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閑古鳥

2010年7月31


北海道豪雨

7月下旬、北海道を襲った豪雨は道北地方にも大きなつめ跡。気象庁によると7月30日午前9時半現在、72時間の降雨量は名寄149・5ミリ、美深137・0ミリ、下川113ミリ。いずれも7月の観測史上、最高を記録した。本紙管内の被害状況は既報の通りで、誠にお気の毒▲それにしても気象庁の冷夏予報に反して、北海道に急激な蒸し暑さがやって来たかと思うと、今度は大雨。それも局地的集中豪雨とは異なり、シトシトと降る雨が次第に雨脚を増した。雨の上がり方もピリッとしない。蝦夷梅雨(えぞつゆ)のイメージだ▲この気象、本州各地に被害をもたらした集中豪雨、多数の熱中症死者を出した猛暑と無縁ではなさそう。上空から流れ込む寒冷前線と太平洋高気圧との間に、暖かく湿った空気が流れ込む。大気が不安定になって豪雨と猛暑が繰り返される。本州の気候が、そのまま北海道まで足を伸ばした感じ。北海道の天候が、次第に本州に似てくるのは海水温上昇とも無縁ではない▲その一方でアフリカ、中国など砂漠地帯では、現在も猛烈なスピードで砂漠化が進行中。異常気象が原因とされるが、その最大要因は人間がもたらした地球温暖化現象。災害や砂漠化は決して天災ではなく人災ということになる。8月の天候回復を願う。

[ 2010-07-31-19:00 ]

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