採択された。短大改革に関連する「名寄市基金条例」の一部改正は、現在の「文化スポーツ振興および地域福祉基金」を「文化スポーツ振興基金、地域福祉基金および大学振興基金」に改めるもの。また、原案可決した15年度補正予算は教育費に1億円を計上。決議は結果として、理事者が望む全会一致による「総意」にはならず、4大化の方向は出たものの、今後も議論を呼びそうだ。
 大学振興基金の条例化で、渡辺正尚議員(まちづくり)が「基金は4年制移行、その後の運営に要する経費に充てるとあるが、なぜこの時期なのか。18年開学であれば基金条例の改正は来年度以降でも間に合うし、総務省との協議結果が出てからでも遅くはない。この基金が総務省との協議に優位に働くと思っているのか」とただした。
 島市長は「短大4大化の議論の中、財政問題が課題となっていた。大学を発展させるために財政支援をしたいという声があり、基金条例を整備する必要があった。普通交付税が年度当初の計上額を上回り、年度負担の施設整備費平準化を図るのが目的。今後の展望を考えた場合、平準化は必要」と答弁。
 短大4大化の推進決議は「名寄短大の取り巻く環境は極めて厳しく、いまや存続の危機にあり、抜本的な改正が迫られている。43年の歴史を踏まえ、地域とともに歩む大学の充実発展が求められており、一部短期大学部を含む4大化の早期実現に向けて、地域あげて推進することを決議する」との内容だった。
 行政報告の要旨は次のとおり。
 14年度各会計決算 一般会計では形式収支で1億6872万3000円の黒字となったが、保育所屋根修繕工事ほか2事業の繰越財源392万3000円が含まれ、実質収支は1億6480万円の黒字。さらに、前年度の実質収支と収支調整機能を持つ財政調整基金の影響額を除いた実質単年度収支は1億3313万3000円の赤字。決算剰余金は、財政調整基金に9000万円積み立てた。基金状況は13年度決算剰余金、寄付、利子を加え1億9497万1000円を積み立てた。これに対し1億7082万9000円を財政調整基金から取り崩した結果、年度末基金残高は16億8390万円。
 国保特別会計は9024万5000円の黒字決算となったが、国保支払い準備基金に2500万円を積み立てた。介護保険特別会計は国庫支出金、支払い基金の一部が15年度に精算払いとなったことなどで、769万1000円の赤字。歳入不足額を繰り上げ充用で措置した。国保、介護会計を除く六特別会計は一般会計繰入金の調整で収支同額の決算。
 行政の運営 「新たな名寄市行財政改革推進計画」を実施していくため、「行財政改革実施委員会」を6月に組織。財政状況を展望したテキストを基に、議論を進めており、当面する課題などに共通理解を図りながら、計画をより実効性のあるものとしていく。
 市町村合併 6月30日に風連、下川、美深、音威子府、中川の5町村による「上川北部5町村任意合併協議会」が設立された。名寄は同協議会設立前から加入の申し入れをしていたが、2回目の会でも結論が先送りされ、今月上旬に予定されている第3回の会議で改めて論議されることになっている。
 同協議会では9項目の基本原則を決定。名寄市として協議会に参加、将来像を議論していくことが重要と考えている。合併の優遇措置が受けられる期限が迫る中、協議会に加入した場合の課題や予想される合併パターン、名寄市単独で残る方策などについて、調査・研究していく。
 快適な市民生活 家庭ごみの有料化と事業ごみ処理料の見直しから5カ月が経過。排出量は前年同期と比較して収集ごみで40%、直接搬入ごみで14%、全体では27%が減量されている。市民のごみに対する関心の高まりとリサイクル意識が浸透。今後は家庭での減量化、資源化の取り組みを推進したい。
 健康づくりの推進 国立療養所名寄病院の経営移譲に伴う資産などの譲渡は、11月に譲渡契約を締結する予定。今後、国の評価額の提示を受け、譲渡価格が確定次第、市議会に提案していく。12月1日からの名寄東病院開設に向け、譲渡が円滑に進むよう関係機関との連携を深める。
 名寄短大 8月12日の議員協議会で熱心な議論をいただいた。私にとっては、地方財政が見通せない状況の中で、6月10日の議員協議会では保留という苦渋の決断であった。このことで、思いが揺れたのではないか―との誤解を招いたことに率直におわびする。しかし、私自身、短大改革にかける思いにいささかも変わりない。
 第2回定例会では、多くの議員から力強い発言をいただいた。「財政的な困難さがあろうとも、立ち止まるべきではない」「自立した個性あるまちづくりを目指して早急に進めるべき」と、前に進もうとする私の背中をしっかり支えてくれる大きな力を実感している。この熱意を推進力に見直した財政計画・大学収支試算書を携えて北海道と協議した。
 問題は地域の意志。道や国から問われているのもこの一点。首長と議会の意志がそろって初めて車の両輪として力強く進むことができる。移行期における財政負担の軽減を図るため、新たに大学振興基金を創設し、地方交付税の保留分から1億円の積み立てを計画。同じ趣旨で木村登茂教育研究基金、加藤由利子基金の活用についても家族の了承をいただいた。
 今なお、心配する声があることは承知しているが、今後、地域一体となって計画を推進していく中で、不安の払しょくに努める。
 4大化を推進するため新たな基金の創設と合わせて同基金へ1億円の積み立てに議会としての判断を願いたい。

