地域ニュース
会・催し
閑古鳥(社説)
日曜随想天塩路
会社概要
リンク
月曜グラフ
連載企画
広告について
おくやみ
採用情報

2003年2月12日


買い手見つからず
本年度はわずか9件
風連町の農地あっせん・厳しい農業に申請控え

 【風連】風連町農業委員会が本年度取り扱い成立した農地あっせんは、わずか9件。本年度は10件程度になる見込み。申請件数の大幅減少が原因だが、背景には買い手が見つからず、申請を見送っている点がある。町内では農業者の高齢化が進み、潜在的な売り手は多い半面、買い手が少ない。この状況が続けば、不耕作農地が出るのは避けられず、関係者は不安を募らせている。
 風連では、農家の高齢化と後継者不足から、好条件うちに農地を売買したがる傾向が強い。特に水田は、国の補助金減額に連動した形で価格が下落、傾向に拍車をかけている。  
 これまでの農地売買で経営面積拡大を希望する農家は、既に一定の規模に達し、買い手市場は飽和状態に近づきつつある。実際、町内の平均経営面積は現在8.2ヘクタールだ。
 加えて、農業を取り巻く環境が厳しくなっていることも規模拡大のブレーキに。基幹作物の水稲価格が下落する一方、畑作物も輸入農産物攻勢で下落しており、規模拡大しても安定収入確保のめどが立ちにくい。結果として、買い手が見つからず売買申請を出すことができないため、あっせん成立件数は落ちている。
 風連の水田価格は過去、最高で10アール当たり70万円を記録した。また、最近は有利条件で農地を購入できる北海道農業開発公社の農地保全合理化促進事業もあり、風連での利用も増えている。しかし、本年度は10日現在で9件の成立件数しかなく、今後も申請が続くとは予想できないと同委員会ではみている。過去に例のない状態だ。
 このままでは、買い手が見つからないまま、離農する農家が出ることも懸念され、農地の荒廃化が現実のものとなりそう。関係者も基幹産業の農業振興に頭を痛めている。

[ 2003-2-12-17:30 ]

具体的結論に至らず
第5学区高校適正配置検討委・今後の対応を協議

 【名寄】上川第五学区公立高校適正配置地域別検討協議会(会長・島多慶志名寄市長)の理事会が、12日午前11時からホテル藤花で開かれた。今後の取り組みを協議し、1間口校の存続と少人数学級実現の要請に共通理解を図ったものの、16年度に予想される五学区内での1間口削減については、名寄市で対応してもらう意見が出されたが、結論を出すまでには至らず、改めて協議を行うことになった。
 理事会は学区内自治体の首長、教育長らが出席。今後の取り組みとして(1)市町村合併に対応した高校再編の在り方(2)6市町村で事務組合のようなものを立ち上げる(3)第4学区も視野に入れた入学者の確保対策―が検討課題として提起されたことを報告。
 生徒数減少が続く中、現行の18間口は多い状況。15年度出願状況をみると、下川商業高校が33人、美深高校は30人と定員割れの状態で、2間口維持は難しい。1間口になると、2間口を高校の最低間口とする道教委の方針では、廃校の対象となりかねない。このため、1間口校の存続と少人数学級の実現を、要請していくことには共通の理解が得られた。
 当面する課題への対応は意見が分かれた。特に、名寄高校が現行4間口で15年度から校舎改築に着工する説明もあり、柿川弘風連町長は「改築時にきているので、直すというのは問題を感じる。広域合併を考える状況にあって、どこに将来の教育の拠点をつくるかを、おざなりの形でなく、教育長会議で議論してほしい」など、事前の協議が十分にできないことに対する不満が出ていた。
 岩木実美深町長は「名寄高校改築議論を行のがもう遅いなら、他町村の学校が生き残る道を論議するのが方法だろう」とし、名寄市内の高校での1間口削減を求めた。
 森山良悦風連町教育長は、「道教委の間口削減は、名寄市内の高校再編に向うとし、今後の教育長会議での協議にためにも、理事会で調整を図ってほしい」と一定の方向付けを求めたが、結論を出すまでには至らず、改めて理事会で話し合うことになった。
 これまでの高校間口削減が、道教委の方針が出たのを受けてからの協議だった。だが今回は地域からの提案型にしようと、教育長会議で議論を続けてきた経過があり、第5学区としてどのような提案型の意見を調整いていくのか注目される。

