地域ニュース
会・催し
閑古鳥(社説)
日曜随想天塩路
会社概要
リンク
月曜グラフ
連載企画
広告について
おくやみ
採用情報

2003年8月28日



金属類混入など課題
炭化センター・故障や作業の遅れにも

 【名寄】名寄地区一般廃棄物処理施設「炭化センター」が、稼動から間もなく5カ月が経過する。施設の運転は軌道に乗ってきたが、炭化ごみに混入している金属類が機械の故障の原因となり、作業の遅れにもつながるなど、今後の課題も明らかになってきた。
 同センターは、公共のごみ処理施設では道内初の炭化システムを採用。ダイオキシン類の防止、処理水を場外に排出しないなど、環境に配慮した最新鋭のごみ処理施設。名寄、美深、風連、下川の4市町から出る家庭ゴミや紙くず類などを収集。炉は1基で1日(16時間稼動)20トンの処理能力。
 センターには一般家庭から搬入される炭化ごみのほか、自営業など個別に業者と契約して収集しているものの2種類が運ばれる。7月末までの1カ月平均は名寄で280トン、美深は45.5トン、風連は31トン、下川は27トン。同センターでは「搬入量は安定してきており、ほぼ同程度で推移する見通し」と話す。
 搬入は月曜日から土曜日までの週6日間。これまでの傾向から搬入量は月曜と金曜が最も多い。お盆明けには46トンものごみが集中して搬入されるなど、季節や祝日といった要素が搬入量に与える影響や施設の維持管理費など、1年間稼働してみなければ分からない部分も多い。
 同センターは「16時間の稼働で処理しきれない場合は、24時間フル稼働する日を設けて作業に当たることもある」と、人員配置や作業対応などに検討を要する部分が出ている。
 ごみの分別状況は当初と比較すると良くなっているものの、クリップやコインなどといったの金属類が多く混入しているのが現状。炭化行程には「磁選機」「異物選別機」といった金属類などを取り除く機器が備えられているものの、すべてを取り除くことは難しく、ここを素通りした小さな金属類が機械故障の原因。
 実際に「減容機」「粉砕ポンプ」などに針金などが大量に詰まり、部品が破損したことがあった。修理に丸1日かかることもあり、その分作業の遅れにもつながる。また、台所ごみ類などの水分が十分に切られていないケースも目立ち、悪臭や乾燥行程への支障、汚水貯留層の能力オーバーなどを引き起こす。
 市内や周辺町村の小学生などによる施設見学会も毎週のように行なわれている。20日現在で37団体530人に上り、道内外からの視察もある。見学の際には、ごみの分別への協力も呼び掛けているという。
 同センターでは「多くの地域住民にセンターを訪れてもらい、ごみの量や混入する金属類を実際に見てもらいたい。ごみに対する関心を高めることが、ごみの減量にもつながる」として理解と協力を求めている。

[ 2003-08-28-17:00 ]

身近な視点の作品群
風連の佐藤さん・俳句集2冊を出版

 【風連】町内の俳句サークル双葉俳句会などで活躍した、東風連の佐藤ミチ子さん(77)がこのほど、句集「冬晴」と「リラの風」を自費出版し、話題を呼んでいる。
 佐藤さんは大正14年、現在の士別市多寄の生まれ。家業の農業は現在、息子の勝さん夫婦が引き継いでいる。
 文章を書くことは好き。俳句にも興味を持っていたものの、なかなか取り組む機会がなかったが、昭和63年に風連町軍恩俳句会に入会。以来「清香」の俳号で創作活動を行い、町内外の俳句会に応募して高い評価を受けてきた。
 句集の出版は、約15年の活動で詠まれた句を見た2人の息子から「これまでの活動の成果をまとめてみては」との話しで実現。装丁と製本以外の作業を親族が行い、通常よりも安価で出版することができた。
 「冬晴」「リラの風」はともに、これまでの作品の中から選んだもので、A5判。難しい、読みにくい漢字にはよみがなを付け、分かりやすいように配慮。「冬晴」が、168ページで一般的な句集。1ページに二句を掲載しているのに対し、「リラの風」は、横長にし、1ページに五句を掲載、俳句の季語に合った写真を背景に載せている。
 掲載されている句は、日常生活や、農業にまつわるものが多く「冬晴」では「暑さ待つ農夫に日照り不足かな」。「リラの風」では「決断のつかぬおもひの青田刈り」など、身近な話題を取り入れ、情景が思い浮かぶような内容。
 初回分は、双方で合わせて30冊制作し、希望者や、知人に配布している。
 句集を手に佐藤さんは「息子のおかげで出版できた。『冬晴』は、雪に閉ざされる北国の冬に晴れ間が出ると気持ちが明るくなる。『リラの風』は、色とりどりで、甘い香りのリラの花が好きなので名付けた。これからも、機会を見つけて句を詠んでいきたい」と話している。
 なお、句集はホームページでも紹介されている。
「冬晴」は lhttp://sato3939.hp.infoseek.co.jp/index.html
「リラの風」は http://popup10.tok2.com/home2/sato3939/