[ 2003-09-02-17:00 ]

火遊びはしません
名寄で北部幼年消防大会

 【名寄】上川北部幼少年婦人防火委員会(山崎博信会長)主催の15年度幼年消防大会が、2日午前10時からスポーツセンターで開かれ、子供たちは火災予防へ気持ちも新たにした。
 市内などの保育所、幼稚園に通う子供たちを対象に毎年開催。防火の誓いやアトラクションを通じ、火災の恐ろしさを認識するもの。
 名寄、風連の児童400人が参加。山崎会長、西守上川北部消防事務組合消防長が「マッチやライターをいたずらしたり、火遊びは絶対にしないこと」とあいさつ、注意を呼び掛けた。子供たちは「絶対に火遊びはしません」「みんなで火の用心に努めます」と防火の誓いを述べ、火災予防を約束した。
 同センター駐車場では、無害の煙を充満させたテントを用意、火災で発生する煙の恐ろしさを体験。ハンカチで口と鼻を押さえながら、テントの中へ入り、視界の悪さや息苦しさなどを実感した。放水体験では、消防服を着た子供たちが2人1組でホースを握り、約5メートル先の的を目掛け勢いよく放水し、消防士気分を味わった。
 シャボン玉遊びや、水10トンを積載できる水槽車をバックに記念撮影するなど、子供たちは楽しみながら火災予防を誓った。

(写真=名寄、風連の園児が参加し放水も体験した消防大会)

[ 2003-09-02-17:00 ]

来年4月に有料化
下川町のごみ収集・8日から住民説明会

 【下川】町は、一般ごみの収集を来年4月1日から有料化する。これに伴い8日の班渓公区を皮切りに、約1カ月をかけて町内全公区で住民説明会を開く。
 町廃棄物適正処理、資源化、再利用促進条例によるもの。手数料は、指定ごみ袋を有料とする方法で徴収。1枚当たりの料金は生ごみ6リットルが40円、12リットルが80円、衛生ごみ・紙くずなど20リットルが40円、40リットル80円、埋め立てごみも同額。粗大ごみはシールを張る方式で、1枚200円。町の処理施設へ直接搬入の場合、家庭系ごみ10キロにつき40円、事業系ごみ80円。ごみ袋は町内23の商店で取り扱い、料金に消費税が必要。
 4月の有料化に備え11月1日からごみの区分、分別の方法が変更される。新しく炭化ごみ、埋め立てごみの分類が始まり、炭化ごみの中でも生ごみは別分類。貝殻が埋め立てごみに変更されるなど、かなり複雑。資源物は従来と同じ。町税務住民生活課では「有料化に向け、理解を求める最後の機会。各家庭から1人以上は出席を」と呼び掛け中。

[ 2003-09-02-17:00 ]

〜道北アラカルト〜
迫力ある舞台に見入る

 名寄おやこ劇場(佐々木裕子運営委員長)主催の劇団風の子公演「君たちはどう生きるか」が、1日午後7時から市民会館で行われ、名寄と士別の両おやこ劇場の小学4年生以上を対象に、約200人が参加した。
 プロの劇団風の子による舞台では、ワークショップの一環として、吉野源三郎著の「君たちはどう生きるか」の演劇を行うという設定。登場するコペル君を通して、人間は過ちを犯し、後悔することもあるが、その過ちを正し、自分の気持ちに正直になることの大切さを知るなど、参加者は迫力ある舞台に見入りながら、大きな拍手を送った。

(写真=名寄と士別が合同で行ったおやこ劇場の舞台鑑賞)

[ 2003-09-02-17:00 ]

 



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