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閑古鳥

2018年3月26日


ご威光に敢然と

「御上(おかみ)のご威光」に逆らえないのが世の中。だが地方の教育委員会、中学校長が敢然と文科省にモノ申した▲名古屋市内の中学校で行われた総合学習の授業。文科省は、前川喜平・前文科省事務次官を講師として招いたのが気に入らなかったようだ。前川氏の個人攻撃とも受け取れる内容のメールを名古屋市教委に送り、「講師依頼の経緯」「授業の主たる目的」「授業内容」など15項目を質問。さらに録音データの提供を求めた▲学校は授業内容の概要を市教委に提供したが、録音データの提供は断固拒否。「前川氏の了解が得られない」との理由。記者会見で校長は堂々と「前川氏とは以前から知り合いで尊敬」。市教委は文科省とのやり取りメールの公開に踏み切った▲文科省が、異例ともいえる形で前川氏の授業内容を根掘り葉掘り問いただしたのは、複数の自民党国会議員が絡んでいたことも一因のようだ。結局、林芳正文科相は「誤解を招きかねない面があった」と文科省担当局長を注意。しかし、「問い合わせは法令に基づいたもの」との認識を示す▲文科省が、学校の個別授業に介入しないというのは大原則だろう。戦時教育の反省から教育基本法にもうたわれている。文科省のいう「法令に基づいた問い合わせ」にも「法令の拡大解釈」という指摘がある。うやむやに終わらせないでほしい。

[ 2018-03-26-19:00 ]

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