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 美深町仁宇布に羊毛体験ができる「ウール工房・ひつじ小屋」が、今年3月にオープンした。同地区にある松山農場(柳生佳樹代表)で飼育するヒツジの毛を使って、選毛からカーディング、毛糸紡ぎなど、一連の加工作業を楽しむことができる。
  講師は、平成16年に同地区へ転入した竹内里佳さん。以前、江別市で羊毛を扱う仕事に携わり、毛糸を紡ぐ教室で指導を行ってきた専門家。現在は同農場でヒツジを世話しながら、これまで捨てていた毛刈り後の同農場の羊毛の活用に試行錯誤しているところ。
  体験工房は、特産品などを販売している「KOIVU(コイブ)」の2階。今回、メニューの中から半日羊毛体験のフエルト作りを取材した。
 子羊がいる羊舎を見学。ちょうどベビーラッシュの時期で毎日のように生まれている。 竹内さんは「まだまだ、課題はありますが、体験工房でこのヒツジたちの毛が製品になる過程を知ってもらえると良いと思っています」と話し、さまざまな体験メニューを用意している
1)ワラやゴミが付く、刈った後の羊毛に触ってから、毛洗いデモストレーションを見学。一般家庭でウール洗いに使う洗剤を入れた熱湯で押し洗いすると、毛特有の油っぽい感じがなくなる
2)羊毛のゴミを落としてふわふわにするカーディング作業では、ハンドカーダーの使い方を学ぶ。羊毛が綿のようにふわふわの繊維になっていく様子が面白い。この日、旭川から家族で仁宇布に来ていた長谷川颯君(5つ)が熱心に作業
3)カーディング前の羊毛(手前)、カーディング後の羊毛(奥)
4)長谷川君が、竹内さんのアシスタントでレインボー染め。鍋に入れて湿らせた羊毛に、専用の赤、黄、青の染料を入れてよく染み込ませて火にかけ、液体が透明になったら出して乾燥させる。7色に染まった中から好きな色の羊毛をカーディング
5)最後は、カーディングしたものを使いフエルトマット作りに挑戦。白い羊毛を繊維の方向を見ながら三重に重ね、最後に好きな色の羊毛を重ねる。家庭用の洗濯洗剤を湯に溶かした液体を、染み込ませて、ビニールで覆いよく振動を与える。「洗濯するとセーターが縮むことがありますよね。あの原理で、洗剤、お湯を吸った毛に、振動を与えることで繊維が絡んでフエルトになるのですよ」と羊毛の性質なども丁寧に説明
6)約4時間の講習でフエルトマットとフエルトボールが完成。羊毛の利用や製品になるまでの手間を実感できる内容

もちろん羊毛から毛糸を作る紡ぎ体験メニューもある。(左上)紡ぎ車(右上)スピンドルとオリジナルの毛糸(右)

◆体験メニュー
▽選毛・毛洗い
▽カーディング
▽フエルト、フリースマット(2時間から)、紡ぎ・スピンドル、レインボー染め
▽半日羊毛体験(午前10時から午後2時)
「毛洗いデモンストレーション、レインボー染め、カーディング、フエルトマット・フエルトボール作り、またはスピンドル・紡ぎ体験」
◆2日間まるごと羊毛体験コース(午前10時から午後4時)=1日目選毛・毛洗い、染め。2日目カーディング、紡ぎ・フエルト・織りなど。
◆2日間紡毛糸紡ぎ方習得コース(午前10時から午後4時)
このほか、サービスメニューあり。相談に応じたメニューも可能。原毛は持ち帰りできる。
         
詳細・問い合わせ TEL/FAX 01656-9-1936(午後6時以降)松山農場内 ウール工房ひつじ小屋 Niupu 竹内里佳さんまで。

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