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2003年8月18



市町村合併に議論が集中
慎重派など考え分かれ
市長と職員との懇談会・6部対象で133人参加

 【名寄】島多慶志市長と職員との職場懇談会が終了した。時期的な問題もあってか、市町村合併問題に意見が集中。「急ぐ必要はない」の慎重論や、広域の中では「早い段階で合併相手を絞るべき」など意見は分かれ、中には合併後の相手自治体に配慮を望む意見も出ていた。このほかに「資格のいる職務に配置され、そのたびに資格を新規取得している。人事面で考慮を」などの提案もあった。懇談会での意見は集約して、庁議などに報告する。
 懇談会は、市長と職員の相互理解などを図ることが目的で、13年度から年1回実施している。本年度は7月22日の建設部を皮切りに総務、教育、経済、保健福祉、市民生活の5部を対象に開催し、合わせて百三十三人の職員が参加。
 テーマには(1)17年3月末まで特例法の適用期限が迫っている市町村の合併問題(2)6月に名寄市行財政改革実施委員会を設置したことに伴う行財政改革(3)5月にワーキンググループを設置、スタートした事務事業評価システム(4)4大化を目指す名寄短大の改革(5)各職場の課題。
 合併では五町村(風連、下川、美深、音威子府、中川)で任意合併協議会を立ち上げたが、名寄市の参加に対する結論が先送りされるという時期的な問題もあって、意見はこの合併に集中した。
 「合併後の自治体間の関係が心配」「財政上、合併しても、しなくても厳しいのは変わらない。国の政策に踊らされず今後を考えていくことは重要」などの慎重論。
 これに対し「特徴ある街並みづくりや、観光面で広域的なまちづくりが期待できる」「現在は自治体の縄張り争いが見られ、隣の町にあるものはわが町にもという思いがある。合併後は、施設の有効活用を」など推進論も。
 一方で、名寄市単独での生き残り模索を望む意見もあれば、「名寄市は少し受け身になっている。リーダーシップを取るべき」「行政間では協議しているが、住民には温度差がある。行政としての説明責任や今後のプロセスを明らかにするべき」との声もあり、合併問題では職員の考え方が分かれていることを浮き彫りにした。
 短大改革では、市民の財産として守るべきとする意見や、「市立大学の自治を守ろうとするあまり、運営主体である名寄市の意思・意見が反映されていない」「4大化した後、定員割れが生じたとき対策はあるのか。それにより財政が悪化したとき、住民サービスに影響がでるのではないか。財政再建につながる次の事業見通しは」「周辺町村は名寄市の財政状況、短大問題を気にしているのでは。負担を抱えている状況での合併は、周辺自治体との環境にも影響を及ぼすのでは」など、職員内に改革構想への不安がある面も示した。
 このほかに「ヒマワリの観光スポットがあるのにPR不足。街中にヒマワリを取り入れたPRを」「現業職の職種変更は慎重にしてほしい」「係長クラスの意見交換が特に大切だ」などの提案も出ていた。

[ 2003-08-18-17:45 ]

会議内容を住民提供
上川北部5町村任意協・「合併協議会だより」発行

 【美深】上川北部五町村任意合併協議会(会長・岩木実美深町長)はこのほど、市町村合併問題に関する情報を提供する「合併協議会だより」の第1号を発行した。組織体制や会議の主な内容が掲載されており、各役場の合併担当課を通じて全戸配布される。同事務局では「年内毎月1回発行する計画でいる」と話している。
 同協議会は風連町、下川町、美深町、音威子府村、中川町の5町村で6月30日に設立。7月に2回目となる協議会が開かれ、「合併方式は新設(対等)合併」「合併後の名称は現町村名を用いない」などとした基本姿勢を決定。注目されていた名寄市の参加をめぐる議論については、各町村で意見を集約して9月上旬に下川町で開催予定の第三回協議会の中で話し合うこととなっている。
 「合併協議会だより」は、協議会の中で話し合われた内容を公表して住民に情報を提供し、判断材料として参考にしてもらおう―と、今回初めて発行されたもの。大きさはA4判で4ページ。内容は第1号ということもあり、協議会の役割、役員と委員の構成、幹事会・事務局体制など組織のほか、合併協議のスケジュール表。さらに、第2回協議会の結果報告、5町村の人口や15年度一般会計歳出当初予定額などの基礎データなどが、分かりやすく載せられている。
 同協議会のホームページ(http://www.town.bifuka.hokkaido.jp/kami/5/gappei.htm、Eメールgappei@town.bifuka.hokkaido.jp)も開設され、随時、情報を更新している。
また、パソコンを持っていない人でも、各町村の合併担当窓口で協議会の会議録を閲覧できるようになっており、事務局では「意見、質問があれば寄せてほしい」と話している。

