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2003年6月10



短大改革は必要だが保留
財政計画も白紙に戻す
名寄市議会議員協議会・道との協議経過を報告

 【名寄】名寄市議会議員協議会が、10日午前10時から市役所で開かれた。市は、短大改革に関する道との協議経過などを説明。国の三位一体改革に伴い、地方交付税削減が見える中、18年度予定の4大開学は難しく、財政計画も白紙に戻した検討が迫られることから、少なくとも三位一体改革の全貌が明らかになるまで、四大化を留保せざるを得ないとの判断を示した。午前中は5議員から短大改革や保留期間中の改革対策検討手法などで質問があり、島多慶志市長は「改革の必要性ついての考えに変わりはない」と答えた。
 過疎や若年層人口の流出に加え、企業誘致も難しい情勢の中、地域活性化や定住対策を目的に、市は、短大改革で4大化を打ち出した。だが、市財政は厳しさを増し、財源確保を含めた財政計画を見直し、市は4大化を当初計画から一年延期し、18年度開学を前提に道と協議を進めてきた。さらに、6月の市議会で、4大化に伴う校舎改築実施設計費を提案する予定だった。
 道との協議では、地方交付税などを含めた財政対策、審査表が総務省審査基準満たしていない−など、解消すべき課題が数点指摘された。
 特に、問題となっているのは、まだ詳細が見えない国の三位一体改革。具体的な内容がすべて分かるのは18年度までかかりそう。
 地方交付税削減が明らかになる中、短大改革のための財政計画は一度、白紙に戻さなければならない状況。市事業への影響が大きく、開学を凍結せざるを得ないと判断されたもので「地方交付税に頼らない計画作成を指摘された」と報告した。
 これに対して、午前中は5議員から4大化推進の考えを再度ただす質疑が出た。
 島市長は四大化を発想した方向に変わりはないとしながら「施設建設への財源対策はめどがついたが、開学後5年間の運営経費負担を、今の情勢で乗り越えられるのかなど、市の実力を分析した。6月に予算計上したいと答弁したが、そういう情勢にない」と答弁。今尚文助役は「これからの努力でクリアできる課題もあるが、財政構造上解消できないものもある」と状況への理解を求めた。
 同席した短大企画推進委員の村本徹教授は質問に答え、現高校生の4大志向が強いことを説明するとともに「財政問題では初期投資を減額する方法や、人件費抑制を検討するなど、道からの指摘を解消する作業をさせてほしい」と、18年度開学の可能性を検討する意向が強いことを示した。


[ 2003-06-10-17:20 ]

地域の商工業発展に期待
空き店舗で喫茶店
任意団体のフーレベツ・NPOでの事業目指す

 【風連】「商店街ににぎわいを―」。町内の商工業者が、共同で任意団体フーレベツ(櫻庭忠人理事長)を立ち上げ、このほど、町内仲町に軽食喫茶「ふれあい」を出店した。同社は特定非営利活動法人(NPO)設立の申請を行っており、町内第二のNPOとして、地域産業活性化を目指し、周囲からも期待の声が上がっている。
 町内の商店街は、両隣の名寄市、士別市などに消費が流れ、人の往来も少なくなっている。町は中心市街地活性化事業に取り組む一方、風連町商工会(富永紀治会長)では、TMO事業を推進し、地域の商工業発展に力を入れる。
 こうした状況で、町内の商工業者有志11人は「町の商店街ににぎわいをつくり出そう」と、4月に任意団体のフーレベツを設立した。
 フーレベツは、活動の第一弾として喫茶店の開店を決め、役員が個人で仲町地区の旧風連農協第二店舗(2階建て)を購入。団体へ賃貸することで改装工事を行った。
 オープンした「ふれあい」は、午前11時から午後9時までの営業。ハンバーグ、カレー、コーヒーなどの軽食がメニュー。さらに、50人前後が収容可能な大会議室、和室、洋室の貸室も設けられた。トイレは各階ごとに設置し、施設を利用しなくても、買い物や通行中にも利用できるようにと、玄関に近い場所に取り付けてある。
 フーレベツは、6月初旬にNPOの法人格取得を申請。5月の法改正で、従来は含まれていなかった、地域経済振興を進める団体のNPO取得が認められたためだ。順調に進めば、約4カ月後には認可が下りる。
 今後は、喫茶店開店を皮切りに、休憩スペースづくりや公衆トイレ開放、新たな特産品開発、特産品販売、経済振興への新産業創出、高齢者向けの給食サービス、各種イベントなどに取り組む予定。
 フーレベツでは「町ににぎわいだけでなく、雇用創出、商工業振興など、幅広く効果を出したい。NPO申請で、商工業や地域経済振興を目指す法人の申請は少ないと聞いている」と話している。

(写真=町内仲町地区に開店した喫茶店“ふれあい”)

        
[ 2003-06-10-17:20 ]

後進に道を譲りたい
下川町長受け入れ・助役、収入役が意向

 【下川】30日で任期満了を迎える下川町の高沼秀雄助役(63)と加藤哲雄収入役(62)が、「任期満了を機に退任したい」と安斎保町長に口頭で伝えたことが10日に分かった。退任申し出の理由は「行財政の厳しいおりであり、若い人たちに道を譲りたい」。安斎町長は「両氏の決断を尊重、真摯に受け止め受け入れたい」と語った。
 高沼助役は昭和14年7月下川出身。33年名寄農業高校卒。38年町職員に。保健センター所長、福祉課長、建設課長、企画振興課長を経て11年7月1日に町助役となり一期を終えるところ。特別職を含めると町職員生活が40年6カ月。
 「特別職を一期、無事に務めることができたことに感謝の気持ちでいっぱい。町長、議会、職員の皆さんや多くの町民のおかげです。厳しい行財政で定年退職職員の不補充の時代だけに、自ら考え後進に道を譲るべきと考えた」と語った。
 加藤収入役は昭和15年12月下川出身。34年下川高校卒業、36年町職員に。あけぼの園園長、議会事務局長、教育委員会教育次長を経て高沼助役と同じ11年収入役に選任された。「行財政が厳しさを増す一方であり、これからは若い人たちに頑張ってほしいと判断した。4年間、大過なく過ごせたのは多くの皆さんのおかげ」と話す。特別職を含め町職員生活は42年間となる。
 安斎町長は「両氏とは共に長年、町の発展のために努力してきた間柄であり、言葉では言い尽くせない思い。両氏の申し出を受け止めたい」と話している。

[ 2003-06-10-17:20 ]

運動会で風船飛ばす
美深小開校100周年記念し

  【美深】美深小学校(山田幸雄校長、児童226人)の第27回運動会が、8日午前8時半から同校グラウンドで開かれた。開校100周年を記念した全児童による「夢の風船とばし」が行われ、一世紀の節目を祝った。
 今年の運動会テーマは同校の開校100周年にちなんだもので、「百年の歴史とともに、走り出せ!笑顔で勝ち取れ一等賞!」。競技は百周年記念競技の「大玉送り」のほか、美深幼稚園児による遊戯「未来の美小っ子いらっしゃい」や、PTA役員参加の「最後の一個まで」など地域との交流を深めながら楽しんでいだ。
 「夢の風船とばし」では、花の種を入れ、「中に花の種が入っているので、大切に育ててきれいな花を咲かせてください」などと、拾った人たちに対するメッセージを添えた風船を全児童が1個ずつ手に持ち、一斉に飛ばした。児童たちは風に乗って飛んでいく風船を見つめながら、開校100年を祝っていた。

(写真=一斉に風船を飛ばした美深小学校の児童たち)

[ 2003-06-10-17:20 ]



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