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2003年8月12



議会側に意思明確化求める
18年開学し22年に黒字
名寄市議会議員協議会・短大改革の計画説明

 【名寄】名寄市議会議員協議会が、12日午前10時から市役所で開かれ、市から名寄短大改革に関する収支試算書などが説明された。島多慶志市長は「道は名寄の意向を受け、総務省協議に入りたいとしており、必要な条件は議会の総意。改革を進めるのか、現状の運営に踏みとどまるのか、議会としての意見を明確にしてもらうことが、18年開学の大きな節目となる」と語り、より踏み込んだ形で議会の対応を求めた。
 市は、同学が現行では生き残りが難しいとし、4大化を中心にした改革構想を策定。当初は17年度開学で検討。だが、国の骨太方針の中で、歳入に大きなウエートを占める地方交付税の大幅な削減が予想される状況から、今年6月の議員協議会で、これら国政の動向が見えるまでは慎重な検討が必要とし「留保」の姿勢を示した。
 その後の市議会では、積極的な改革推進をただす一般質問も出ていた。また、7月に15年度地方交付税の普通交付税が決定、短大生1人当たりの単価が示される中で、収支計画などを見直して再提示した。
 示された計画によると、大学納付金は、競合する道内私立大学の学費総額の3分の2を超えない範囲。授業料は現在の一律54万5800円だが、看護学科68万2000円、栄養学科60万1000円、福祉学科54万6000円。2年ごとの改定(改定率は4.8%)。児童学科は39万円で二年ごとに改定(改定率3.8%)。
 学生数は従来と同じく総定員700人、教員は助手11人を含め65人に。歳入面では、重要な交付税に関して、15年度算入単価をベースに、16年度から18年度までの3年間で20%削減、18年度以降は据え置く想定。
 施設関係では、工事費を以前よりも2億5000万円削減。備品整備費が5000万円ほど伸びたものの、12億4000万円に。
 この結果、公債費を入れて18年度単年度収支では4億369万8000円の赤字が見込まれるが徐々に減り、22年度には685万4000円の黒字に転換する試算内容。
 4大化を実施した場合の中期財政計画見直しも報告された。15年度の交付税が伸びたことによる「短大施設整備基金」(仮称)に1億円を積み立てて財源強化を図る。ほかには「補助金削減・交付税見直しなど財政展望に不透明な部分もあり、短大関連3基金をはじめ、特定目的基金の効果的な活用と、長期債の借り換えも視野に入れ、さらなる財源確保に努めたい」とした。
 島市長は15年度の地方交付税が確定し、短大、大学関係分の切り込みを想定したが、経費の実態を反映し単価がアップしたとし「財政計画も内部協議を行い、できるだけ早く方向付けをし、次のステップに進みたい」と、18年度開学に向けた意向を示した。

[ 2003-08-12-17:00 ]

サハリン詠み最高賞
信州おばすて全国俳句大会・石川さん(美深)が大賞に

 【美深】美深町東2北6の石川旭峰(本名・清高)さん(76)が、第20回信州おばすて観月祭・全国俳句大会に応募した「異国なる島影眺め干鱈噛む」が、最高賞の大賞を受賞した。
 石川さんの俳句歴は50年以上。現在は日本文芸芸術協会会員をはじめ、日本俳句協会会員、北海道俳句協会会員、美深ゆく春俳句会主宰として町内外の俳句の普及・振興に尽力。本人も全国の名だたる俳句大会に作品を応募し、数多くの作品が入選している。
 今回大賞となった信州おばすて観月祭・全国俳句大会は、全国の各俳句大会の中でもトップレベル。松尾芭蕉記念大会と早野巴人顕彰全国俳句大会と肩を並べる、全国3大大会の一つだ。
 大会には例年、全国各地から合わせて約3000句の応募がある。石川さんは今年、6作品を投句。大賞となったのはそのうちの一つ「異国なる島影眺め干鱈噛む」。友人と稚内を旅行して、秋晴れの中で宗谷岬からサハリンを眺めたことを思い出して表現したもの。「大賞に選ばれるとは思ってもいなかったので、驚きと同時にすごくうれしい」と感想。
 今年は、ほかにも13の全国俳句大会に投句。9月中旬以降に大会結果の連絡がくるとのことで「入選などに関係なく、これからも努力して頑張りたい」と話している。

[ 2003-08-12-17:00 ]

市町村合併問題で議会特別委
下川町と風連町・異なる「名寄市加入問題」

 【下川・風連】下川町と風連町の町議会内に設置されている、市町村合併問題特別委員会が11日と12日に開かれた。上川北部五町村任意合併協議会(会長・岩木実美深町長)の経過報告と、同協議会に加入を希望、各自治体に持ち帰り対応を検討することになっている名寄市の対応を話し合ったが、中核都市を見つめる周辺自治体の目は、大きな温度差があった。