[ 2003-08-18-17:45 ]

去り行く夏を惜しむ
名寄と風連で盆踊り

 【名寄・風連】名寄市と風連町で16日から17日にかけて、盆踊りが開かれ、それぞれの町で趣向を凝らした企画を組み、多くの住民が参加し、去り行く夏の夜を楽しんだ。
 名寄市の市民納涼盆踊り大会は16、17の両日、午後6時から南広場を会場に開かれた。
 昭和61年から毎年、実行委員会(佐川惇委員長)を組織して実施。名寄の夏の最後を締めくくるイベントとなっている。年々参加者が減少しているため、昨年から仮装の賞品を中止、子供たちが参加しやすいように子供盆踊りの時間を設けている。
 浴衣姿の子供や、家族が参加。今年は2段の大きなやぐらを囲んだ。以前は町内会での盆踊りなどで親しまれた「子供盆踊り」の音楽に合わせて、元気いっぱいの踊りを見せた。
 午後7時からは一般の盆踊り。開会式では、佐川委員長と島多慶志市長が、「踊りの輪に入ってふるさと名寄を楽しんでください」とあいさつ。
 歌と生演奏が流れ、浴衣姿や普段着の人たちが涼みながら踊りを満喫。太鼓の力強い演奏に合わせ踊る姿を眺める市民の姿も見られていた
 主催者によると踊り手と観衆合わせて、16日はピーク時に踊った570人を加えて、延べ1500人が、17日はピーク時に630人が踊り、観衆を含め、延べ1600人が会場を訪れた。
 風連町では'復活!「夏の年賀状」人情ふれあい盆踊り'が、16日午後6時半から 同実行委員会の主催で、町商工会館前が会場となった。
 町内の盆踊りは以前、ふるさとまつりの一環として開かれていたが、スタッフの都合などで5年前の開催を最後に休止されていた。今年「再び盆踊りを」と、風連町商工会青年部(和田英則部長)などが中心になって実行委員会を組織し、復活させた。
 子供の踊りをはじめ、個人や3人以上の団体が仮装と踊りを披露。やぐらの周囲を曲にあわせて踊り、パフォーマンス。会場内には売店が並び、観衆もたくさん。短い夏の一夜を楽しんだ。

(写真上=やぐらを囲み多くの市民が楽しんだ名寄の盆踊り)
(写真下=町の中心部で大きな輪を広げた風連の盆踊り)


[ 2003-08-18-17:45 ]

下川での思い出つづる
東京在住・堀口さんが「雪国」を出版

 【下川】下川町出身で東京都在住の堀口一郎さん(68)が、古里の思い出などをつづった自分史「風のふくままに・雪国」をこのほど自費出版、本社にも1冊が届いた。
堀口さんの「雪国」は、本紙でも13回にわたり連載。今回の「風の…」は、原稿量にして「雪国」の5倍以上でより詳しい内容。
 堀口さんは昭和10年4月、東京都出身。警視庁西神田署勤務だった父が12年に病死。同年4月下川へ。母は助産師だった。堀口さんは下川小、下川中、名寄高を経て29年東北大法学部へ。33年キャリアとして衆議院事務局勤務。平成3年に定年退職。
 自分史は、退職後の4年から書き始めたとのこと。「雪国」には紹介されていない「名寄川」では、「小学校低学年のころ、名寄川で氷を切り出している風景を見たことがある。名寄川は冬季になると両岸から少しずつ凍結(略)。ある商店が人夫を雇って2月の末か3月の初めころころに厚さが1メートルもある川の氷を立て30センチ、横50〜60センチくらいに大きな鋸でガリガリと切り取る。大きなはさみで挟んで馬そりに積んで商店の倉庫に運んでいった。倉庫ではこれらの氷柱をおがくずの中で保存。みんながそれを夏に一貫単位でその商店に買いにいった」など、昔懐かしい光景をつづっている。
 また、自分史を書くことの目的について、「自分は何者であるかと、己を探すこと、自分とともに生きた家族や周囲の学友や同僚などの反応を見ながらの、自分探しに帰着するのかもしれない」と、堀口さん独特の視点も。

[ 2003-08-18-17:45 ]

 



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