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閑古鳥

2018年2月10日


交通需要

以前、下川町主催の地域交通活用促進セミナーで、札幌大学の千葉博正教授が「交通需要を高めるには、利用目的となる買い物、通院、観光、物流など本来の需要と結び付けて考える必要がある」と講話▲これを聞き頭に浮かぶのは「小林一三」である。阪急電鉄・宝塚歌劇団・阪急百貨店・東宝など阪急東宝グループ(現・阪急阪神東宝グループ)の創業者だ。利用される「鉄道」を造るために、山や田が広がる鉄路周囲に、人々が求めるものを考え、次々と生み出したと聞く▲沿線には住宅地を整備して、現在のローンの先駆けとなる「分割払い」で売り出し、家族連れで楽しめる「上野動物園」や娯楽施設「宝塚新温泉パラダイス」(宝塚歌劇団)、駅の行き返りに買い物ができる「百貨店」(駅ビル)もオープン。百貨店の食堂ではお金にゆとりのない客も利用できるよう、ライスのみの注文も歓迎し、常連客をつかんだ▲強気で大胆かつ、細心の注意を払って行動する信念、人の暮らしに寄り添い、未来を見据えた発想が成功に結び付いたと考えられる▲交通機関の役目は沿線の人々や事業と連携しながら、それらを鉄道やバスで結び付け、沿線の暮らしを豊かにしていくことにあるのかもしれない。結果、利用される交通が生まれるのではないか。

[ 2018-02-10-19:00 ]

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