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人としての成長を重視

名寄東中学校吹奏楽部の定期演奏会が、3日、名寄市スポーツセンターで開かれた。
 同部には、同校生徒の20%を占める1年生20人、2年生27人、3年生24人が所属。
 顧問の鈴木薫教諭が同校に赴任した翌年の平成11年からマーチングに取り組んでいる。今年9月に旭川市で開かれた北海道マーチングコンテスト・パレードコンテストの部で、惜しくも全国大会出場は逃したものの、全国出場の北見北中学校と同点一位で、三年連続の金賞。
 11年から名寄東中学校吹奏楽部父母会が立ち上がり、定期演奏会は同会が主催し、今年の定期演奏会には八百人以上の市民が訪れた。
 4部構成で、部員たちの息の合ったメロディ、会場に響き渡るOB、OGを合わせた総勢120人での演奏、一糸乱れぬマーチングで観客を魅了。
 鈴木教諭から、これまでの演奏を収めたDVDを受け取った3年生の中には涙を流す部員もおり、出演者、観客共に感動の中で演奏会が終了した。
 このほか、市内各イベントにも出演。今年3月には「定期演奏会を2回開いてほしい」との要望に応え、初めてのスプリングコンサートを開催するなど、勢力的に活動。
工藤忠行校長

 鈴木先生は、技術的な面だけでなく、人として必要な社会性を第1に指導し、あいさつをしっかりするなど、部員以外の生徒に与える影響も大きいです。
 普通、顧問のいない活動では部員が手を抜きがちですが、部員だけでの練習でも、部長、副部長を中心に手を抜かず、秩序ある練習をしています。
普段の練習は厳しいと思いますが、練習の中で築き上げた信頼関係、顧問の部員1人ひとりを思いやる温かさがあるからこそ、定期演奏会で涙を流した部員がいたのだと思います。
 昨年、東中学校に赴任してきてから初めてマーチングを見ましたが、本校の吹奏楽部は全国大会に出場してもおかしくない実力があります。今年の北海道マーチングコンテストでも全国大会出場を逃しましたが、早く全国大会出場の夢を実現させてあげたい。
 また、普段の練習はどこにも負けません。そういうところにも金賞をあげたい。
 これからも、技術だけでなく、人として大切なところを伸ばしていってほしいと思います。


鈴木薫教諭

 技術面よりも、人とのかかわりを重視して指導しています。楽器のプロになるのなら、技術だけを指導すればいいのかもしれませんが、中学生なので吹奏楽を通して人としてどう成長するかが問題。
 演奏がうまい、下手だけでなく、大勢いる部の中で1人も欠けることなく、みんな仲良く、協力して活動していくことが重要だと思っています。
 先輩、後輩の間でも仲がよく、今年は四月から1人も退部していません。「先輩は偉く、後輩を動かす」のではなく、後輩より経験があり、さまざまなことを知っている3年生が1番動きます。それを見ている後輩も、自主的に活動するようになります。
 また、部長や副部長のほかにも係があり、全員が何らかの係を受け持っています
 とにかく仲間を大切にしてほしいと思っています。全国大会に行けても部員の仲が悪ければ何の意味もありません。全国大会に行けなくても、十分に成長してくれています。


橋本大樹部長

 部長になって1年間、なかなか部をまとめることができずに「すいません」と謝ることが多かったです。怒られてばかりでしたが、これまで面倒を見てくれた先生には本当に感謝しています。
 先生が生徒のことを心から思ってくれているからこそ、「先生についていくぞ」という気持ちでこれまでやってきました。
 新三役はつらいこともあるかと思いますが、何よりも部の和を崩さないよう、ちょっとした人間関係にも気を配ってほしいです。

 森香菜子新部長へ
 嫌なこともあると思いますが、何度怒られても、部員のことを思って、あきらめずに部をまとめていってほしいです。


森香菜子新部長

 1年生のころから吹奏楽部に入って活動していますが、初めて吹奏楽部を見たときは、人数が多くてびっくりしました。
 これまでの活動の中で1番印象に残っているのは、今年のマーチングコンテストで金賞を受賞したことです。
 鈴木先生が顧問になってから初めての女部長だそうなので、男の先輩にも負けないくらいに強気で部をまとめ、来年の大会やコンクールでいい成績を残したいと思っています。
そして、橋本先輩よりもすごい部長になりたいです。

 橋本大樹部長へ
 橋本先輩がここまで吹奏楽部をつくりあげてくれたので、部の和を崩さないよう、これからも頑張っていきます。


[ 2004-11-14-19:00 ]
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