(写真=「冬晴」「リラの風」を手に喜ぶ佐藤ミチ子さん)

[ 2003-08-28-17:00 ]

1000人が訪れる大人気
木原天文台の火星接近観望会

 【名寄】名寄市立木原天文台の火星大接近観望会が、27日午後8時から同天文台で開かれ、天文ショーをひと目見ようと、多くの人が同天文台を訪れ、火星と星空を楽しんだ。
 火星は2年2カ月ほどの間隔で地球に接近。今年予想される、大接近と呼ばれ地球へ近距離に迫るのは珍しく、同程度のものは大正13年以来、79年ぶり。
最接近した27日から30日にかけての火星は、南南西に出現。地球と火星の距離は27日で約5576万キロ。マイナス2.9から3等星前後で、目視もできる明るさ。
 27日がちょうど最接近で、加えて天候も良かったこともあり、観望会史上最高の約1000人が訪れた。
 天文台には火星を見ようと、館外にも長蛇の列。天文台職員は来場者整理と観望に大あらわ。屋外の目視で赤く輝く火星を見て、長時間待って望遠鏡で再び拡大された星を観望。火星の模様や色などに歓声がわいていた。
 同天文台では、ホームページでインターネットライブを実施したが、推定30万件を超えるアクセスがあり、回線障害が起きるほどの人気だった。
 観望会は30日まで。29日までが毎日午後8時から10時半まで、最終日が31日午前零時までと、通常よりも開館時間を延長して対応する。

(写真=観望会で見られた火星・木原天文台撮影)

[ 2003-08-28-17:00 ]

モンゴルぎょうざも
ふるさと祭りに遊牧喫茶

 【下川】バイオリージョンズ・プログラムでは30、31の両日行われる下川ふるさと祭り会場で、遊牧民の家「ゲル」を設営し遊牧喫茶を出店する。
 同プログラムでは、北・北海道(下川地域)、北・モンゴル(フブスグル県)、アメリカ北西部(モンタナ州)の地域間の交流や研究を通じ、互いの地域を学び合う中から、持続可能な地域づくりを研究中。その一環として、現在モンゴルから公立学校の日本語教師、アリウンジャルカル・ルハガフーさん(23)=通称、アリウーナーさん=が、9月末までの日程で来町中。現在、道北4農場による共同店舗「ファーマーズカフェ」(名寄)で地域食材とモンゴル料理の融和を目指したメニューの開発に努力している。
 ふるさと祭り実行委員会や地域の理解で遊牧喫茶を出店が決定。当日はモンゴルメニューが中心で、モンゴル・蒸しぎょうざ (ボーズ) 、モンゴル・スープぎょうざ(バンシタイツァイ)、モンゴル・ミルクスープ (スーティツァ) など。一の橋産の野菜(ズッキーニ)を使用した珍しいメニュー「ズッキーニ・サラダ・そうめん」も。
  同プログラムでは「食を通してお互いの文化に触れ合い交流を深め、今後の地域づくりや経済的な交流へと発展させていきたい」(小峰博之さん)と意欲。

(写真=遊牧喫茶のモンゴル料理を準備するアリウーナーさん)

[ 2003-08-28-17:00 ]

 



2003年
8月
1日
2日
3日
4日
5日
7日
8日
9日
11日
12日
13日
14日
15日
16日
17日
18日
19日
20日
21日
22日
23日
24日
25日
26日
27日
28日




その他
バックナンバー
最新
地域ニュース
HOME
 
地域ニュース会・催し閑古鳥(社説)日曜随想天塩路
       

 名寄新聞社   〒096-0010 北海道名寄市大通南2丁目
 

  TEL:01654-2-1717/FAX:01654-3-2181 MAIL

 写真・画像・図表などの無断転載を禁じます。著作権は名寄新聞社またはその情報提供者に属します。
著作権について
リンクについて

プライバシーポリシー

購読申込
広告について

Copyright NAYORO Newspaper all rights reserved.