任意協報告を大筋了承  下川町合併委・名寄参加は持ち越し
 下川町議会市町村合併問題調査特別委員会(谷一之委員長)は、12日10時から町役場で開かれた。
 全委員と安斎保町長、近藤八郎助役らが出席。高橋裕明総務課長から、風連町で開かれた第2回任意協で決められた「合併方式は新設(対等)合併とする」など九項目の概要が報告された。
 委員からは「企画・管理部門を本庁に置くと一極集中となるのはないか。現市町村単位に設置の地域振興局=仮称にどんな権限があるか」などの質問。
 安斎町長は「企画・管理部門はあくまで全体的な部門を担うもので、地域振興局には、相当の自治権、予算の執行権を有するという解釈」と説明した。なお、自治権や予算執行権などについては、22日に開かれる5町村任意協幹事会(会長・近藤下川町助役)の経過を見守る方針。
 また「11月の地方制度調査会答申前に、いくら議論しても意味がないのでは。答申では人口要件が外れるのでは」など。安斎町長は「答申後に論議したのでは、間に合わない。財政問題も当然だが、人口要件、権限がどうなるかを注目している」。
 名寄市の任意協参加については、「権限問題などがあり、早い段階で参加を求め意見を交換すべきだ」の声も一部にあったが、「事前に5町村でもっと議論を深め、その後、名寄市の参加を求めるべきだ」との空気が支配的。
 「早急に5町村首長会議開催を」「5町村と名寄市の財源比率は68対32で5町村が2倍以上。合併した場合の配分比率が、課題となっていくのでは」などの議論もあった。
 風連町の動向についての質問もあったが、安斎町長は「温度差があるのは事実。風連町にはもう少し辛抱してほしい」と苦しい胸の内を明かした。

「名寄加入」が多数  風連町合併委・「万一には別の道を」も
 風連風連町議会市町村合併問題特別委員会(川村正彦委員長)は、11日午後1時半から町役場で開かれた。委員からは「早急に名寄を加えた議論を始めるべき」が多く、中には「5町村の合併に名寄市が加わらなければ(風連町は)離脱すべきでは」との声もあった。
 特別委員会は、これまで2回にわたる合併任意協議会の協議内容と、前回の協議会で各自治体に持ち帰り対応を検討することになっていた、名寄市加入に対する意見。
 町からの説明によると、基本原則などは、協議会から名寄市に対して、公式な形で伝えられていないことも明らかにされた。委員は「名寄市が協議会に加入希望を正式に打診しているのだから、対応をきちんと伝えるべき」と指摘。
 名寄市の対応については「名寄市が基本原則を受け入れるならば加えるべき」「圏域の将来を考えると、名寄市抜きでは発展はない。早急に加えるべき」という意見が大半を占めた。
 その一方で「5町村がこのように合併議論しているが、名寄市では合併議論がきちんとなされていない」と不満の声。
 このほか「合併任意協議会に名寄市が加入するには、全自治体が賛成しなければならない。反対自治体があった場合、風連町はどう対処するのか」「次回の協議会で名寄市加入が決まらなければ、離脱して、新しい合併を模索すべきでは」といった声も聞かれた。

[ 2003-08-12-17:00 ]

間口維持強く訴え
光凌高が道教委へ要望

 【名寄】名寄光凌高校(松田一興校長)の同窓会組織碧落会(樋口幸一会長)同PTA(堀勇二会長)同体育文化後援会(河野行宏会長)同教職員代表(金箱牧夫代表)はこのほど、同校の間口維持を求める要望活動を、道教委などに対して行った。
 公立高校適正配置問題は、生徒数減少を受け、道教委が16年度に上川第5学区で1間口削減する方針を示している。
 同校は、旧名寄工業高校と名寄恵陵高校を統合して開校した新設校。普通科、電子機械科、建築システム科、生活文化科の4間口。
 要望活動は、道教委の間口削減の方針を受け地域の教育充実を維持するため、間口削減は避けたいと、碧落会の呼び掛けでPTA、体育文化後援会、教職員が連動した。
 各団体の役員が、11日午前に道庁に行き、道教委で相馬秋夫教育長などに要望書を手渡した。
 樋口会長らは「光凌高校は学区内唯一の学科集合型校で、総合選択性を取り入れている。生徒は多くのことを学ぶことができ就職・進学両方に対応できる。地域のニーズも高く間口維持に結び付けたい」と話している。

[ 2003-08-12-17:00 ]

 



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