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2003年3月4



市が畜産基地債権を放棄
受益者負担の4,689万円
名寄市議会定例会・農業環境悪化に理解

 【名寄】市は、上川北部畜産基地建設受益者負担の債権放棄を、第1回定例会市議会に提案、可決された。同問題は昭和51年から53年に整備した同畜産基地の事業。市が立て替え払いした参加農家負担金のうち、未返済の債権を放棄する。残りの債権6,637万円のうち4,689万円を放棄する内容。BSEの発生や農産物の不作、輸入による農産物価格の低迷など、近年、農家を取り巻く環境が一段と厳しくなり、一部農家では支払能力が限界となっているため債権を放棄した。同問題での債権放棄は平成12年12月に行った3億1,437万円に続く措置。  
 畜産基地事業は、転作強の中で、新たな農業模索へと、昭和49年から調査し、51年から53年にかけて工事。
 10戸でスタート。1戸当たり肉牛のヘレフォード種繁殖牛70頭で経営。生まれた牛は、雌が北海道開発公社などを通じて繁殖牛として販売。雄は1年間、共同牧場で飼育し販売する計画だった。
 参加農家は牛舎、サイロ、パドック、一部監視舎と関連事業で草地造成、道路整備、雑用水施設などを整備。事業費は20億900万円で、地元負担は4億6,300万円で、支払いは元利合計で8億800万円に。
 54年から始まった償還は、57年から市への償還が滞るようになった。繁殖牛がそろうまでに5年間かかったことと、予定の収入がないまま、生産コストが経営を圧迫。さらに、肉牛の価格低迷が追い打ちをかけた。関係する負債整理基金を導入したが好転せず、61年までに3戸が離農した。
 前期分の未払いが残る中、後期分の償還について農家と話し合い、12年に全額3億8,075万円の放棄を市議会に提案。しかし「難しい問題がある」として、議員全員による特別委員会を設置。審議過程で全額放棄に反対する声も聞かれたため再提案、3億1,437万円を放棄した。
 その後、7戸の農家に農協を加え協議。農家を取り巻く環境が厳しさを増し、一部農家は支払能力が限界の状態であることが判明。だが、個別の折衝を続ける中で、受益者農家も区切りをつけたい気持ちから支払いに理解、参加農家の大部分が経営転換を図り、経営改善に努めている。経営意欲の後退につながることがなく、それぞれの経営継続を前提として年間償還額や期間を設定し、償還に向けた努力を求めていこうと債権放棄提案となった。

[ 2003-3-4-18:15 ]

下川で積雪31センチ
3月では珍しい大雪

 【下川】オホーツクを北東に抜けた低気圧の影響で、道北地方は4日朝に掛けて局地的な大雪。下川地方も30センチ以上の大雪に見舞われた。
 旭川地方気象台によると、下川は4日朝までの12時間で31センチ、名寄は15センチ。下川が2倍以上。「わが家の前は50センチ以上。3月にこんな大雪は珍しい」と除雪に汗する人も。
 市街地流雪溝では一斉投雪のため流末が詰まり、全域で一時「投雪中止」を呼び掛けるハプニングもあった。

(写真=季節外れの大雪で流れが滞った下川流雪溝の流末)

[ 2003-3-4-18:15 ]

子育てと読書充実に
風連でブックスタート事業

【風連】町と町教育委員会は、新年度からブックスタート事業に取り組む。乳児期から本に親しみながら、親子の触れ合いの機会づくりを目指す。
 ブックスタートは、本を介して、母子のつながり、ぬくもりあるふれあいを作ろうというもの。イギリスが発祥。日本でも、13年ごろから各地で積極的に取り組まれるようになった。
 風連町では住民の読書振興と、母子保険事業の充実をと、町教育委員会社会教育課と同保健福祉課が連携して、新年度から初めて実施する。町の単費で7万2,000円を当初段階で計上している。
 当面は、健診の時点で、3カ月児以上1歳児までの子供を対象にする。保健福祉課が実施する、各種乳児健診、予防接種の場を活用し、社会教育課職員と、公民館図書室の図書ボランティアが会場に出向く。本は、原則として、全員同じ著書を2冊、各母子に頒布する。並行して、健診の待ち時間などを使い、読み聞かせも行いたいとしている。
 14年度の町内出生数は、2日現在で37人。ここ数年は微減の傾向。町は、少子化の中で、子供たちを育てる環境を充実させるとともに、出生減に歯止めをかけたいと願っている。

[ 2003-3-4-18:15 ]

地域での活躍目標に
名寄ピ大・28人が卒業証書受ける

【名寄】名寄ピヤシリ大学(学長・藤原忠教育長)の第20回卒業式、第12回大学院修了式が、4日午前10時から名寄市民文化センターで行われた。卒業生28人と修了生17人が、今後の地域での活動を目標にしながら卒業・修了証書を手にした。
 同学は、高齢者の能力を開発し現代社会に対応、充実した生活を送るため幅広く学び、生きがいのある人生観の確立を図り、ボランティアリーダーの養成の場にと、昭和55年に開学された高齢者学級。
 式では、在学生に拍手で迎えられ、卒業生・修了生が入場。藤原学長から卒業、修了証書が手渡され、「思い出が尽きず感慨深いと思います。多くの友を得た皆さんがさらに名寄の地で活躍し、健康に日々過ごしてほしい」と式辞。
 卒業生一同から記念品が贈られたあと、在校生を代表して3年生の遠藤末子さんが送辞。卒業生と修了生を代表して根木實さんと西岡松雄さんが答辞を述べ、全員で「仰げば尊し」を合唱し心に残る式を終えた。

[ 2003-3-4-18:15 ]


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