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2010年3月11


自然と共生

先日、車を走らせていて三頭のシカを目撃した。その姿に「かわいい動物」だという印象を強くしたが、ふと頭に浮かんだのはシカによる食害の問題▲夏場はシカが畑などを荒らし、かなり被害が出ている。食害を防ぐため最近、電牧柵を設けるケースが増えている。畑の周囲に電気が通った柵を巡らせる方法だが、この電牧柵が増えたことで、シカは電牧柵のない地域に移動、新たな食害を引き起こしているとの話だ。さらに冬場は餌が減ることから、樹木の皮を食べることで、木が立ち枯れするなどの食害が起きている。シカにとっては、生きるために食べているだけなのだろう▲苫小牧民報に、アライグマが増えているという記事があった。環境省がウトナイ湖周辺でアイラグマの捕獲事業を進めているそうで、昨年六月から十一月の事業で十二匹のアライグマを捕獲。この数は作戦開始以来、最多。結果、アライグマはウトナイ湖周辺に生息域を広げていることが分かった▲アライグマは、外来種。ペットから野生化し、全道に生息域を広げているという。アライグマにとっても、生きるために活動しているだけ。外来種として捕獲されるのは迷惑な話かも。自然と人間との共生という言葉の響きは良いが、人間の身勝手さを考えるのが先かも。

[ 2010-03-11-19:00 ]

 
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11日「自然と共生」


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