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食の安全が叫ばれる中、国産の加工食品からも各種の問題成分が検出されている。国内では、不当表示が問題となったものの、食の安全は比較的守られていると思っていた。だが、そうでもないような事実が明らかになっている▲これまで、中国の加工品や農産物に注意が注がれ、国産製品は安全と考えてきただけにハム・ソーセージ製品、カップめんから検出されたシアン化合物、防虫剤成分は消費者に不安を与える結果となっている▲製造元では、製品の回収や製造を中止して原因の調査に入っているが、こうした問題が発生するたびに消費者からは、一体、何を信用してよいのか分からない―といった声が聞かれている。問題の発生した製品は、日ごろから口にする機会が多いだけに不安も広がっている▲知人と話していると「人体に影響を与えるような物質が混入するのは、中国製品と思っていたが、これでは中国のことは言えたものではない」と言う。寂しい話だが、納得できる言葉で、信頼を失う食に怒りさえ覚える▲特に、安全基準の厳しい国内製品に寄せた信頼は高いものがあっただけに偽装表示も含めて、企業の姿勢に疑問が生まれる。今後、食品製造に携わる企業には安全を第一に考えてほしい―と願っている。
[ 2008-11-04-19:00 ]
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