地域ニュース
会・催し
閑古鳥(社説)
土とともに生きる
私の回想記
連載企画
おくやみ
書籍
会社概要
広告について
採用情報
リンク
閑古鳥

2018年5月29日


真実を語る

20歳の若者が、これほど潔く堂々と自ら犯した過ちをわびることができるのか。日本記者クラブで見せた日大アメフト部、M選手の応答に感動した人が多いのでは▲M選手は関西学院大学との対戦で、相手クオーターバック(QB)に反則プレー。3週間のけがをさせてしまった。事の重大さに気付き、けがをした選手に謝罪しようと決意。当初は日大の前監督、前コーチに止められたことも▲苦渋の選択。記者会見を開き自ら犯した悪質反則の背景をとつとつと語った。それは大勢の報道陣を驚かせる内容。前監督、前コーチから「QBをつぶしてこい」「『できませんでした』じゃ済まされないぞ」▲M選手は「相手QBにけがをさせろ」と受け止め実行してしまった。たとえ命令でも相手選手にけがをさせる行為は許されない。M選手は自らの行為が「犯罪」になるかもしれないことを承知の上で真実を語った。その勇気をたたえる声は相手チームからも▲だが日大の対応は後手ばかり。記者会見で前コーチは「つぶしてこいと言ったが、けがをさせろの意味でなかった」とM選手の説明と核心部分で食い違う。謝罪会見、関学への回答書でも「責任逃れ」の批判が付きまとう▲日大は調査委を設置し真相究明するという。だが前監督、前コーチが正直に真実を語れば問題は一挙解決でないか。

[ 2018-05-29-19:00 ]

HOME
地域ニュース会・催し閑古鳥(社説)

 名寄新聞社   〒096-0010 北海道名寄市大通南2丁目
  TEL:01654-2-1717/FAX:01654-3-2181 MAIL
写真・画像・図表などの無断転載を禁じます。著作権は名寄新聞社またはその情報提供者に属します。
著作権について
リンクについて
プライバシーポリシー
購読申込
Copyright NAYORO Newspaper all rights reserved.