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2003年3月28



旧木造事務所保存など
下川産業クラスター・9部門で研究報告

【下川】下川産業クラスター研究会(金子一志会長)の14年度活動報告会が、27日午後7時から町林業総合センターで開かれた。地域型地域材活用住宅開発、商品開発プロジェクトなどで進展が見られるほか、日本の伝統的林業技術、欧米の樹芸学と森林レクリエーションを結び付けた「木登り」が提案されるなど、ユニークな内容がいっぱいだった。
 研究会メンバー、一般町民50人が出席。金子会長は「産業クラスターの目的は新たな産業を生み出すこと。すぐに成果が現れるものでないが、提案が具体化されたものもある。俗だが宝くじを買わずして決して当たることはない。研究なくして成果は期待できない。今後も粘り強い活動推進を」とあいさつした。
 本年度は9プロジェクトで研究。うち、自然療法プロジェクトなど、5つが新規取り組み。 グランドデザインプロジェクトは細田直志さん。住民自らが活動するフィールドや施設などを所有、自然環境、歴史的建造物などを保全する欧米の活動を紹介。陣内雄さんが「緑町の旧共立木材事務所件住宅(町所有)をローカル・トラストとして保存・活用したい」と特色とされる建築様式など紹介。
 下川型地域材活用住宅開発プロジェクトは、高橋利久さんが発表。「資源循環型の森づくりと住まいづくり。森から生まれた住宅をつくりたい」と大学、研究機関、商工会とのタイアップによる取り組みを。
 21世紀創造、バイオリージョンズプロジェクトは小峰博之さんが代表して発表。今井宏さんの出身校であるモンタナ州立大学(米国)の研究プログラムと連動、モンタナ州、北モンゴル、下川(一の橋)を結び、都市と農村の交流、多文化交流による地域再生、地域循環型ライフスタイルの創造など。小峰さん購入の北方民族の家「ゲル」も紹介。
 自然療法プロジェクトは三浦千明さん。園芸療法、森林療法の研究やブラインド(目隠し)ウォーク体験など。「脳の活性化に役立つ」「感覚機能の発見がある」などの仮説を紹介した。
 環境マネジメントプロジェクトは細田直志さん。環境自治体「ISO14001」認証制度など国内外の環境問題の潮流を紹介。斎藤丈寛さんが、一年間のカナダ留学の経験から「木登りを下川で。4月20日、一の橋の『7尺ニレ』で行いたい」など。
 商品開発プロジェクトは川上浩二さん。下川の母村、岐阜県高鷲村との経済交流を見据えた商品開発。「あなたの知らない下川町」をコンセプトに「自然豊かなみどりの虹」マークを入れた「ふきとたけのこ」「よもぎこんにゃく」のパッケージ試作品を紹介。 
 手延べ麺の里づくりプロジェクトは田畑寿彦さんが発表。「既存産業育成も産クラの仕事。手延べ麺業は、現在13軒のうち2軒が休業。高齢化が進み10年後が心配。人材育成、可能な部分の協業化などが必要」などと訴えた。

(写真=ユニークな研究成果が発表された下川産クラ報告会)

[ 2003-3-28-20:30 ]

道内初システムに期待
名寄地区炭化センター・待望の施設で落成式

 【名寄】名寄地区衛生施設事務組合(管理者・島多慶志名寄市長)の名寄地区一般廃棄物処理施設「炭化センター」の落成式が、28日午前10時半から名寄市大橋の現地で行われた。公共のごみ処理施設としては、道内初の炭化システムを導入し生ごみや紙くずを衛生的に処理する施設の落成を祝った。
 同施設は名寄、風連、下川、美深の4自治体で組織する広域施設。4市町では各既存施設を使い生ごみなどの処理を行ってきたが、各自治体ともダイオキシンの排出基準強化された基準をクリアできず、昨年11月で運転停止。単独の施設には多額の投資が必要となるとの判断から、同衛生組合が事業主体となって広域の施設を名寄に建設した。
 施設では、生ごみや紙くず、紙おむつを炭の状態にする炭化システム。式には同組合関係者や工事関係者など60人が出席。島管理者が経過を説明しながら「関係者や地域の皆さんの理解でモデル的な施設が完成したことに感謝する。21世紀は環境の時代といわれているが、他に先駆けた施設の整備ができた」とあいさつ。加藤唯勝道議会議員、小野寺一知同組合議会議長が祝辞、テープカットで落成を祝った。

[ 2003-3-28-20:30 ]

地域医療の充実に努力
退任の久保田市立病院長へ・名誉院長の称号授与

 【名寄】今月末で定年退職する名寄市立総合病院の久保田宏院長に、同病院名誉院長の称号が贈られることになり、授与式が28日午前9時から市役所で行われた。
 久保田院長は、名寄高校卒業後、昭和40年に北大医学部を卒業。市立旭川病院胸部外科部長などを得て平成3年に名寄市立病院副院長、5年に院長に。
 院長就任以来、院内機能を高め、質の高い医療サービスの提供には、営基盤の強化が不可欠―と、経営健全化に努め、7年度から8年間の経営健全化計画を立てて増収、節減対策など細部にわたる推進の指揮にあたり、4年間で赤字経営から脱却した。
 地域の特殊性に応じた専門分野に治療の必要性から脳神経外科、麻酔科の新設や胸部心臓血管外科を開設。診療体制や救急医療体制の充実を図っている。
 同時に、医療機関の連携の重要性を踏まえ、名寄地域病診連携協議会の設立に努め、4年の同協議会発足と同時に会長に就任。地方センター病院として役割を担ってきた。
 称号を贈った島多慶志市長は「名寄市立病院に勤務して12年間、地域医療のために手腕を発揮。職員の総力で地域に信頼される病院に発展させたことに感謝します」とねぎらった。
 久保田院長は「私の功績というよりも、職員全員の力でいただいたものと職員に感謝しています。今後は、旭川に住むが私の経験が役立つように手助けしていきます」と述べあと、経営健全化や医療機能評価の認定、地域医療支援などの思い出を語った。

(写真=島市長から名誉院長の称号を受ける久保田院長)

[ 2003-3-28-20:30 ]

虐待問題などを支援
美深町子育てネットを設立

 【美深】美深町子育て支援ネットワークの設立会議が、27日午後3時から町保健センターで開かれた。活動は15年度から。適切で迅速なサポートを通じ子育て環境の充実を図る。
 近年、幼児・児童への虐待など多種多様な問題を抱えた家庭が増えており、関係機関との連携を深めた効果的な支援・援助を行う必要性が高まっている。このような状況から同ネットワークが設置されることに。
 設立会議には町職員、教育委員会、民生児童委員、保育所、幼稚園の代表者など6人が出席。設置要綱の説明に続いて活動内容などを決めた。この中では(1)児童虐待や不登校、家庭内暴力問題の連絡調整(2)要保護児童の発見、通告に対する緊急回避的措置(3)訪問活動を中心とした予防的措置(4)児童相談所や関係機関からの支援要請への対応―を柱に活動を進めることとした。
 事務局の町保健福祉課では「虐待、いじめを解決するためには、その家庭の現状を把握しなければならなく、プライバシーの問題もあるので慎重に対処していきたい」と話している。

[ 2003-3-28-20:30 ]


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