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経済アナリスト・森永卓郎さんの話を聞く機会に恵まれた。地元商店街が大型店進出問題で大揺れしていた時期だけに、「旧態依然としたビジネスモデルに固執している限り未来はない」と結んだ言葉が今も忘れられない▲講演などで各地を歩いている人だけに、多くの実践例を引き合いに示唆に富むものがあった。「その地域に住んでいる若手経営者たちは、どうやったら商店街が活性化できるのか、どうしたら町全体が勢いを取り戻せるのか。既に答えを見つけていることの方が多かった」▲また、多くの予算を投じて行われがちな商店街診断や青写真づくりにも触れ、「よそからきた人間が、数日程度の調査で町が持っている潜在的な資源をすべて発見することなどできるものでない」「唯一役に立つのは、地元の人から見ればさほどのことのないものが、よそ者から見たら、大変な宝だと言うことが発見できる場合ぐらいのものだ」▲「小さい時からその町で育ち、町の隅々まで知っている地元の人によそ者はかなわないのだ。それなのに、既に答えが分かっているのに、どうして地元の力で地域経済を活性化できないのかというと、そこには昔の世代のカベがあって、閉塞状態にあるからだ」。若者(行動力)、よそ者(新感覚)、ばか者(愚直さ)の一体化がカギを握っている―ということ。
[ 2008-03-05-19:00 ]
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