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2003年8月16



将来像でビジョン策定
事前にたたき台作成
名寄市水田農業推進協・8月末から地域懇

 【名寄】名寄市水田農業推進協議会(会長・島多慶志市長)は、地域水田農業ビジョン作成に向け、8月末から地域懇談会を実施する考えだ。これを前に、名寄と智恵文の両農協担当者を交え、地域懇談会で協議するビジョンのたたき台を作る。米政策の転換が図られる内容で、市内の水稲農家が今後に危機感を募らせる中、生産者の意向を反映させ、担い手育成を含めた名寄の農業のあり方をビジョンに盛り込むことになるだけに、地域懇談会での協議内容が注目されそうだ。
 国が昨年末に打ち出した米政策大綱では、従来の国主導から地域主導に政策転換が図られ、消費者ニーズや市場動向などを基に、農業者や農業団体を主体に米の需給調整を行っていくことになる。これに沿って、地域の米づくりのあるべき姿を実現するため、各地域でビジョンを策定していく。
 米政策大綱の期間は16年度から22年度まで。ビジョンは15年度に策定しなければならない。新設される産地づくり推進交付金を受けるにもビジョンの作成は不可欠。名寄では水田農業推進協議会が作業に当たっている。大綱の理解を深めるために、7月1日に市役所で農民連盟役員や農業委員、地区農政部長らを集め「地域水田農業ビジョン検討協議会」を開催、上川支庁の担当者から話を聞いた。
 大綱に基づき産地づくり推進交付金などが出るが、その額は麦や大豆、飼料作物の奨励品種を作付けした場合、10アール当たり最高で6万3000円、一般作物を作付けした場合2万7000円を受けることができそうな状況だ。
 名寄市の14年度転作助成金は総額約5億1000万円。農家経済にも大きな影響を与えており、一定程度の助成金確保は必要で、ビジョンの中でどう転作作物の作付けを位置付けていくかが課題。加えて、担い手農家の育成も必要となり、地域で将来の農業像を描かなければ進められない問題ともなっており、交付金の使途などを含め、地域懇談会では協議されそうだ。
 検討協議会での席上で上川支庁の担当者から「これまでの人間関係など地域内で問題もあり、集落型経営に参加しない人も出るケースが想定されるが、感情を捨てて取り組まなければならない」と注意が出るなど、地域が足並みをそろえて協議することが重要。
 推進協議会では、年内にビジョンを作成することにし、10月には素案をまとめるとのスケジュールを組んでおり、8月末から集落ごとに開催する地域懇談会に向け、たたき台作りの作業を進めている。

[ 2003-08-16-15:30 ]

好天に恵まれ大盛況
下川でてづくり縁日

 【下川】「日本一小さな縁日」が、同実行委員会(田畑寿彦委員長)主催で、15日午後6時から共栄町にぎわい広場で行われた。好天に恵まれ、会場は多数の家族連れなどでにぎわった。
 恒例のふるさと盆踊り大会が、今年は参加者減で休止。「町民やお盆で帰省する人たちに手づくりで憩いの場を提供しよう」と「下川好(い)いまちつくらん会」(会長同)のメンバー10人を中心に30人で実行委員会を立ち上げた。
 2日前から準備に入ったが、日を追ってボランティアが集合。当日はサラリーマン、町職員、OL、自営業者、ジャンプ少年団(下川商高生)などその数約50人。会場の電気設備工事も、西村電気の無料提供。
 会場には、家族連れやお盆で帰省中の人たちが続々。イベントは、ヨーヨーすくい、金魚すくい、キックターゲット、ストラックアウト、ミニエクスプレス名寄号の無料運行など。子供中心のイベントが人気を集めた。
 飲食コーナーでは長い行列。急きょ、整理券を発行して対応。食べ物類はすべて完売するほどの盛況ぶり。実行委員会の田畑委員長は「予想以上のにぎわい。ボランティア集合で日本一、心のこもった縁日になりました」と明るい表情。

[ 2003-08-16-15:30 ]

