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2003年3月6



販売戦略の核完成を祝う
もち米施設で国内初
名寄市の雪冷貯蔵庫・品質向上に期待一段

 【名寄】名寄市のもち米低温貯蔵施設「ゆきわらべ雪冷貯蔵施設」の竣工式が、6日午前9時半から市内曙の現地で行われた。同11時からは会場をホテル藤花に移して記念講演会と祝賀会を開き完成を祝福。同施設は自然の雪氷エネルギーを利用した冷却システムで、5月から8月下旬までもち米を安定的に保管し、品質劣化を防止する。もち米の産地間競争が激化しているが、同施設は実需者のニーズに対応しつつ、足腰の強い米づくりに大きな力を発揮するものと期待されている。

 名寄のもち米は、農家や関係機関の努力で、品質向上に努め、実需者から高い評価と信頼を受け産地指定を受けるまでになった。
 その一方で、実需者からは品質の均一化と、流通改善へのフレキシブルコンテナ対応を望む声がある。また、産地間競争激化の中、16年度からもち米産地評価が導入され、生産団地のランク付けが始まる。これらの対策として、低温倉庫は不可欠な施設となっていた。
 施設は、上川ライスセンター南側の名寄農協敷地内に建設。鉄骨造り一部2階建て延べ1,847平方メートル。貯蔵庫2つ、雪室、出荷スペース、機械室2室を設置。雪室では1,336トンの雪を貯蔵。直接熱交換冷風循環方式で貯蔵庫に冷風を送り、室内をプラス5度に保ち、玄米を貯蔵する。
 名寄のもち米は、三重県伊勢の特産品「赤福」の原料のほか、大手実需者から信頼を集めてきた。だが、近年は消費低迷など実需状況が厳しく、同施設が強く要望されていた。
 市議会議員、農家や農協の代表などが出席した式で、島多慶志市長は「産地間競争の中、実需者の要望に応えた、売れる米づくりが重要となっている。市では冬を楽しく暮らす条例を制定、雪や寒さを生かした産業振興を図る。この施設も雪を利用した新エネルギー施設。国内初のもち米専用施設でもあり、安全・安心な良質なもち米の安定供給への拠点施設として、農業振興に貢献できると確信している」とあいさつ。テープカットした。
 ホテル藤花に会場を移し「雪冷熱エネルギーと農業利用の最前線」について媚山政良室蘭工業大学助教授が講演。祝賀会で、中島道昭名寄農協組合長は「今後、施設を核に生産組織と農家の育成に取り組み、産地評価向上への販売戦略を構築する」とあいさつした。

(写真=「ゆきわらべ貯蔵施設」の完成を祝ったテープカット)

[ 2003-3-6-19:00 ]

不審な電話に気を付けて
名寄税務署管内では5件

 【名寄】税務署員を名乗る電話には気を付けて―。名寄税務署(水谷彰男署長)に、不審電話の問い合わせがあり、不測の被害に遭わないようにと注意している。
 同税務署への問い合わせは4、5の両日で5件。いずれも名寄市内から。男性の声で「還付金があるので娘さんの勤務先を教えてほしい」などの内容。税務署員の名前をかたる、このような不審の電話は、道内で帯広税務署と名寄税務署管内の2カ所で起きているが、問い合わせ件数以上に不審電話がかけられていると同税務署ではみている。
 「電話があったときは、相手の所属確認を。不審な場合には即答をしないで、税務署に問い合わせてください。不審者が来た場合は、署員が納税者宅を訪問するときに身分証明書と徴収職員証票を携行しているので確認を」と注意を呼び掛けている。

[ 2003-3-6-19:00 ]

施設有料化は時期尚早
風連町議会・住民周知不足と難色

 【風連】町は、9日から開かれる第一回町議会定例会で、町内の公共施設使用に関する使用料、手数料の有料化条例を提案する。4月施行を目指すが、町議会では、住民周知への時間が少なく、合意形成に問題がある―と、難色を示している。
 町は従来、福祉センターや海洋センターなど、不特定多数の人が利用する施設は、原則、無料開放だった。だが、施設を利用にあたり、受益者の応分負担が必要と判断、有料化を決めた。
 対象となる主な施設は福祉センター、海洋センター、町営スキー場など。学校開放も有料になっている。行政が主催する場合などは減免措置があるほか、一部施設では、町内在住の児童生徒に限り、無料のものも。
 町議会には、このほど開かれた議員協議会で、初めて条例の詳細が明らかにされた。説明した。議会からは、有料化自体に異論はなかったが「住民生活に大きくかかわる問題だが、趣旨と詳細な内容を周知するには、4月実施は時期尚早」との意見が多く聞かれた。
 町は、10日の本会議に提案する見通し。中野秀敏町議会議長は「施設有料化は、まちづくり懇談会などで説明されてきたが、有料化する方向性のみ。また、条例の詳細は議会提案、可決後に決めるという説明もあった。現状で4月に実施するには、1カ月しかなく、住民合意を形成するのは難しいとの声が議会で多かった。この状況で推移すれば、特別委員会を設置するか、所管の常任委員会に付託することが考えられる。この場合の審議は、最低でも6月定例会までかかるのではないか」と話し、同条例の四月施行が難しい状況にある。

[ 2003-3-6-19:00 ]

ゲル、アート、ヒグマ展
下川に新ツーリズム協・旧一の橋小で異文化

 【下川】きた北海道ツーリズム協議会(小日向昭会長)主催の「一の橋異文化交流学級」は8、9の両日、午前10時から旧一の橋小学校で行われる。モンゴル遊牧民の家・ゲルや、北方民族の家・ティピーの展示、チェンソー・アート展など多彩な内容。
 同協議会は、今年1月、下川で特色ある取り組みを実践する人、希望する8人が集まって旗揚げ。頭文字の「きた」を平仮名にしたのは(1)‘来た’人と一緒にたのしむ(2)‘来た’ことある?という呼び掛け(3)よく‘来た’ね!という歓迎の意味(4)I/Uターンして‘来た’人もかかわっている(5)‘北’北海道の下川から発信といった意味を含めたため。
 この先出会う旅人や同志と一緒に「スローな旅物語」を創造する。「スローに流れる豊かな時間、空間を共有し、オンリーワンの旅をつづりたい」とも。これまでに「遊牧村」を企画。遊牧喫茶「ホニ」自由空間「ティピー」アイスキャンドルミュージアムに合わせてアイスキャンドルパーク会場で開催。好評を博し、自信をつけた。
 今回は企画第二弾。モンゴル遊牧民の家・ゲルと、北部アメリカ原住民の移動式住居・ティピー展示、下川森林組合勤務の小玉光さんによるチェンソー・アート展と実演(8日のみ)、町内在住の会社員でハンター、上ケ島吉夫さんのヒグマ資料展も行われる。

[ 2003-3-6-19:00 ]


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