[ 2003-2-12-17:30 ]

鋭い風刺やユーモア
下川で環境まんが展始まる

 【下川】北海道環境財団、下川自然を考える会、下川こどもエコクラブ主催の「環境まんが展」が、公民館ロビーで開かれている。
 同財団は、民間主導の自発的な環境保全活動の促進などを目標に発足した道の外郭団体。道内在住の漫画家たちで結成する「ほっかいどう漫画集団」のメンバーに、さまざまな視点から1こま漫画を描いてもらった。
 展示されたのは、13年度「豊かさってなんだろう」、十四年度の「環境問題」。70点で、出品は札幌市在住の漫画家、石川寿彦さんら15人。
 A3判ほどの大きさで、大半が水彩。富士山より高いごみの上の人物を描いた「豊かさの最高峰」、捨てられた多数のペットボトルの中に、死んだクジラを描いた「クジラが死んだ日」、「おいしい水」と記したペットボトルが、清流の中に捨てられ流れていく光景など。
また、野鳥がソーラーパネルで卵を温める風景、ニコニコ笑顔の地球から伸びた手が、砂漠に緑の栄養分を振り掛ける「毛生え薬」など。鋭い風刺やユーモアの中で、地球環境問題を問い掛け、考えさせる作品群。上川管内では初の無料公開。22日まで。

[ 2003-2-12-17:30 ]

最高賞は「号外函岳」
美深子供セン協議会・冬休み新聞大賞展

 【美深】美深町子どもセンター協議会(会長・佐藤努恩根内小学校教頭)主催の冬休み子ども新聞大賞展が、町文化会館COM100ギャラリーで開かれている。
 子どもたちが生きる力を身に付けるため、自分で調べたことを自分の考えでまとめてみる活動を通し、新聞作りに取り組んでもらおうという趣旨。初めての試み。町内の小中学校、高校の児童生徒を対象に募集したところ、小学校から37点、高校から1点の応募があった。
 内容は、B4判の用紙の使用が条件。「自分の周りの楽しい友達紹介」や「冬休みに発見したこと」などがテーマ。
 最高賞の、審査員特別賞を受賞した美深高校新聞局の「号外函岳」は、現在建設中で四月から使用開始になる新体育館の紹介、バドミントンやサッカーなど部活動で活躍する生徒のインタビューを写真付きで掲載。読みやすく楽しい新聞に仕上がっている。
 ほかにも、北児童館やスキー場、保健センター、図書館の利用状況、人口やごみ問題などについて調べたものも。児童生徒たちの力作がずらりと並んでおり、来館者の中には足を止めてじっくりと読む人の姿も見られた。展示は3月2日まで。
 入賞者は次の通り。
 ▽審査員特別賞=「号外函岳」美深高校新聞局▽優秀賞=「美深新聞」飯田ひとみ(美深小)、「季節」佐久間真未(同)、「雪国」佐藤貴哉(同)、「美深観光」中江真子(同)、「美深新聞」浅野沙也加・千田静茄(同)

[ 2003-2-12-17:30 ]

 



2003年
2月
1日
2日
3日
4日
5日
6日
7日
8日
10日
12日
その他
バックナンバー
最新
地域ニュース
HOME
 
地域ニュース会・催し閑古鳥(社説)日曜随想天塩路
       

 名寄新聞社   〒096-0010 北海道名寄市大通南2丁目
 

  TEL:01654-2-1717/FAX:01654-3-2181 MAIL

 写真・画像・図表などの無断転載を禁じます。著作権は名寄新聞社またはその情報提供者に属します。
著作権について
リンクについて

プライバシーポリシー

購読申込
広告について

Copyright NAYORO Newspaper all rights reserved.