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名寄市民文化センターで開催中の全日写連名寄支部の第三十九回写真展を拝見。当然ながらデジタルカメラによる作品が主流だが、フィルムにこだわった作品も注目される▲初日の写真展会場で同支部顧問の大河原誠さんにお会いした。大河原さんは現在九十二歳。名寄地方の写真界の草分けであり、同支部発展に大きな足跡を残した▲写真展会場のトップに掲げられた作品が、大河原さんの「雪朝の登校」という作品。同支部からの要請で初めて展示の運びに。これは昭和四十一年の写真道展入選作品。当時、名寄地方から道展に入選する写真家は珍しく、大河原さんのこの一枚が、道北地方の写真活動の起爆剤になったと言っても過言でない▲大河原さんは国家公務員(旧食糧事務所勤務)だったが間もなく退職し写真館を経営。同時に自由な写真表現を試みる同士に呼び掛け、全日写連名寄支部を設立、初代支部長に▲その後、支部長は向井和栄さん、現在の客野宣雄さんに引き継がれ、全道、全国規模の公募展などで活躍する会員を輩出するようになった▲今回の作品展を拝見していると、大河原さんのフィルムによるモノクロ道展入選作品の作風が、現在も同支部に脈々と受け継がれているように思えてならない。同支部展は十五日午後三時まで。
[ 2008-11-11-19:00 ]
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