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2003年7月19



市街地で42基の消火栓不足
水利基準で空白地帯
名寄消防署・水道管網整備が後手に

 【名寄】名寄消防署では、B型消火栓といわれる古い消火栓の更新を進めており、17年度で終了する。一方で、市街地全体の消防水利基準は満たされておらず、42基の消火栓不足。この背景には、水道管の口径が小さく、消火栓を設置できないといった原因がある。同消防署では「水道管網の整備に合わせて、不足の解消を図りたい」と説明。消火栓整備と密接な関係にある水道事業所でも、管網の更新やルート新設には消火栓に配慮しながら整備を進めていく方針だ。
 名寄市街地には現在、322基の消火栓が設置されている。うち、昭和30〜40年代にかけて設置したB型消火栓は134基。既に製造中止で、破損しても部品がなく修理ができない。このため、同消防署では平成5年から計画的に更新、15年度では14基を実施する。残りは26基で、17年度までに整備する。
 一方、市街地の総体的な消火栓配置は消防水利基準に対して42基の不足。基準とされている防火対象物から消防水利(消火栓や防火水槽)までの距離(名寄市街地の場合は商業地・工業地が100メートル、その他地域が120メートル)にあわせると空白地域が生じる。これが消火栓不足地域となり、緑丘、徳田、大橋地区の一部や、天塩川沿い住宅地の一部が該当する。
 消火栓設置には、水道管口径が最低75ミリ必要だが、空白地域では管の口径が細く、設置できないのが実態。
 防火水槽は25基を設置しているが、水利基準では40トンが必要。防火水槽で対応すると仮定すると、一基当たり650〜700万円と多額の費用が必要になるため、難しい面がある。1基70万円前後の消火栓で万一に備えていく考え。
しかし、一定の管網が整備されなければこれとて不可能。消防署としては、水道の管整備を待たなければならないのが実情。
 水道事業所では「管の更新やルートを設ける際には、消火栓設置が可能となるように配慮して整備する」としている。
 名寄市内では住宅地が拡大、水道の管網整備が後手に回った結果、消火栓の取り付けられない空白地が生じている。消防署では「10トンの水槽車が配備されているとはいえ、住民の安全を守り、安心を与えていくためにも、水利が整った場所から消火栓の増設を行っていく」と話している。

[ 2003-07-19-16:30 ]

灯油流出に伴い処分
風連農協が対応を説明

 【風連】風連農協(寺田厚組合長)は、新生町の貯蔵タンクからの灯油流出事故に関連、役職員の処分と、本年度いっぱいで貯蔵タンクを閉鎖する方針を決め、町内4カ所での地区別懇談会で説明、理解を求めた。
 事故は、今年1月25日に発生。貯蔵タンクに給油中の灯油があふれ、タンク敷地内と、近くを流れる河川に流出したもの。油の処理などを行った結果、損害額は約2800万円。保険の適用を受け、最終的に約1000万円を農協が支払う。
 地区別懇談会では(1)約1000万円を、15年度の利益から差し引いて支払う(2)管理責任を問い、役員全員(17人)が、7月から来年1月までの間、報酬の一部を返上。担当職員3人が給与の10%を1カ月カット、2人は訓告で処分(3)事故が起きたタンクを含めて、使用する5本のタンクが設置後約40年を経過しているため、来年3月で閉鎖、士別市に建設されるホクレンの配送センターから灯油と軽油を配送する―の3点を報告、組合員に理解を求めた。
 菊池隆風連農協専務理事は「役職員を処分、老朽化していたタンクを閉鎖する方針で組合員に謝罪するとともに、理解を求めた。今後、事故が起こらないよう、綱紀粛正を図りたい」と話している。
 同農協では、農家への灯油備蓄を奨励するため、組合員を対象に、家庭用ホームタンク1器購入に付き1万円助成するという。

[ 2003-07-19-16:30 ]

浴衣姿でちょうちん
下川社明パレードに220人

 【下川】社会を明るくする運動ちょうちん・あんどん行列が、18日午後7時から町役場前を出発して行われた。
 同実施委員会(実施委員長・安斎保町長)の主催。子供会11団体と保護司会下川分区(武藤登分区長)、更生保護婦人会(森岡トシ子会長)や民生児童委員協議会、社会福祉協議会、ボランティア団体の関係者ら220人が参加した。
 出発式で安斎実施委員長は「罪を犯した人たちの更生と犯罪のない明るい社会づくりのため、1カ月間全国的に行われる行事。残念だが長崎、沖縄、新宿などで子供を巻き込む事件が続発しています。パレードを通じ明るい地域づくりに力を合わせよう」とあいさつ。
 安斎町長らを先頭に子供会員たちがパレード。子供たちは、浴衣姿でちょうちんや空き缶で作ったかんてらにローソクの火。ボランティア団体などよるあんどんもあり、目抜き通りを通ってあけぼの園広場へ。同広場では花火大会が開かれ、夜空を彩る音と光の供宴を楽しんだ。

(写真=家族連れの参加もあった下川の社明運動パレード)

[ 2003-07-19-16:30 ]

アンダーソン手術執刀
吉田病院で朝戸東大助教授

 【名寄】名寄市西3南6の吉田病院(吉田肇院長)は18日、右顔神経麻痺(まひ)のため右目を閉じることのできない男性へのアンダーソン手術を施行し、成功したと発表した。
 患者は70代の男性。4歳のころから右顔神経麻痺のため、右目を閉じることができず、涙が止まらない、目が痛いなどの症状に長年悩んできた。
 道内の病院を転々とし、道外の病院に行くことも考えていたという。昨年10月ごろにのどの痛みで吉田病院を受診。その際に、吉田院長から知人の医師なら治すことができると手術を進められ、今年2月に1回目の手術を受けた。
 執刀医は朝戸裕貴東大形成外科助教授。吉田院長が、国立がんセンターに勤務していた時の知人。一回目の執刀で右側頭筋を上眼瞼(じょうがんけん)に移植する道北では珍しいアンダーソン手術を行い、7月10日には眼瞼下腫垂の手術も。
 患者の男性は、「車を運転しても30分くらいで目が痛くなり目薬を使っていた。子供のころから農作業を手伝うと、目にほこりが入るなどつらい思いをしてきた。手術で右目が閉じることができるようになり大変うれしい」と喜びを語った。19日に退院の予定。

[ 2003-07-19-16:30 ]

 



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