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 年頭所感


命の芽生えを
 今年は戌年。戌は元来、滅(ほろぶ)という意味で使われていたようで、草木が枯れて休眠する状態を表している。一方で、これは次の新たな命を育むという意味合いにも捉えられており、縁起の良い年でもあるという。また、犬は多産でお産が軽く、そのため戌の日に安産祈願すると良いとされている。少子化、人口減少社会を迎える中で、日本の将来を担う子どもは、かけがえのない存在。より多くの命が芽生え成長し、国内外で大きく羽ばたいてくれることを願うばかりだ。

揺れる世界情勢
 昨年、北朝鮮による相次ぐ大陸間弾道ミサイルの発射実験や核実験が、世界を震撼させた。ついには日本列島の頭上をミサイルが飛び越えるという事態にまで発展。日本を取り巻く安全保障環境は未曽有の危機に直面しており、アメリカを中心に、軍事力で問題解決を図ろうとする動きも出ているのが実情。日本は戦後72年間、唯一の被爆国であり、平和国家として世界をリードしてきた。軍事的解決方法は誰も望むものではない。苦い経験を持つ日本だからこそ平和の尊さが身に染みて理解できる。

防災力と環境問題
 自然災害大国、日本。地震、津波、火山の噴火、豪雨など、国内ではありとあらゆる自然災害が、いつ、どこで発生してもおかしくない状況。昨年7月には、九州北部で記録的豪雨に見舞われ、多くの死者や行方不明者を出した。被災された多くの方々にお見舞い申し上げたい。近年は、北海道にも台風が上陸するようになり、地球温暖化などが原因とみられる異常気象による影響も大きいのでは。防災力を高め、災害に強い地域づくりに取り組むことはもちろん、一人一人がより一層、環境問題に目を向けることが大切といえる。

人材確保が課題
 今年のキーワードとなりそうなのが、18歳人口が減少し始める―とされている「2018年問題」だ。日本社会の将来に大きな影を落とすことにもなりかねない大きな問題。少子化と相まって生産年齢人口が減少しており、日本の将来を背負って立つ貴重な人材(若者)が不足。さらには、経済力を生かして人材を集める都市部に、地方の貴重な人材が流れてしまう都市一極集中も大きな課題であり、人口の減少に歯止めが掛からない地方に大きな影響をもたらすもの。国は人口減少対策などを柱とした地方創生に取り組んではいるが、地方自治体については効果が発揮されていないのが現状で、日本はこの難題に対してどのように立ち向かっていくのか。

地域密着の紙面づくり
 今年も小社は、地域密着の紙面づくりに努力します。報道の役割を自覚し、地域の振興や発展につながるニュース提供に、積極的に取り組む所存です。今年1年、変わらぬご愛読とご指導、ご叱責をお願い申し上げ、年頭所感とさせていただきます。

                                                         名寄新聞社

(写真=走れ!新春の原野を)


[ 2018-01-01-00:00 ]

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