広さが課題の一つに
5市町村合併問題・富山県一県と同じ面積

 【名寄】名寄地方では現在、五町村(風連、下川、美深、音威子府、中川)で任意合併協議会を立ち上げ、協議を進めている。名寄市を加えての合併が実現すると想定した場合、新しい自治体の面積は富山県一県と同じくらいの広さとなる。ここをどう現行の行政レベルを維持しながら、効率性にも配慮した行政サービスを確保するのか―という問題は大きい。本州方面と比較して道内の自治体面積が広いというのが、合併協議が進まない理由の一つだが、市町村合併特例法の期限が迫る中で、6市町村の広さも論議の障害となっていくのは事実のようだ。
 名寄市の面積が314.62平方キロで、風連町が220.62平方キロ、下川町644.20平方キロ、美深町672.14平方キロ、音威子府村275.64平方キロ、中川町595.02平方キロ。合わせると2722.24平方キロとなる。この面積は富山県(2801.69平方キロ)一県分に相当する広さ。中川町と音威子府村を除いた場合の面積でも1851.58平方キロあり、香川県(1861.66平方キロ)一県とほぼ同じ広さになる。
 距離的には名寄市から最も近い風連町で約9キロ離れているほか、美深町まで約23キロ、音威子府村まで53キロ、さらに中川町までだと84キロとなっており、6市町村のエリアは広い。
 人口でみると、富山県は約112万人で、市町村数は合わせて35自治体。香川県の場合は、人口約百2万人で、37自治体となっている。一方、6市町村の場合は、今年4月末現在でみると、名寄市の2万7233人をトップに、風連町5478人、下川町4208人、美深町5875人、音威子府村1160人、中川町2257人で、合わせて4万6211人だ。面積は富山県並みだが、人口は4%程度。
 名寄市、風連町、下川町が合併したと想定したとき、人口は3万7741人。人口類似都市の十勝管内音更町の職員数は319人だが、名寄市で751人、風連町160人、下川町199人で、合わせて1110人に上る。3.5倍だ。
 合併推進の要因として、行政事務の効率化を図ることも必要。現行の職員数を将来的にも維持していくのでは合併を行う効果も少ない。しかし、どう広い行政圏をカバーし、行政サービスの低下を招かないようにするかは難しい課題。
 さらに、富山県内の市町村への地方(普通)交付税総額は15年度で792億5000万円、香川県では663億4900万円。これに対して、6市町村では149億8898万円。限られた財政規模の中で、広域圏での均等ある発展を進める課題もクリアするのは難しく、合併論議がさらに詰めの段階に入る中では、広い面積が大きなハードルとなっていきそうだ。

[ 2003-08-16-15:30 ]

万里の長城に茶屋
下川手延べセット好評

 【下川】桜ケ丘公園の駐車場に、すだれで囲った「茶屋」がお目見えした。地元特産の手延べめんを利用した冷めん、飲み物をセットにした新商品を提供、万里の長城を訪れる人たちに人気。
 下川町観光協会(谷一之会長)が、道北の特産食品販売などを手掛ける一の橋、南邦彦さんのアイデアで14日から17日まで期間限定企画として開店。手延べ冷めんセットは、タラコシラス、ズッキーニみそなど3種類の味。それに健康飲料「やまんばの置き土産」を添えてある。1セット500円。手延べめんや下川製箸の製品も販売。
 観光協会売店、五味温泉、渓和の「美花夢」の3カ所で買い物をすると五味温泉の入浴券がもらえるラリーにも参加。開店時間は午前10時から午後6時。初日は万里の長城やふるさと交流館を訪れるお盆のUターン者たちが、珍しい茶屋で一休み。食事を楽しむ光景が見られた。
 観光協会と南さんは「万里の長城を訪れてもすぐ帰る人が多いが五味温泉、美花夢などを結び、点が線になればと思う。来年はさらに参加店を増やし、線が面になれば少しでも地域活性化につながるのでは」と意欲。

[ 2003-08-16-15:30 ]

 



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